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第21話:16日目-16 ざりや 2 

▼登場人物


ナシ(な :異界もん

なりゆき上、魔導師エリラの体に入っている。仲間の能力を増幅する「増幅」の異能を持つ、ちょっとHな絵師もどき。一応唯一の男子


エリラ(え :魔導師 

ピンクのゴージャスヘアのキュートでグラマーな魔法使い。無から物体を作り出す非常識の究み、創造魔法を使える。ナシの飼い主(笑)


ハチ(は :妖精族

黄色のあでやかヘア、スタイル抜群の天然美少女。力持ちの格闘少女。魔精霊の呪いで羽がなかったが、エリラ達の尽力で羽を取り戻す。


ミノ(み :鬼娘  

髪はブロンドのセミショート。かわいいメガネっこで、スタイルもいいプチグラマー。特技は指弾、異能はミニマム。縮小と巨大化の魔法を操る。切れ者


レンダ(れ :獣人 

蒼いロングヘアーのイケイケおねーさん。美人で、自称学者。鼻がきく。大人の落ち着きとお色気が自慢。2刀流。不死(笑)


ルルア(る :ゴーレム

銀髪のセミロング。常に冷静。Hをもって全てを癒す…というコンセプトの元に作られたセクサロイド。転移や治癒などの能力を持つ歩く18禁美少女。


メイ(め :ヒト族

赤銅色の肌に黒髪、均整のとれたプロポーション。常識人で堅いくらいのまじめなひと。...だった。索敵能力を持つ。異能は万能繭。


リム(り :ぬえ

赤髪のショートヘア。歩くぬえの擬人化キャラ。朗らかで機転が利く利発な少女。雷撃、凍結魔法、雲に乗って空を飛ぶ。


キラ(き :魔人

赤+栗色のボリュームたっぷりのロングヘア。スタイル抜群で超スタイリッシュなかっこいい系でか目のおねーさん。幻惑、収束など特殊な魔法の使い手。知性派。


ラウラ(ら :竜人

イエロー系のダブルツインテール。明るくて元気でいたずら好きのやんちゃ娘。グラビティ系の魔法が使え、空も飛ぶ。スレンダーボディが売りでリムの盟友。


マチ(ま :天翼人 

緑の髪のふさふさお下げ。アホ毛持ち。美人でやさしそうだけど、性格的にけっこうあくが強い。臆病だけどケンカ好き。最強凶悪なオーラの持ち主。


テッカ(て :秘書メガネ。アリハラの防衛隊員。

つや消し黒髪のショートヘアー、瞳はブルー。目は細めだが理知的タイプのメガネっこ 着やせしている。

一応魔導師


トロ(と :丸めがね。ピラーサミヤ王国騎士。

髪の毛のボリュームたっぷりのつやつや、でかい三つ編み(ゆるミツ)。目はたれ目系のかわいコちゃんふう、瞳は茶色。いい体をしている(笑)

一応テイマー。場やものの気を読む。



▼大陸・地域名▼


● ボダーゲン大陸

エリラ達が降り立った大陸。ハチの故郷がある。


・アリハラ

北西に位置する防衛交易都市。エリラ達の拠点になる。

防衛隊があり、夜間は人なつこいゾンビ達が徘徊する。

飲み屋も宿屋も食事処も花街もある平和な温泉町


・ピラーサミヤ

通称ピラーサ。一応王都。トロが所属する騎士団がある。

お色気と食い気のにぎやかな町

わりといい王様がいる


・ラギン王国

ハチの出身地(ハチはもともとこの国のお姫さま)

山あいにある妖精族の国。穏やかに賑わっている。

訓練用のビリ竹の産地



● ユガラワコパ大陸

ルルアの故郷がある。魔導大陸ともいわれる


・サラサラ

ルルアが作られた研究所のある砂漠の王国

…と紹介すると、なんかすごそうだが、

実体は悪ふざけと冗談にあふれたような陽気なお国柄



▼特殊用語

ライブラリ…ナシの記憶層。アニメ、ゲーム、マンガ、その他、片寄った人類文明・文化の知識や記憶がごっちゃになっている。仲間からは全部ひとまとめに「おたく知識」「おたくライブラリ」として認識されている。


