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ボインの魅力。た、たまらん

蛇目エリカ20歳。

死神さんに間違えられて刈られた命は異世界にて生き直すことになりました。

果たして私は無事生涯を終える事が出来るのでしょうか……

 く、くるしい~。

 む、むねが絞めつけられて……

 い、いきがで、できない~。


 慌てて腕を背中に回してブラジャーのホックを外すと、ぶわっと肺が広がり呼吸が出来た。


 は―――あ、はあはあはあ、く、くるしかった~。

 はあはあはあはあ、さ、酸素が美味しいわぁ。

 はあはあはあはあ……


 ……あ……これってもしかして。


 恐る恐る手でおっぱいを確かめる。


 ふか


 おお! 柔らかい丸いものが2つあるわ。


 意識が覚醒して、ぼやけていた視界が開ける。


 黒いTシャツとCカップのブラジャーを脱ぎ捨てた。

 ブラからはパットが14枚、地面に落ちる。


 ゆっくりと自分を見下ろすと


 凄い! 大きな山が2つ出来ている。


「うう……やったー! すごいわ私本当にボインになってる!!」


 死神が言っていたように、果実が私の胸にくっ付いている。

 乳首の大きさは変わっていない。

 ピンク色の小さい種が、円錐のおっぱいの先に付いていた。


 理想的な形だわ! 私の望んだ夢のようなボインになっている!


 両手で片方ずつ胸を下から持ち上げてみた。


 重い。

 乳房って大きいと本当に重いんだわ。


「重いわぁ~。これは肩がこっちゃうわぁ~」


 うふふふ、この重いおっぱいは誰のかな? はい!私、エリカのおっぱいです!


「きゃ――――! 素敵ボイン! 最高ボイン! 最強ボイン!」


 それにしてもたまんないわあ。何て触り心地がいいのかしら。


 手の平にピトッと吸い付いてくる。

 肌が白い。

 私の肌がこんなに肌理が細かく綺麗だなんて知らなっかった。

 今までじっくりと胸を見た事が無かったから。


 よし、次は手を広げて乳房を揉んでみよう。

 自分のものでもなんだか悪い事をするようで緊張するけど。


 くあー! たまらん! 手の平に余るおっぱい。


 片手では片乳全てを覆いきれないわよ。


 凄い弾力と柔らかさが同時に感じられて……た、たまらん!


「これは男性が揉みまくってしまうのも分かる、理解できた!

 この感触は最高だわ! もう本当に最高! 極まりなく最高!」


 あと、指の力の入れ具合によっておっぱいの形が変わる。


 発見だわ。

 おっぱいには表情がある!

 今までは真平な板の無表情だった私の胸が、こんな豊かな表情を見せるなんて。


 はあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあ……


 私は夢中でおっぱいを揉みしだき、時間と我を忘れた。


 後で思い返せばこの時の私はかなりアホだったと思う。


 猿以下だった。


 でも、あの時の興奮と感動を思えば仕方が無かったと思うの。


 ▽▽▽


 どれくらいの時間、自分のおっぱいに見惚れていたかは分からない。


 思う存分乳を揉んで見て、やっと気持ちがおさまり辺りを見渡せば、高く生い茂る木々の中にいる事に気が付いた。


 ……街中じゃなくて本当に良かった。

 さっきまで自分の胸に興奮していた私は変態もしくは完全に痴女だわ。


 興奮が納まると途端に恥ずかしい、顔が熱くなるわ。


 周囲に人の気配はないけれど、おっぱいを隠そう。


 あー、ブラジャーはサイズが合わないから、もう付けられないわね。

 パットももう必要が無いけれど、今までとてもお世話になったし捨てずに持っていよう。

 取り敢えず、Tシャツだけ着ておこうかな。


 黒の長袖Tシャツを頭から被って着た。


 こ、これは!


 今まで美しいラインで着ていたシャツの胸の部分の生地が千切れんほどに伸びている。


 凄い! 服を着ると裸よりもおっぱいの存在感が増した気がする。

 服の下から大きく盛り上がる物体で、Tシャツがはち切れんばかりに横に伸びている。


「最強じゃん! 悪人とか倒せそう!

 こんな大きな胸なら世紀末でも生きていけそうよ!」


 上から見ると台みたい横から見るとロケットに見える、下からは自分では見えないわね。


 凶悪な武器を服の下に装備している感じ、無敵だわ。たまんないわ。


 こんな何も無い何も分からない世界で心強く思わせるなんて、素敵過ぎるボイン!


 はあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあ……


 こうしてまた私は我を忘れてTシャツを着た自分の胸に熱中して触りだした。


 後になってみれば、本気で自分はアホだと思うけれど、この時の高ぶりと喜びは押さえようもなかった。


 ▽▽▽


 ふう、ボインを熱心に観察しすぎて、時間とか場所に全く意識がいかないよ。我ながら困ったもんだね。


 私、盛りのついたオス犬が腰を振るように自分のおっぱいを触ってたよ……。


 ……20歳女性としてかなり駄目だ。

 品がない、無さ過ぎよ!


 ふう……しかし、こんな豊かな胸にしてもらえて、死神さんに感謝だわ。

 これでは間違えて殺されても文句言えないよ。


 ただ、惜しいのは衣装が無い事ね。

 ああ、何で私、今こんな黒の長袖Tシャツ1枚しかもっていないの!

 この巨乳を美しく見せる服が欲しいよ。

 っていうか下着も欲しい。


 服と下着を買いにお店に行きたいよ。

 異世界人と親密に付き合うのは駄目でも買い物くらいは許してもらえるかな?






アホな主人公で本当にすみません。

ボインになったエリカの興奮を分かってもらえたら嬉しいです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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