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序幕 悪魔さん襲来

地獄、と呼ばれる世界で俺達が生きてきたと知るのは、もう少し先になる。


実際にはそのような概念が存在しているということはあちら側にとっては大して珍しいわけでもなく、大昔からそうであったらしい。


ただこちらの世界では実際にその事実に直面したという記録はほとんどないに等しく、仮に誰かが「俺は別の世界の住人と出会ったのだ!」と声を大にして騒いだところで一笑にふされて終わるだけだろう。


まぁ大昔から稀に起こる不可解な失踪事件の数々に、ソレが関係していると考える夢見がちな奴らもいるにはいたが、消えてししまった奴らに直接話しを聞くことなどできはしない。異世界へと旅立ったかもしれないやつらが、どんな冒険譚の末に想像もできないような結末を迎えたかということは、頭のトチ狂った奴らにしか語れない類の話だろう。


要するに「地獄」だの「天界」だの、そういった確立した概念はここには存在していなかったのだ。


だから、改めてそういった概念に関する話しを聞くときには驚かされる。


よくもまぁ想像力豊かにそんな事を夢中になって考えたものだと。


いや、想像ではないのかもしれない。


先程も言ったとおり、昔からちょくちょくと俺がいた世界からは失踪事件が起こっていた。


もしかしたらそいつらは俺と同じようにしてこの世界に流れ着き、様々な混乱を引き起こしたのかもしれないのだ。


そう言った事実を元にして作り上げられた考えなのだとしたら、まぁ確かに納得はできる。


ただまぁ、もしもそれが事実なのだとしたら俺にとっては絶望的な状況だ。


どんな理屈なのかは知らないが、こっちから俺の世界にそういったものが降臨したという記録は、さっきも言ったとおり目にしたことがないのだ。


つまり、帰れた奴がいないということになる。


・・・。


それはまずいだろう。


エリスの奴が悲しむ姿が目に浮かぶ。


長い爪、頭から生えた巻角、禍々しく、美しい翼と金色に輝く長い髪。


きっと今頃あいつは泣きはらしているに違いない。


エリスとは将来を誓い合った仲なのだ。


そもそもが脆弱な体格であるために、他の種族から軽んじられる俺たち一族にあって、エリスと俺は希望の象徴であった。


高い知能を持ち、それまで一族の誰もが扱うことを断念した魔法を駆使し、策をもってして一族を窮地からなんども救った俺とエリスの二人はまさに英雄として恥じないものであったはずだ。


自分たちの住む集落の周辺の危険を一掃し、その周りに何重ものトラップを張って防衛網を築き、いよいよ安全を確保できたことは間違いないと確信できた時の皆の喜んだ顔は今も忘れられない思い出だ。


あの夜のエリスは筆舌に尽くしがたい美しさだった。


真っ白なエリスの頬は赤く染まり、恥じらう素振りはこの世の何よりも愛情を掻き立てられた。


その時俺たちは、は、はじめて、く、くちづけを・・・


・・・く、口づけをしようとしたのだ。


・・・しようとしたのだ?


・・・。


目を閉じ、僅かに体を震わせながら間近に迫ったエリスの顔が思い出される。


自分の顔が熱くなるのを感じていた。


エリスの肩を引き寄せ、震える彼女の体をきつく抱きしめた。


始めはもじもじと身をよじっていたエリスだったが、やがて僅かな抵抗をやめ、こちらに身を委ねるようになった。


「あなたとずっと生きていきたい」


目線も合わせられないほどに恥らいながら、エリスがそう呟いた時の喜びは今まで生きてきた中で最高のものだった。


エリスの笑顔のためならば死ねる、と心から思った。


だから・・・


だから、今まさにエリスの唇にふれ、愛を確かなものにしようとした瞬間に自分の視界が真っ白に染まり、今まで抱きしめていたはずのエリスのぬくもりが一瞬で掻き消えた時、俺は咄嗟に唇を突き出し、間抜けな面をしたまま呆然とすることしかできなかったのだった。


先程まで自分がいたはずのエリスの薄暗い部屋とは全く違う様子の、なんだか異様に質素な見たこともない形の椅子と机が多数並べられ、ちんちくりんな、いかにも弱そうな生き物が目が飛び出すんじゃないかと思うくらい大きく見開いてこちらを凝視する空間が現れた時に、だ。


「・・・」


「・・・」


「き・・・」


「・・・」


「きゃぁぁぁああああああああああああああああ!!」


と耳をつんざく程の悲鳴が響き渡った。


「ぎゃあああああああああああああああああああああ」


と俺もそれに驚き、無様に悲鳴をあげる。


驚いてその場にひっくり返る。


先に悲鳴を上げたちんちくりんはズザザザザザザ!!とものすごい勢いの背面走法で壁際まで後退した。


「なななななななな、なんか・・・なんか本当にでたああああああ!」


混乱しているのか、ちんちくりんが俺の知らない言語で喚いている。


状況がまったく理解できなかった。


こいつはなんだ?いや、そもそもここはどこだ?


