Who kill u.n. owen 前半
~鏡三の世界~
森の奥にはお菓子のお城がある。
お菓子のお城には幼い魔女が住んでいる。
魔女の名は、フランドール・スカーレット
森で仲良くなった少女、霧雨魔理沙が倒れ、フランの魔法でマネキンが踊り狂うなか、フランは一人で、茶会をはじめる。
「お茶会と言ったら踊りよネ?マネキン達も踊っているワ」
そういって、手に持っていたティーカップを投げ捨てる。
フランは傍らで倒れている魔理沙に話しかける
「ねえ、あなた、私と一緒に踊りまショ?」
魔理沙は気を失っているため返事をするはずもない
お茶会は城の主が死ぬまで終わることのない不思議なパーティ
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~鏡二の世界~
「お菓子はいかが?赤色のアメと青色のアメ、どちらがお好き?」
そう訪ねながら、フランは魔法でアメを創り出す。
魔女の魔法は創り出す魔法、魔女が望めばなんでも創れる。
「あぁ、このお城に出口なんてないよ?」
フランがそういうと、お城の外へつながるドアが消えてしまう。
"お菓子の城"自体がフランの創り出した居場所なのだ。
「ね?言ったでしょう?驚いたかしら?フフッ」
フランの前のお友達だった魂に、そう告げた。
暫く、無言で魔理沙を見つめていると、フランの意志とは反対に、扉があった方へ足が進む。
そこには鏡が現れる
そして口が開く
《鏡よ鏡、世界で誰よりもいたずらが好きなのは誰ですか?》
三つの同じ声が響いた。
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~現実の世界(鏡一の世界)~
寂しかったから、鏡に向かって話をしていたの
お友達の魔理沙は眠ってしまっていたから。
「鏡よ鏡、世界で誰よりもいたずらが好きなのは誰ですか?」
なんとなく、そう尋ねる。
《それは、あなたですよ?》
何処かで声がした
魔理沙が起きたのかと思ったが、今のは自分の声だ。
鏡を見ると、明らかに私とは違う表情をした私が写っていた