1話
高校1年生の後半、俺の生活は充実していた。
毎日のゲーム、サブスクを漁り、たまに運動 バイトの金を使って一人旅と
オタク・・・最近ではサブカルチャーとして様々なことをしている。
満足、満足
「・・・」
満足はしているんだけど、人の欲は抑えられない。
やっぱり、もっと色んな刺激が欲しい!!
だからとはいえ、一線を越えるようなことはする気は全くない。健全に安定にかつ、新鮮な体験
それが自分に求めることだ。
「・・・」
クラスメイトの女の子達を見る。みんな、可愛くて
やっぱり恋愛
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「痛い!!」
背中を思ったからペンで刺される。
多分血が出てる。
「悪ぃ、手が滑った」
クラスメイトはみんな笑っている。
どうして、こんなに酷いことを・・・平気で
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・・・っ?
また・・・だ。
何だ?いまのビジョン・・・妄想は?
最近何故か、頭の中に鮮明に痛みもリアルで感じる程、頭に記憶のような出来事がよぎる。
「・・・」
不思議なんだよ。
俺は実は、ドMだったのか?・・・いや違うと思うけど、だってこうして、クラスメイトの達を勝手に妄想しているのに?すっごく苦しいんだよな。
・・・って、春ちゃんが俺に手を振ってくれた。
や、やばい。どうしてよう。もしかして返すのが
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春 「こいつさぁ、私のことを見てたの」
ヒロに体を塞がれて動けない
ヒロ「春のことを、見てたんだよ。少しは自分の立場を考えろって」
声も塞がれて、なにも言えない。
席が自分の列の前だったら、どんなに頑張っても視界に入るのに
春「ヒロ、穢れちゃったよ。」
ヒロ「仕方ねぇ、大切な幼馴染を守るためだ」
その後、俺の目をやられて失明するかも知れない痛みを味わった。
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思わず、手を振らずに目を塞いでしまった。
春「・・・ゆ、ゆう!!」
ヒロ「・・・!!」
春が立ち上がっていた。
「え、あ、あ、あの、」
どうしよう。せっかく手を振ってくれたのに目を塞ぐという、意味の分からない行動したのに
春さんは俺の目を心配している??
い、いえない。
勝手に春と、ヒロに虐められる妄想が強すぎて、
痛い訳でもない?のに目を塞いでいたと
夏「ゆ、ゆうまさか、記憶が」
え!
春「そうなの!!ゆう!」 秋「・・・うそ」
ヒロ「だ、大丈夫なのか!」
クラスメイト(それぞれの何か言っている)
いや、あのその、
い、いえない!!目をぶつけた訳でも埃が入った訳でもなく・・・
あ、あ、あ恥ずかしい!!
それに、優しいクラスメイトのみんな、こんなに
たかが俺が目を少し塞いだくらいで
「な、なんでもないよ。目にゴミが入っただけだよ」
春「そ、そうなんだ、」ヒロ「・・・」
夏「記憶が蘇ったのかと」冬「・・・」
みんな、複雑そうな顔だな。つまり本気で心配してくれたんだな、優しい。
あと特に夏・・・
答えなきゃなぁ
「そうだ!!俺は記憶が戻った!!」
春「え!!!」
夏「やっぱりそうなの!、やっぱりぃ、」
ヒロ「・・・すまない俺も本当は蘇って!!お前にあの時のことを」
冬「私あの時のことを、一生後悔して」
その他クラスメイトも何か優に言っている。
みんな、ノリがいいな!!
あー、というか、少し前まで恥ずかしがってあんまりクラスメイトと話してなかった自分が恥ずかしい!!
よし、
「我は復活魔王!!この世を支配する!!し、漆黒の戦士!!この目にやどる!!力は!!」
あ、あれ?、
なんか、クラスメイトがポカーンとしている、
「こ、こ、この目に、う、、うつるのは!!恥ずかしさの羞恥心!!」
おわった。俺はめっちゃ辛い。恥ずかしい。
間違えた、そういうノリを期待されていると思ったのに思いっきり、
「ぐす、」
「えっ?」
あはははははははははははは」
クラスメイトは何だから分からないけど、泣くほど大爆笑していた。
こうして、俺はやっぱり優しいクラスメイトに恵まれたと心から思っていた
だが、同時にすごくモヤモヤする。
そして、このモヤモヤは良い気持ちじゃないことは分かる。
何だろうか、
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