24話目 チームデスマッチ勝利
「スイ危ない!!ホーリーシールド!!」
スイの配下のCランクのノーマルエンジェルが即座に防御の魔法をありったけの魔力を込めて展開させた。
凄まじい業火がスイたちを襲う。
業火の炎がおさまると真二と凛は焼かれて模擬体が光となり消えていった。
それと同時に2人が使役していたモンスター達が消えていった。
残ったのはアイアンゴーレム、ノーマルエンジェル、アクアエレメントだけとなった。
「取り囲んで潰せ。」
リッチは少し距離のあるところに伏せてあった配下達を呼び寄せてスイに突撃させる。
ゾロゾロとスケルトンと森蜘蛛達が現れてスイに襲いかかった。
「スイ、撤退を!不甲斐ないけれど、今の私たちではあのリッチには勝てない!レベル差がありすぎる!」
ノーマルエンジェルがスイに必死にそう訴える。
「くっ!でも撤退って言っても…」
スイは押し寄せてくるスケルトンと森蜘蛛達を見る。
「私がスイを抱えて逃げる。殿にアイアンゴーレム残していくしかない。」
「そんな!?それじゃあアイアンゴーレムが!」
アクアエレメントは飛べるがアイアンゴーレムは飛べない。ノーマルエンジェルでは巨大なアイアンゴーレムを抱えて飛ぶことはできない。それに今の状況は逃げるのに殿が必要だ。
つまり、アイアンゴーレムを殿に置いていくということになる。
もちろん、1人置いて行かれたアイアンゴーレムの末路は言うまでもない。
「どちらにせよここにいたらみんな共々よ!スイ、決断して!!」
ノーマルエンジェルはそう言ってスイに決断を迫った。
スイはアイアンゴーレムを見る。鉄の無機質のゴーレムの顔は感情があるのかすらわからないが、それでも私のために必死に戦ってくれていた仲間だ。
「うぅ、アイアンゴーレム、ごめん…ノーマルエンジェル!」
天使はスイを抱き抱えて空へと舞い上がった。
アクアエレメントも飛び上がりそれに続く。
「逃すと思うか?ちっ!」
リッチはスイ達を逃さまいと魔法を唱えようとするが、アクアエレメントが魔法を放ち、リッチを妨害した。
そしてアイアンゴーレムもリッチに向かって突撃してきた。
「まぁ、いい。結果は上々。主の期待にも十分応えられただろう。」
リッチはそう考えてスイへの追撃の手を収めた。
その後アイアンゴーレムは主人を逃すためにリッチに懸命に立ち向かったが、リッチは苦戦することなくスイのアイアンゴーレムを討ち取った。
「化け物ね。はぁ、つーか、足止めとか必要だったの?」
あかりはアプリのランキングを見るとランキング1位のネームレスのポイントは90ポイントとなっていた。私達が戦っている間にリトは45ポイント稼いでいる。
足止めの必要は無かっただろう。
「おっ!終わったか。」
俺は隠蔽スキルセットを駆使してダンジョンマスター達を狩っていた。
ただ近づいてぶん殴る。これだけである。
俺の力は魔王の力 強大な力で思い切っり殴ればBランク程度のモンスターまでならばワンパンで余裕で倒せる。
人間なんて思い切り殴れば爆散する。
だから、俺は見つけたダンジョンマスターは隠蔽セットで近づいて殴殺するのを繰り返した。
さて、俺たちが1位となったわけだが、早速報酬を受け取ろうか?
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