プロローグ
注意-
1・艦魂…といってもあまり活躍しない(兵器の性能が上がる程度)
2・本作は特に序盤、「紺碧の艦隊」に影響されている
3・草加徹中将は架空の人物です
4・作者は決して反米主義者ではありません
5・実は陸軍好きな作者な為、間違いまくってると
思いますので発見された方はご指摘してくださると
今後書くのに参考になるので嬉しいです。
6.イギリスが日本に寝返るなどのとんでも展開アリ
7.執筆速度はハ号に異世界に劣ります
8.戦争賛美だ!と批判されに来たお方
9.海軍ものなのに陸軍しか出ない回があるかも
以上の事が許されない方は
あまり観覧をオススメできません
追記・ヤバい部分を削除
2009年-
ガシャーン!
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なんということだろうか
ミリタリー馬鹿であり主役である草加徹は
航空自衛隊の航空祭の帰り、車を運転していたら
事故って死んでしまった、しかも今回が彼女との初デートであった
享年…21
彼は、1人息子であった
それだけに親は大変悲しんだ
彼女は幸いにも重傷を負っただけで住んだが彼氏の死を大いに悲しんだ
彼は二度と目を覚ますことのない屍と化した…筈だった…
「…」
「草加少尉候補生!お目覚めでありますか!?」
少尉候補生?
まず、状況の整理から行うべきだ
まず徹は、たなる民間人であり
軍人ではない、そして、現行憲法では
軍隊をもてないので少尉という階級はない
さらに、もし自分が生きているなら
こんな部屋にいるはずがない
「ここは?」
徹は場所を訊いてみた
「ここは旗艦、三笠の艦上であります」
「草加殿は負傷されたのでご存知ではないでしょう…
我が連合艦隊はロシアバルチック艦隊に圧倒的勝利をしました!」
「三笠…連合艦隊…バルチック…」
ミリタリーにやたらと詳しい徹にはすぐにわかった
わかりたくもない、実際そんな現象があったらいろいろとおかしい
だが…この状況を見るかぎり、そうなったに違いない
自分は、明治三八年五月二八日、日露戦争の決戦とも
言える日本海海戦終了後にきてしまった
…というよりも、転生したと言ったほうが正しいかもしれない
(俺の今の年齢は21…すると開戦時57…いい歳だな)
(うまく行けば将官だろう)
(ん?…もしや俺は山本五十六と同い年ぐらいか?)
そういえば、日露戦争には少尉候補生として山本五十六が参戦
日進艦上にて負傷した…
(似ている…)
その後、徹は海軍軍人として生きた
1938年、この時私は海軍中将だった、歳もとった
米内光政、山本五十六、井上成美などの海軍軍人とも面識があった
すでに日中戦争が始まっている、あと一年で第二次世界大戦が
そして3年後には太平洋戦争が始まる
1939年-
「やあ、草加中将、久しぶりですな」
山本五十六が草加中将を訪れた
「そちらこそ、連合艦隊司令長官兼第一艦隊司令長官就任、おめでとうございます」
「いやいや、ほめられるほどでもありません」
「それより、いよいよ第二次世界大戦が始まってしまいましたな」
久々に会った二人、だが、この時すでに
ナチス・ドイツがポーランドへ侵攻
イギリス・フランス軍が宣戦布告
第二次世界大戦が始まっていた
「タイムリミットは残り2年ですな」
「ええ」
山本は、草加にいろいろと話を聞いた
最初は胡散臭いと思っていた
だが彼の言ったことはすでにおこっていた
それも、草加の言ったことはすべてであった
この事は、山本を通して同志へ伝えられていた
なんとしてでも戦争を回避すべくこっそりと、工作を行ってた
さらに、後世とも言えるこの世界には変わったものも存在していた
主に艦艇などに宿る魂
言わば艦魂というものだ
それぞれの兵器によって性格が違う
大艦巨砲主義者もいれば、これからの戦いは航空機が大きな鍵を握る、と主張するものなど
「その前に、ドイツとの同盟を避けなければ
あの独裁者と手を結んだら世界中を敵に回す事になる」
だが、草加、山本らの願いかなわず
1940年日独伊三国軍事同盟が結ばれさらに東條内閣も発足しようとしていた
だが、そんな時、すべてを知った山本ら、すべてを知っている草加は工作を働き
総理はまた、草加からすべてを知らされた米内となった
海軍の首相など陸軍は納得いかない、反乱を起こそうとするも
すべてを知らされ、陸相となった東條は今後を恐れ、反乱を止めさせた
ここより、ちょっと歴史がかわった
開戦反対派も草加が起こった事の実態を説明
この時、数多くの出来事を当てた草加を信用しないものはほとんどいなかった
日本に勝ち目がないのは誰もがわかっていた、しかし、草加の目指すものは勝利ではなく
本土大空襲、原爆投下など、悲惨な負け方ではなくすこしでもマシな負け方を目指した
これより、転生者、草加徹中将と彼から知らされた歴史を知ったその他陸海軍の仲間による
新たな決戦が始まろうとしていた
次回予告-
「やあ!本日登場してないけど私は
戦艦日向だよ!」
「そもそも日向が活躍するか微妙で…」
「ひどいわ!だいたい陸軍、特にドイツ陸軍好きなの になんで海軍ものの小説書くのよ?」
「たまには海軍もいいかと思って」
「日本のような国家は陸軍よりも海軍のほうが重視される
それは地理的にもあたりまえの事でしょうね」
「ふ〜ん、まあいいわ、とりあえず日本海軍が
主役ってだけで安心したわ私」
「日本陸軍も活躍しますが?^^」
「え?ダメよ、戦車弱いし思想古いし」
「日向…日本陸軍をナメるなよ…」
そんなわけで次回は 日本軍主要装備
どうか、ご期待ください