かぶりつき:敵の怪物

竜の体内で、エリラ達を襲ってくるモンスター。こっちの世界ではかんけーない。

......はずだった。




「ようこそ、竜の娘達」(ざ


  そう言うと、右手に錫杖ならぬ魔法の杖を持ったまま、両手をゆっくりVの字にかかげる。いわゆる、おお神よ…とかいうシーンで使うあのポーズだ

同時に、黒いローブがばさっ…と落ちたらすっげーダサいのだが、ここは心得ているようだ

目深にかぶったフード、正面側のへりから霧のような気体が立ち上り、フチが赤く燃え広がるように消滅していく。そのスピードが遅すぎず、早すぎず、絶妙なペースでその女の頭部を隠していたフードを消していき、今度は首元から四方にゆっくり広がっていく。

燃え上がるでなく、へたなSFの転移シーンのように光の線が広がるわけでもない。ある意味、CGが存在しない世界で、アナログな魔法でいかにミステリアスかつムーディなストリップを演出できるか。その膨大な試行錯誤と研鑽が忍ばれるようなテンポと不揃いなリズムでの衣装の消滅。光の明滅もぴかぴかしすぎることはなく、夜の水平線に見える不知火か、或いは揺れる波の動きに合わせて明滅する夜光虫のような神秘的な光。

これが照明魔法か。天井や壁が光、明るさや色合いも変わる。スポットライト風の効果すら実現しているな。

それが、その女の肉体にまた独特の陰影を与える。その効果たるや一本調子のスポットライトや薄暗いランプやろうそくとはまた別格の、これぞ究極のエロティシズムかと思わせるような、見事な演出だ。

踊り子さん自体もバカみたいにつったっているわけでなく、かといって踊りの技術を誇示するわけでなく、消えていく衣装のスピードにシンクロするようにゆっくり回って見せやがる。


   踊り子さんになっちゃったわね(れ

     いーんじゃない?(き

  きれいねー(は

   ノーパンノーブラにタンクトップとブルマーじゃないの?(め

     ノーパン・ノーブラじゃないんだ(ま

    期待してたんですねー(ら

   だがだいぶきわどい。かえってこちらの方が…(み

      

  あわせて、これも魔法だろうか。いつの間にかあたりには薄いスモークが漂っていた。

   テッカ、煙って何の属性だ?(な

   煙幕系ですから闇のはずですが、これ、あっちであのコがお香炊いてゆっくりあおいでますね(て

    あのくらい認識阻害かけてやればええのに だいなしやん(と

      魚焼く煙よりマシだろ(な

     サンマの踊り子(み

       いやだわそれ(め


 とはいえ、まるで超巨大戦艦か巨大ロボでもかくやというような長文の演出の果てにそこに現れたのは、脚をクロスして胸に片手を添え、頭を下げた半裸の美女だった。…どっかで見たような衣装なんだが… 

   見事な半ケツ(み

     あのウロコビキニ...(れ

  ゆっくりと顔を上げると、にっこり笑顔になってそいつは言った


「あたいだしー♪」



  誰?(め

  さっきのアホじゃない(れ

    あー、恋人泣かしてくるーってゆー(ら

 職質がてら絡んできた、ルルア曰く冒険者上がりの衛士じゃねーか(な

   ほー、詳しく描写した甲斐があったねー ナシくん(え

    ぐーぜんだ(な

  ルルア、気づかなかったの?(り

    ぜんぜん(る

   かなり重症だねー(え

  いや、むしろ…もしかしたらジャミングとかしてたんじゃないかな 気配そのものが違う感じがするよ。トロ、わかった?(き

   あきまへん まるで別人の気や...(と


  銀色に光るウロコで作ったマイクロビキニ、乳首を隠すぎりぎりの衣装。乳輪がでかかったら..ムニャムニャ…バストサイズはたゆん系、アンダーバストから腹部は美しく引き締まり、腰はよくくびれているが細いほどではない。骨盤はしっかりしていてお尻もつんとあがって引き締まり、サイドから背面のシルエットが絵になるバランスだ。

 目は切れ長のたれ目気味、アイラインはさっきより濃く決めて、鼻筋は通り、知性的な口元に赤いルージュをすっと決めている。さっきより厚化粧の印象がないのは、チークを落としているからか。眉毛はやや太め、髪の毛と同じブラウンレッド。左から右に7-3気味にわけた前髪に、額は大きく見せている。髪の毛のボリュームはゆったりふうでゆったりめに後ろに長し、軽く巻き上げた盛り髪がに、ばさばさとワイルドに毛が立っている。首元はすっきり見せて、ショートタイプのキャバ嬢ヘアのようなシルエットだろうか。

アクセは先ほどと変わらずでかいイヤリング、ネックレス3重、ブレスレットにアンクレットもじゃらじゃら。今回はローブをかぶっていたせいか…というより肉体のお披露目が目的のせいだろう。マントはしていない。盾と剣もはずしている。


