表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

夢見がちガール

いきなりですが、発表したいと思いまっす!!

お恥ずかしいけれど、今回、ヒロインを務める桜庭加奈子(さくらば かなこ)は恋愛をする事に恐怖を持っています。


その原因は2年前、私は幼なじみに告白。そしてまさかのオッケーをもらったのです!

帰り道、今日は部活が無いからかやけに賑わっていた。

私は部活に入っていなかったため、普段となれない空気にうるさいなぁって思いながら帰っていた。

多分二週間前なら、ガンを飛ばし、道行く人を睨みつけていただろう。

でも今はそんな事しない!

だって私にも彼氏がいるから♪

びばはぴ!人生ってのはやっぱ、波があるわよ。波があってこその人生!最高よおおおっ♪


とか考えてたら、聞き慣れた笑い声がきこえてきた。

そう、私の幼なじみであり彼氏である旬ちゃん。


背が高くて、手足が長く、スッと鼻筋が通っており…もう完璧なアイドルみたいな男の子なのです。


旬ちゃんはたくさん友達がいる。もちろん今日だって囲まれている。

だから話しかけるなんて絶対無理な状況。


でも気付かれたいじゃん!?だから私は考えた。

近づこう。うん。

って!


まず大きく一歩を踏み出した。

まだまだ距離は足りていない。

次に三歩。 まだ距離は足りて無いけど旬ちゃんの友達の声は聞こえる。

別に興味ないけど、

とか思ってたら速足になってたみたいで、もうあと4歩歩いたらぶつかるところまで来ていた。

ありゃ?と思いつつ、ミッションクリア!とガッツポーズ。


旬ちゃんの爽やかな声が耳に響いてくる。

どんな会話してるのかなって耳を傾けた途端、旬ちゃんの友達が言ったの。

「そーだ!旬。お前彼女できたんだろ!」

って!ナイスかよ。いやナイスすぎんだろ。

そして旬ちゃんの答えは…?

「あぁ…」

頭をかきながら口を開く。

あれか!?デレてるってやつか!?

そうやって浮かれていたのも一瞬。

「あれより、もっと可愛いの狙ってんだよねー。あいつうるさいから嫌いかな」

確かに聞こえた。旬ちゃんの口から。

これ以上思い出したら頭痛くなる。

だからもう言いません★

こんな軽く言ってるけど結構トラウマなんです。

ただの彼氏じゃない、幼なじみだったから。

ほんとバカよね、男って。

まぁ!?あんなやつって気付かなかった私もバカです。はーい、バカでしたぁっと。


でも今度こそは違う。

、、、ピロン♪

そこに浮かぶのははやととかいたメールの通知。

そう、はやとこそ、私の運命の相手。

きっとそうなのよ♡


そう呟き私は携帯のロックを解除した。


〜続く〜

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