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プロローグ

新作思いつきました

歴代の放ったままの作品も落ち着いたら書きます

 【ある人物の原稿の一部】

 賑やかな街からほんの少し外れた森の中に小さな喫茶店があった。その喫茶店の名前は『はざま』という。この店はカウンター席のみで、マスターの男性がたった一人で切り盛りをしている。店内は西洋の家具もあれば、怪しい民族のお面や屏風など統一感のないもので溢れかえっていた。店内の雰囲気を不気味に思い、入らない客が多いと作者は考えていたが、どうやらそうではないようだ。原因として考えられるのは二つある。一つ目はコーヒーの美味しさだ。自家製のコーヒーはかなり人気のようで、多くのリピーターがいるとマスターは言っていた。個人的にはサンドウィッチもなかなかに旨かった。しかしカウンター席のみで少々狭いのではないかという私の問いに、マスターは苦笑いを浮かべながら「このくらいで丁度良いのですよ」と言われてしまった。もう一つの秘密はそのマスターにある。マスターこと平原崇境(25)は大変美しい顔立ちをしている。作者は男だが、見ほれるほどの美人であると書いておこう。なお写真を撮るのはNGと本人に言われてしまい、今回は掲載できないことを本当に勿体無いと作者は感じるほどだ。真っ黒の髪と瞳、瞬きをすれば長い睫毛が強調される。スタイルも良く声も適度な低さで耳が心地よいとはこのことであろう。常連の七割が女性であるのは恐らく彼を見に来ている客が多いのではないだろうか。

 さてこの雑誌を読んでいる読者はこのように思っているだろう。「どうしてこの作者は先ほどから喫茶店の話をしているのだ。この雑誌には不釣り合いだろう」と。今回皆さんに提供する内容はこの喫茶店に大きく関係してくる。先月号でこの雑誌の会社が入っている建物内に幽霊がいるという内容を書いたことを覚えているだろうか。その解決をする為にと、とある私の友人から教えてもらった筋がある。その紹介先とは…なんと喫茶店のマスターである平原崇境氏だったのだ!そこで作者は奇妙な出来事を体験した。それを紹介しようと思う。

 まず、(ここで文章は途切れている)

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