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死にたい僕と殺したい君と  作者: 相良美斗
8/23

動き出す物語

 足が重い。全身が怠い。死にたい。

「行ってらっしゃい。お弁当忘れないでね」

 明るい母親の声が響く。

 学校に行かなきゃ。

 死ぬなら準備しないと、それまでは悟られちゃダメだ。

 もう、何日も前から自殺方法を検索している。その度に出てくる失敗談に不安が湧いてくるも、もう、戻れない気がした。

 その日、少し遅めに教室に入るといつもと雰囲気が違っていた。どこか明るい、浮足立った感じ、そして教室の前方に人だかりができていた。その集団の中心は菅野君でも、橋本君でも、渡辺君でもない。人影から、ちらっと見えた顔に頭が真っ白になった。

 色素の薄い髪に整った顔立ち。見間違えるはずない。昨日喫茶店で会った青年が制服を着て立っていた。



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