エリスはどこに消えたんだ?


いや、そもそもエリスが消えたのか?


俺が消えたのか?


「お、おい、お前・・・」


混乱する頭で、なんとか状況を理解しようとちんちくりんに声をかける。


「な、なななな、なんか喋ったああああああああ!!」


またちんちくりんが叫ぶ。


「うるせえ!落ち着け!」


と耳を押さえながらそいつに声をかけるが「ぎゃぁぁぁああああ!殺されるぅうううう!」

と相変わらずこちらが理解できない言語で叫びつづけている。


お、おお、おちつけ!


落ち着け!と今度は自分自身に言い聞かせる。


念波を言葉に込めてしゃべらないと駄目だ。どうもこのちんちくりんはこちらが全く理解できない言語を操っている。


「お母さん優しいあなたが大好きでした!お爺ちゃんのお豆腐大好きでした!お父さんは、えーと、大好きでした!葵は迷惑ばかりかけてごめんなさい大好きでした!美月ちゃん会に入ってくれてありがとう大好きでした!みなさん先立つ不幸をお許し下さい。どうやら私はここまでのようです!」


ガクガクと顔を青ざめながらちんちくりんは呪文のような言葉を発する。


様々な種族と様々な環境で交渉することの多かった自分にとって、まだ正確に理解のできない言語が存在していたことは驚きだったが、慌ててはいけない。


どうもこの周囲の環境からみて、相当知性の高い生き物であるらしい。


こちらが念波をのせれば、相手も同様に念波をのせて喋ることくらいの術は持っているだろう。


「お、落ち着いてくれ!」


「ぎゃあああああああああああ!日本語喋ったあああああああ!」


と相手は相変わらず大混乱である。


「頼む!落ち着いてくれ!俺も混乱しているんだ!お前は誰だ!?ここはどこだ!?エリスってやつを知らないか!?今までここにいたのに消えちまったんだ!」


落ち着けと相手にいう割にはその時の俺は全く落ち着いていなかったのだろう。いくつもの質問を混乱する相手にまとめて叩きつける。


ズンズンと相手に近寄り、距離をつめると、いささか刺激が強すぎたらしい。


「・・・ふあ」


と言って相手が気を失って崩れ落ちる。


「お、おい!勘弁してくれ!」


頭をうちそうになったちんちくりんを慌てて抱える。


完全に意識を失ったようだった。


「どうなってんだよこれ・・・」


泣きたい気分だった。


さっきまで幸せの絶頂にいたはずなのに、今はまったく知らない空間に放り出されて途方にくれているのがにわかには信じられなかった。


「エリス、どこにいったんだよ・・・」


部屋に響いた声は、反響してやがて消え、それに答えてくれるものは今はどこにも存在していなかった。








逢坂柊ひいらぎはどこにでもいるような、普通の高校2年生であった。

普通、というには若干語弊があるかもしれない。

長い黒髪をポニーテールにし、一見すると可憐な少女に見えないこともなかったが、彼女にはあまり世間一般には理解されない趣味があったのだ。

オカルト愛好会。

柊が立ち上げた愛好会だった。

会員は3名。

目下の目標は残り2名の会員を確保し、オカルト部へと愛好会を昇格させることである。

柊は小さい頃に見たアニメに多大な影響を受けていた。

黙っていればそこそこ人気が出そうな見た目をしていたが、本人には全く自覚も興味もなく、堂々とその趣味を公言してはばからない。

ちなみに携帯のストラップはドクロとレプリカのミニ水晶である。

なんでもパワーストーンから削り出した高級品らしい。

彼女の親友であり、なし崩し的にオカルト同好会に入会させられた山上葵は「柊ちゃん・・・騙されてるよ・・・」と、ストラップを愛おしげに見つめる柊に、なんだか憐れむような視線を送っていたが、柊にとっては気にするような出来事ではない。

