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第35話 エイプリルフールでIFな話

この話は本編とは一切関係の無い、所謂4月馬鹿と言われる類のものです。

そういうのどうでもいいわという方は、申し訳ありませんが、明日の本編更新までお待ちください。

なお、この話は本日限定で、次話投稿時に削除いたします。

と、思いましたが、感想でご指摘を頂いたので削除しないことにしました!

 月刊ドラママガジン4月1日発刊号より一部抜粋



 ――ドラマ『攻略なんぞされてたまるか!』無事、クランクアップということで、まずはお疲れ様でした。


 お疲れ様です(笑)


 ――さて、独占インタビューということで、今日は主役でもある片桐空さんへお越しいただきました。本日は、よろしくお願いします。


 よろしくお願いします。

 役の名前なんですね(笑)


 ――ええ、そっちの方がファンの方は分かりやすいでしょうから。


 酷い(笑)


 ――それはさておき。まず、元男を演じるという事で、何か難しさなどありましたか?


 そうですねえ。さすがに男性の思考はよく分からないので、序盤はやっぱり苦労しましたね。

 あと、役の性格が普段の自分と全然違うので、役に入りきるのも難しかったです。


 ――ああ、普段は気弱で有名ですものね(笑)


 そうなんですよー。

 ……あと、料理もあまり得意じゃなかったので……(苦笑)


 ――そうなんですか?

 ――料理シーンが『攻略なんぞされてたまるか!』の存在価値とも一部では言われてたそうですが。


 ええ!? そこまで言われてたんですか?


 ――言われてました(笑)

 ――料理が苦手とのことですが。


 はい、苦手でしたね。

 でも、撮影始まってからは、自分でもできないとって思って頑張ったんですよ?


 ――因みに、どんなのが自分でも作れるようになりました?


 卵焼きが作れるようになりました。


 ――卵焼き(笑)


 笑わないでくださいよー!


 ――失礼しました(笑)

 ――では、撮影の話へと移りたいのですが。


 はい。


 ――まず、仲良し3人組である、希帆と楓役の2人についで教えてください。


 そうですね。2人とも新人の私と違って、撮影とかに慣れてたのでとても頼もしかったです。


 ――撮影外でも仲が良かったとお聞きしてますが。


 はい、とても仲良くさせて貰いました。

 楓ちゃんは、けっこう姉御肌な人で、グイグイ引っ張って色々連れてってくれましたし。


 ――姉御肌なんですか。役の印象と全然違いますね。


 撮影に入ると一気に人が変わるのはさすがだなーと思いますね。

 希帆ちゃんなんかも普段は大人しいですし。


 ――……意外ですね。


 ね、私もそう思います。

 でも、普段一緒にいる時も演じてる時も可愛いので全然いいと思いますけどね(笑)


 ――なるほど(笑)

 ――では、次に男子役のメインである3人についで教えてもらいたいのですが。


 んー……そうですねえ。

 館林君は見た目と反して超がつく真面目君ですね。まあ、あの見た目も役作りらしいですけど。

 あと、宝蔵院君は有名ですし、言うまでもないですけど、アイドルなのにバラエティとかで身体張りすぎだと思います。

 鍋島君は、普段と演じてる時の差が無さすぎて逆に凄いですよね。あれ、絶対地でやってます。


 ――3人とは作中のようにオフでも仲が良かったり?


 そうですね。クランクアップもしましたし、今度皆でお疲れ会って事で遊園地行く約束はしてます。

 その他に、撮影の合間に食事に行ったりもしましたし、仲は良いと思いますよ。


 ――では、次にご家族についてですが。


 お父さんは、役だとああですが、普段はとてもひょうきんで面白い人ですよ。

 撮影に慣れてない私がリラックスできるように、笑わせてくれたり色々気を使ってもらいました。

 お母さんは、可愛い人ですね。あと、ドジっ子です(笑)


 ――撮影外でもお父さん、お母さんと呼んでるそうですね。


 ええ、2人にそう呼べって言われました(笑)

 それ以外で呼ぶとふて腐れるんですよ、2人とも(笑)


 ――普段から愉快な家族なようで(笑)

 ――弟役である陸については。


 普段から笑いの絶えない家庭ですね(笑)

 陸については……そうですね、運動音痴です。


 ――ぜ、全然役柄と違いますね。


 ですね。

 撮影の合間にキャッチボールしてるの見たんですけど、女の子投げしててお腹痛くなるくらい笑いましたもん(笑)


 ――それは……是非見てみたい。


 誰か撮影してませんかね。凄い笑えますよ。


 ――では、このドラマを通して、何か伝えたい事など。


 んー……そうですね。

 ラブコメ的な感じのドラマなんですけど、ホームドラマ要素が強い気がします。

 ですので、やっぱり家族愛とか、家族の大切さ。そして、かけがえなのない友だちとの交流。

 そういった、何気ない普段いつもあるものの大切さを再認識してもらえたらいいなと思います。


 ――家族や友人との交流ですね。


 そうですね。私もこの役をやってみて、もっと家族との事を大事にしようと思いましたし。

 あと、お母さんの家事の手伝いとかも。


 ――その結果が卵焼きですね?


 ……精進いたします。


 ――頑張ってください(笑)

 ――では、最後に最終回へ向けて視聴者の方へメッセージをお願いします。


 最後がどうなるのかは言えませんが、皆さんに楽しんでいただけるよう頑張って演じました!

 片桐空が、頑張って、精一杯楽しく暮らしてる様子を楽しんでもらえたら嬉しいです!


 ――本日はお忙しいところありがとうございました。


 ありがとうございました!

この話が産まれた理由

この話は、連載当初に考えていた最終話の1つをアレンジしたものです。

考えたはいいけど、どう考えても打ち切り用エンドだよなーというのをインタビュー風に変えてみました。

ああ、本編でこのオチはありませんのでご安心くださいw

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