  受付娘がたたんだシックな色合いの布を持ってくる。


「ん、ありがと」(ざ


  すっとそれを受け取って、首から肩回りになれた仕草で巻き付けて、即席の首巻きマントスタイルになる。時々エリラがやるヤツだ。素材は何だろう。しなやかで、軽やかだが風格が出る。

  


「ぎゅーちゃん、うーちゃんやみーちゃんも呼んでお茶の準備を」(ざ

「もうできていますぅ。運びますか~?」(う

「じゃお願い」(ざ


・・・・・・・・・・・・・・

「さってとー、ではとりあえずはお茶にしましょう。そうそうたる顔ぶれですけれど、今日は何のご用かしら?」(ざ

「あたしはエリラ。魔導師だよ。とりあえずは、初めましてだねー」(え

「かたくるしーのはいいですわ。いきなりこんな人数、名前なんて覚えられるわけないですし。それにしてもトリの方に竜人まで...とりあえず、うちのがたいへんお世話になったみたいで。ご迷惑のお詫びと合わせて、深く御礼申し上げますわ」(ざ


   深々と会釈され、皆もつられるように会釈を返す


「先ほど…竜の娘達って」(れ

「獣人…。たいした技術ですこと。それは、ご自分で?」(ざ

「ええ」(れ

「…珍しいものもつけておられまね。そんなもの、一体どこで…って、決まっていますわね。本当に、驚きの連続ですわ。それにしても全員、竜に再生して貰って、解き放たれた 信じがたいことですが、そうですわよね?」(ざ

「ありていにいえばな。推測だけで読んだか」(な

「まあ! 異界モン そお…あなたがカギですわね。…その体...相方が創造持ちですか?」(ざ

「なんでもおみとーしだねー。できるとは思わなかったんだけど」(え

「あら、同時に! 一介の魔導師、天賦の才、それでも、人の体を作ることはできません。それがなしえたということは...その異界モン、増幅持ちでいらっしゃるんですね////」(ざ

「赤くなるようなことか?」(な

「興奮いたしまして それに、人の手によってそれほどの肉感とスタイル……つね、お味はどうでした?」(ざ

「おあずけです。その異界モンは、その魔導師が完全に囲っていて、手を出すスキがありません」(る

「……本気ではないのですね。いえ、あなたにその慎みを強いるだけの絆……というべきなのでしょう。エリラ、ナシ、今夜は私といかがですか?」(ざ


  全員の目がぎらっと光り、空気がものすごい殺気を帯びる。


「まあまあまあ...! これは驚きましたわ。空間がゆがんでしまいましたわね。たなびいていたスモークが一瞬で消し飛んでしまいました。ほんとうに……よい仲間、愛されているのですね。では質問を変えましょう。こたびは、何の用でお越し頂いたのですか?」(ざ

「察しはついていると思うがその前に……ルルアを伝説のナンバーって言ったのは、シャレか? それとも、そんなに古い機体なのか?(な

  

「あー、さっきのかい? マジだよ。たつたつね……あんたらの言うルルアが竜に食われたのは3年前のこと。だが、ルルアクラスのゴーレムは、その子が最後なのさ」(ざ

  いきなり、片ひざを立てて話し方が変わった。えっと...見えてます


「どっちがあんたの地だ?」(な

「さあ、どっちか知ーらない。あんた達に合わせてみただけだしー。これと...........こちらのわたくし、どちらがよろしいかしら?」(ざ

「なんかナシくん達と違って面白くないー」(は      

「同じ人格だな まとう気を変えるのは見事だが」(み

「ただの使い分けね。マチみたいなもんだわ」(れ

「マチの方が闇が深いよー」(り

「演技の切り替えという意味では芸達者だと思いますー。気配も変えていますしー」(ら

「器用なのね。演劇でもやってるのかしら」(め

「魔族かと思ったけど、買いかぶりだったかー」(き

  一刀両断ですね(て

   このメンツと、エリラさんとナシのアレは異常(と

「見事にだまされました。ですが新たなセンサーを希望するには、ニーズがほとんどないですね」(る

「ルルア弱ってるだけだもん」(り

「今の衣装には『わたくし』の方がしっくりするが、そのスタイルで『あたいー』つうのもなかなかにギャップがいい」(な

 「いきなりブラを引きちぎりそうな勢いを感じます」(る

 「だよな」(な

「そこの色ボケコンビ、だまってな」(き


_____________

つづく(み

ミノー、てぬきー!(り





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