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最強は最高にわがままな証 皇  作者: 早乙女
第1章 覇王様はこっそり学園生活?!
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桃姫日誌1 プロローグ

私は伝説の覇王についてここ記そうと思う。


突如この世界に降臨した覇王は瞬く間に世界の半分を支配し蹂躙した。

だが、圧政かと思いきや以外にも慈悲のある政治をしているという。

最初は半信半疑だったが今では私も信じている。


覇王の謎は多い。

まずは覇王の戦力。

一年程前に西にあるインデュランス帝国はノエル王国の戦力を削ぐために4万人もの戦力を投じ王国に伝わる伝説の剣姫を亡き者にしようとした。

だが、計画は失敗。

後々分かった事ではあるがどうやら覇王が絡んでいるらしくたった一人に4万人が消息不明となっている。

生き残りはたったの一人でありそれも軍事利用していた吸血鬼のみだった。

中には他国にまで知れ渡るほどの猛者も居たようだが覇王の前では誤差に過ぎなかったようだ。


恐ろしいのはそのカリスマ性。

覇王が突如として降臨した日を境に突如として東側の国々の魔王達が我先にと覇王の軍門に下ったのだ。

最恐の魔王【不死王:メトラ・ソネフティマ】を筆頭とし様々な魔王が軍事行動もなく傘下に入った。

元々圧倒的な力を保有していた覇王の元にさらに最恐の魔王達も加わり圧倒的な大戦力となった今、対抗してくる国々は少ない。

この巻物を記している私も今は覇王の軍門に下っている。私の兄上、いえ....姉上は立派に大鬼の里を導いています。

誇り高き兄は何故か、無邪気で元気な姉になってしまったが今ではそれでよかったと思っている。

常に敵対関係だった不死王メトラとも友好関係を築き内政にも手を貸してくれているので、大鬼の里はいまでは大鬼の国にまで発展を見せている。


そんな私は今、城下町を一望できる場所でこれを記しています。

覇王の軍門に下ったことで国は豊かになり平和になりました。

敵国の侵攻を心配する必要もなく今では子供も元気に外で遊んでいます。

覇王...いや、覇王様は素晴らしい方です。未だお会い出来た事は無いですがこの街を見る度にそう感じます。


私はこれからもこの国と覇王様を見守っていこうと思います。

このままいけばきっと世界は平和になっていくと思います。


私は定期的にこの巻物を記そうと思います。

覇王様が世界を平定するまでの軌跡を私は残していきます。



今も私を桃姫と呼ぶ姉上の声が聞こえてくるのでこの辺りで一旦筆をおこうと思います。



by桃姫


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