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放課後物語

作者: ハルヒ二号


「入学おめでとうございますこれからあなた達は……」


私は佐藤凛!今絶賛居眠り中のお馬鹿さんです!!

そう!今日から私は高校生!めんどくさかった中学生の生活も終わりを告げて今日から晴れて高校生!!!!!

はぁー!!高校生!って響きが感激です。

で、す、が。あんまり気分が晴れてません……。なぜかと言うと……。


30分前~


ふふーん♪今日からどんなクラスメートに会えるんだろ!

かっくいい男の子は居るのかな?あ、髪型変じゃないかな??

と、こんなことを考えながら朝登校して学校についたわけですが……。

ガラガラ~……。

「あ、君の席はそこね」


「はい!」


担任の先生から

自分の席が発表されました……。

と、隣の席を見てみると、茶髪を隠そうともせずピアスガンガンに開けて、学校指定のブレザーを着崩してる。

そんな、theギャル男?ヤンキー?が隣の席にいました……。

ひぃぃぃぃ怖い。私はボケっとそのヤンキー君を見つめてしまいました。そうするとヤンキー君と目が合っちゃったのです!!!


「どーも隣の席?俺の名前は須合拓ってんだけどこれからよろしくね隣人さん?」


あー怖い怖い、なんであんな人が私の隣の席なのはぁ……。ついてない。

と、そんなことを考えてたわけです。そうすると。


「おーい?聞こえてる?おーい?ねぇ無視?」


は!ヤンキーさんから話しかけられてたみたいです。こ、こわい。

なんであんな目つき悪いの!?と、とりあえず私も何か言わないと。


「よ、宜しく御願い着ます!」


そういうと私はダッシュでイスを引き鞄を横に掛け、本を取り出しダッシュで読み始めました。

そうこうしてるうちに担任が入学式があるっていうので体育館に行き今に至ると。


とりあえず現実逃避のお眠りnowです……。チーン。

現実逃避をしていたら入学式は終わりみたいです。最後に生徒代表の挨拶があるようです。この生徒代表挨拶は入試模試最高点数の成績優秀者が挨拶をするっていうのがこの学校の伝統らしいです。

私には関係の無いことですね。えぇ成績最低でなんとか入った私なんかは……。と、そんな事考えてたら前に人が出てきました。そしたらなんと!!私の隣にいたヤンキー君こと須合拓君?だったかな?

が前に出て挨拶してるじゃありませんか……。なんとヤンキー君は頭が良かったのです……。なんか嫌ですねえぇ。


「僕達はこの良き日に………。」


うわ!真面目にすっごく滑舌よく話してるよ。てか、よく見たらか、か、かっくいいです……。

てゆーか、私の高校生生活明日からはどうなるんでしょうか。


翌日~


私電車で登校してるんですがな、なんと痴漢にあってしまいました。

私は声が出せずにずっと我慢してましたでもそんな時。


「おい、おじさん痴漢って犯罪ってしってた?」


そう言っておじさんの手が離れてました。


「ち、痴漢だと!?わ、わ、私が痴漢したって言うのか!し、失礼なぁぁぁ」


と言って電車を、降りてしまいました。私は直ぐにお礼を言おうとその人を見たらなんと……。


「あ、お前隣人の子じゃん。こんな朝っぱらから脂ぎったジジィに痴漢されて大変だったな。尻さわられた以外になんもなって無いのか?」


ってヤンキー君じゃないですかぁぁぁぁ。

結構優しいところもあるんだな……。あ、お礼言わないと。


「そ、その、ありがとう!!今度何かお礼するね??」


「お!ほんとか!?やった!!」


「あ、うんお弁当とかでいいかな?」


「弁当!?やった!俺かーさんいないから弁当無くて困ってたんだよな!ありがとー!」


「確かお前の名前凛?って言ったよな!今度から凛って呼ぶわ!」


「え、あ、うん。べ、別にいいけど」


「あぁ!今度からよろしくな!凛!」


う、うわ凛って呼ばれちゃったよよ、呼び捨て……。なんか嫌な気がしないななんでだろう?ま、いっか。


後日~


「はいこれお弁当」


「うっひょーーー!美味そう!!!いただきます!」


「モグモグ…うめーーーーーーー!!なんだこの卵焼きめっちゃ旨いな!」


「そ、そんながっついたら喉詰まるよ?」


「ごめんな!凛が作った弁当だからよ!つい嬉しくて!」


え!こいついま嬉しいって言ったの?てか、私が作ったお弁当だから嬉しいって言ったの?


「そ、そう?お世辞でも嬉しいな」


「お世辞とかじゃないぜ?ほんとに凛だから嬉しい」


こ、こいつなによ私のことが好きみたいに。思わせぶりな態度とっちゃって。


「はぁ~何いってんの?まるで私のことが好きみたいに言っちゃって」


「あぁ、俺は凛のこと友達としても女としても好きだぜ?」


……は?今こいつ私のことが好きって言ったの?


「え、今私のことが好きって言ったの?」


「あぁ、俺は凛を一目見た時から好きだだからその俺と付き合ってくんないか?」


わ、私もこいつのこといつの間にか好きになってたな……。


「え、そ、そのお願いします」


「り、凛……。」


私は拓君の事を見つめて拓くんも私のことを見つめた……。



その後はご想像におまかせします。





ものすごく急展開ですよねすみません(笑)

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