そんな彼女は周りから「変な奴」という最もなレッテルを貼られ、あだ名は「黒魔女」であった。

普通だったらいじめでもされているのかと心配されるようなあだ名であったが、当の本人はむしろこのあだ名を歓迎している様子である。

「黒魔女っていうなら、魔術の勉強もしなくちゃね!魔王とか、降臨させてみようよ!」

と元気に言い放つ柊に葵は呆れたように

「世界征服でもするの?」

と聞いたが、特に目的はないらしい。

「いや、会ってみたいじゃない?」

そう言って笑う柊をみて、葵はやれやれと深いため息をついていた。


橘美月。同好会の残る一名である彼女は柊と葵よりも学年が一つ下である。

つい先日入学したばかりの彼女であったが、柊と意気投合(?)して栄えある同好会の新会員として活動を共にすることになった。

「柊先輩はすごいですー」と花のように笑う彼女を見て、葵はハラハラと「本当に良いの?嫌なら入らなくて良いんだよ?もっと青春を謳歌しなくちゃだめだよ?」と何やら心配しているようだったが、当の本人は「はいー楽しみですー」となんだか嬉しそうであった。

美月は苦学生である。というか苦学生として学校生活を送る予定である。

祖父と母の豆腐屋が順調な環境で育った柊や、裕福な家庭をもつ葵と比べて彼女の環境は恵まれているとは言い難い。

生まれる前に美月の父親は他界し、母親が女手一つで育てて来たらしい。

東京と違って片田舎にある柊たちの暮らす街は、シングルマザーに対する補償が充実しているとは言えないらしく、なかなかの苦労人であるようだった。

美月自身も高校生になってやっとバイトができるようになったことを喜んでいた。

オカルト好きとお嬢様と苦学生。

そんな凸凹トリオのオカルト研究が始まってから、早いものでもう一ヶ月になる。

元々真面目で几帳面な正確をしている葵は、やるからには、と色々と精力的に資料集めを行ってくれていたし、気が早いと言えなくもなかったが秋の文化祭に向けての計画も立ててくれていた。

ここ数日は彼女の口から柊でも知らなかったような単語がしばしば出てくる有様である。

本人は嫌がっていたが、魔王を呼び出して世界征服をした際には宰相の地位を約束してあげた柊であった。

一方の美月はバイトで忙しいらしく、二日に一回程度の割合で会室に顔を出す。

会室、といっても正式な部でもない彼女たちに部活動専用の、椅子やロッカーなど設備の整った部屋が与えられていたわけではない。

放課後の英会話用の特別教室を間借りさせてもらっているだけである。

活動に伴って増えていく怪しげな書物や道具に英語の先生はなにやら困った顔をしていたが、今のところは許してくれているらしい。

部屋ごと改造しようとする柊を必死に食い止める優等生の葵の存在が大きいのだろう。

そんな彼女たちの会室に美月が顔を出すと柊は大いに喜び、黒いマントを羽織って二人で魔法陣を囲んで色々な儀式に興じて遊んでいた。

ちなみに葵は去年一年間、断固として拒否し、柊の儀式に付き合ってあげたことはない。

中学生の時に気まぐれで付き合ってあげていたところに、当時ほのかな恋ごころを寄せていたクラスの男子がやってきて驚愕されてから、葵は柊の保護者として行動こそすれども、一緒になって儀式の真似事をしてあげることは一切なくなってしまった。

涙目になって落ち込んでいた葵に「じゃぁ恋のおまじないをしよう!」と元気ハツラツな様子で柊が言ったが「もー!いい加減にしてよ!」と言って葵は相手にしてやらなかった。


