5話 大収穫
休憩時間にアプリを開いてみてもベルフェが寝ているだけでまだ遠征隊は帰って来ていない。少し心配になって、仕事中に何度もアプリを開いてしまった。
家に帰って晩御飯を食べた後、アプリを開くと遠征隊が帰って来ていた。
ゴブリン200体、ボブゴブリン5体、ヒューマン5人
それがダンジョンに吸収されていた内訳だった。
今回の獲得ポイントはゴブリン200体で2000ポイント。ゴブリンの吸収レートは10ポイントだ。
えっ?これでベルフェに買ったソファーと同じポイントだと?
ホブゴブリンはEランクモンスターだ。Eランクモンスターは召喚するのに1万ポイントもかかる。
今回5体持って帰って来てくれたので、吸収レートは1体1000ポイントで5000ポイント。
ヒューマンは1人1000ポイントのレートで吸収されていた。つまり5000ポイント。
合計12000ポイント。
今日のデイリーポイント、維持費を引いて残のポイントがこれで12950ポイントとなった。
「美味すぎる!!エリートリビングアーマーさん優秀です!!」
だが、遠征隊も無傷というわけにはいかなかったようでゴブリンは全滅。スケルトンも5体死んだ。
そして、気になることが一つ。
ヒューマン?
—偉い!無事でよかった!!大勝利だったみたいだね?—
「ゴブリンの集落を滅ぼして参りました。しかし、ホブゴブリン達の抵抗も激しくこちらも手傷を負ってしまいました。お預かりした兵達を失ってしまい申し訳ありません。」
—いやいや、エリートリビングアーマーさん達が生きてくれてればいいよ!それに収支はすごくプラスだし!—
「有難きお言葉。そして、ゴブリン達が溜め込んでいた財宝や装備も接収して参りましたのでお納めください。」
エリートリビングアーマーはそう言ってスケルトン達に接収した財宝と装備を持って来させた。
ロングソード3本と木の盾3個。大量の硬貨。
これ、外にモンスターだけじゃなく人いるよね?
—ねぇ、ちなみにこのヒューマンの死体ってどういうこと?—
「はっ、ゴブリンどもが飼っていたニンゲンがいたようで、我らが襲撃した際にはすでに死んで数日経っているようでした。ポイントの足しになると思い死体を持ち帰りました。」
—なるほどねぇ、ねぇ、もし人間を見つけたら殺さないで連れて来てよ。—
「了解致しました。」
これって定番の冒険者が居たりとかするのかな?
もしかして、見つかったら攻略されちゃう?
そろそろダンジョンを拡張するか。
俺はメニューを開いてダンジョン拡張を選ぶ。
ダンジョン拡張で部屋を増やそうと思う。
階層を増やすには10万ポイントいるらしいからまだ無理だが、部屋は1000ポイントで作れるみたいだ。俺は通路を含めて12000ポイントで5部屋作り、さらに通路を伸ばしダンジョンを複雑にした。さらに、槍の罠や落とし穴を設置した。
一気にポイントが減って950ポイントに戻った。
だが、これでこないだのようなゴブリン10体でハラハラすることはないだろう。
さらに、この950ポイントで失った戦力を補う。
スケルトンを5体購入してボロボロの剣を2本買う。
ロングソードと木の盾が3個ずつあるから生き残った強いスケルトンにそれらを装備させてボロボロの剣は新しく購入したスケルトンに装備させた。
残りはポイントは350ポイント。
これで、遠征隊は
遠征隊
エリートリビングアーマー
ワイバーン
インプ×1
スケルトン×5体
防衛
ベルフェゴール
スケルトン×2
ゴブリン×1
残ポイント350
よし、これでとりあえず立て直しただろう。
さて、これからは地盤を固めようと思う。
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