そんな騒がしくも平穏な日々を三人が送っていたある日のことである。


「えー、葵ちゃんも美月ちゃんもこられないのー?」

柊はおおいに不満そうな顔をして唇を尖らせていた。

「仕方ないでしょ。私は今日習い事があるし、美月ちゃんだってバイトのシフトが急に変わったって言うんだもの」

葵が柊をたしなめる。

「えー、えー、一人じゃつまんないよ~」

ぶーぶーと文句をいう柊をみて葵が溜息をつく。葵だって、一人にすると何をしでかすかわからない柊を放っておきたくはなかった。

先日「葵さん・・・あの教室、だいぶ物が増えたわね・・・」と言外に注意勧告をしてきた英会話の先生の困ったような表情が目に浮かぶ。

「とにかく、今日は諦めてよ。明日は私も美月ちゃんも行ってあげられるんだから。柊ちゃんも今日は大人しく帰ったら?」

そう言うとようやく諦めたのか柊はつまらなそうに机に上半身を突っ伏した。

「ちぇー、わかったよ。今日は一人で活動するから明日は頼むよ~?」

一人であの怪しげな儀式をして遊ぶつもりなのだろうか・・・。

葵ははらはらする気持ちを抑えられなかったが仕方がない。もう学校を出ないと習い事に間に合わない時間だった。

「とにかく、会室に変なことしちゃだめだよ?物を増やしたりする時には私に相談するっていう約束は守ってね」

「はーい!」

元気に手を上げて返事をする柊を見て葵が溜息をつく。

「じゃぁ私いくから。柊ちゃんも下校時刻守って帰ること。いいわね?」

柊が心配でなかなか部屋を出られない葵に瞳がヒラヒラと手を振る。

「だーいじょうぶだよー」

葵は心配そうな顔をしていたが諦めたらしく、最後まで「約束まもりなさいよー」と言いながら扉をしめてパタパタと走って帰っていった。

しーん、と、急に教室が静かになる。

しばしぼーっと机に突っ伏していた瞳であったが、やおら立ち上がると自身も教室のドアをあけて移動をはじめる。

向かう先はオカルト愛好会の会室である。

無造作にまとめたポニーテールを揺らしながら、鼻歌まじりに廊下を歩く。

廊下には学生はほとんどいない。

どちらかというと運動系の部活がさかんな瞳たちの高校では、放課後に校舎内で活動する学生があまりいないのだ。

少し日が傾いたオレンジ色に染まる廊下は静かで、なんとなくオカルト的に良い雰囲気である。

柊はそう思うと少し上機嫌になった。

今日はあれをやろう。

葵が調べてきた儀式で、なんでも地獄からの使者を呼び寄せるらしい。

すくないお小遣いを貯めて買い揃えた道具を代用しながらやれば、どうにか今の柊にも行えそうな儀式である。

なんでも本来は生贄を使って行う儀式らしいが、そこはそれ、いつも通り人形のけろちゃんに犠牲になっていただけば良い。

会室についた柊はさっそく儀式の準備に取り掛かった。

ブルーシートに魔法陣を書き込んだ柊特製の「魔法シート」を床にしいて、その上にドクロのレプリカやりんごの食品サンプルやらなにやらを並べていく。

葵の研究レポートは丁寧で、図も書き込まれているので分かりやすい。

指定された通りにものを配置すると柊は満足げに頷き、最後に黒マントを羽織って黒く染めた麦わら帽子を改良した「魔女帽子」をかぶると、哀れなけろちゃんを魔法陣の中央に添えて儀式をはじめる。

うんたらかんたら、とレポートに書き込まれていた訳のわからない呪文を唱えながら呼び寄せたい地獄の使者を頭に思い浮かべる。


カッコイイ方が良いかな?折角だしね。頭には角が生えてる方がいいよね、カッコイイし。翼は・・・やっぱり黒?白の方がいいけどなぁ・・・堕天使っぽくて。・・・髪の色は黒でしょ。じゃぁやっぱり翼は白にしよう、バランス良いからね。尻尾は・・・うーん、まぁなくても良いか、座るの大変そうだから。体格は人間っぽいほうが良いなぁ。せっかく呼んでも、あんまり人外だと意志の疎通ができなさそう。呼んだ瞬間に殺されちゃったらなんのために呼んだんだかわからなくなるもんね。別に世界を滅亡させたいわけじゃないし。そうだ、魔法は使えた方が強そう。使えるようにしよう。それで、性格は優しいかんじで。


「よーし、じゃぁそんな感じで」


というと柊は脇に置いてあったマジック用の短剣のレプリカを手に取る。


刃のへっこむ、あれだ。


「けろちゃん・・・、今日も犠牲になっておくれ・・・」


けろちゃんに憐れんだような視線を送る柊。


「君の犠牲で、世界は救われるのだ!」


短剣を振りかぶる。


「けろちゃん!ご覚悟!」


まっすぐに、短剣を哀れなけろちゃんに振り下ろす。


「南無三!」







シュバァァァアアアアアアアアアアアアアッ!









けろちゃんが






爆発した。






「・・・」





いや、爆発というか、憐れレプリカの短剣に貫かれた(?)けろちゃんが強烈な閃光を放った。



と思った次の瞬間、ソレはなにやら唇を突き出し、頬を赤く染め、目を閉じて、なにかにブチューっとしようとしている間抜けな顔で瞳の前に現れた。




何かを抱きしめるかのように腕を交差した状態で、だ。




「・・・」




「・・・」




カッ!




それが目を見開く。



柊と目が合った。




まぁ、柊は状況を正しく理解できるような状態ではなかったが。



先ほど自分がイメージしたままのソレが目の前に現れたということはわかった。



ということは



悪魔なのかもしれない。



「・・・」



混乱とか、そういう次元ではない。




思考が完全に停止していた。




しかしまぁ、その時の柊の心情をあえて言語化するのなら




あぁ、こりゃあ、私死ぬわ




で、あった。



「き」




思考に反して体は動くときもある、逆もまた然りであるが。




つまり、その時、柊の体は全身で命の危機を感じていたのだろう。




「きゃぁあああああああああああああああああああああ!!」




柊にしては珍しく、女の子らしい可愛い悲鳴であった。





兎にも角にも




こうして柊と悪魔の物語は、その第1幕を上げたのである。








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