27話
ルシアン達が貴族達の謀反の鎮圧に向かってから半日が過ぎると、妙な胸騒ぎを覚えたルシアは決意をしてルキフやケイオス、アエリア、ノエル、ラーセルと共に密かにルシアン達の後を向かった。半日ほどで日が暮れ一行は森の中でキャンプをする事にした。
「ルシア様、お肉が焼けました」
狩った獣肉を焼いたルキフがルシアに差し出した。
「ありがとう、ルキフ君、ん、美味しいー」
「良かったです!」
「か~~!よし!たらふく喰うぞ!」
そう言ってケイオスが焼いた肉に食べる。ケイオスとが大量に食べる中、肉を食べれないアエリアにラーセルが干し芋を渡す。
「はい、アエリアさん、きっと必要だと思って持ってきました」
「ありがとうございます、ラーセル君」
そう言うとアエリアは小さな口で少しづつ干し芋を食べる。一人食べないノエルを見てルシアが声を掛ける。
「ノエルちゃんは食べないの?」
ただノエルは無言で剣を抜いた。
「ノエルちゃん?!」
「、、、、、皆、、、気をつけて誰かに尾行されてる」
「感がいいわね」
木々の奥からそう聞こえると一人の女と数十人の男が姿を現す。
「まさか、公都から出るなんて予想外だったけど貴方の母は捕らえたわ貴方にも来てもらうわよ、ルシア様?」
「お母さまを!?貴方は?!」
「答える義務はないわ、お前達!全員捕らえなさい!」
「簡単にやられるかよ!!」
ケイオスが剣を抜くとルキフとルシアも剣を抜きノエルも男達と刃を交える、ルシアが一人の男を切り伏せると頭目である女が剣を構えてルシアの前に立った。
「セィっ!!」
ルシアが気合と共に横になぎ払う剣を女は防ぎルシアに連続して剣を振るう。力では圧倒的に女の方が優勢でありルシアは次第に防戦一方になっていく。ルシアは隙をみて一か八かで一気に距離を詰めて相手の頭上から下に剣を振るおうとするが防がれて剣を叩き落とされた。
「これまでね」
そう女がいうと横からノエルが間に入りのルシアと頭目の女の前に立った、辺りにはノエルが切り伏せた男達の死体が転がっていた、それを見た女は驚愕して声を上げた。
「我が帝国の精鋭兵をこんな簡単に倒すなんて!お前は一体!?」
「、、、、、、、、ルシア様に手出しはさせない」
無表情のままそう言いうとノエルは頭目の女にすさまじいスピードで剣を振るって行く。
「クっ!この小娘!!」
次第に女はノエルに圧倒されていく、ノエルが巨木まで女を追いむとノエルは剣を振ろおそうとするが氷の矢がノエルの頬をかすめた、そして次々氷の矢がノエルを襲う、ノエルはそれを剣で防ぐと今度は大きな炎の玉がノエルを襲った。被弾を覚悟したノエルの前にラーセルが魔法を防ぐ光の壁を張る。火の玉はその壁に当たり大きな爆発と爆風が起こった。魔法を放ったとみられる男が頭目の女に声を掛けた。
「マリアンヌ様、ここ引きましょう」
「クっ!!分かった」
二人が去るとルシアはノエルの方へと視線を向けた。ノエルは無傷で何事も無かったかの様に剣を治めた。その様子を見たルシアはノエルに掛けよる
「ノエルちゃん、ありがとう、本当に無事で良かった、、、」
そこへ、ラーセルとアエリアもやって来る。
「二人とも無事で良かったです」
「ルキフ君!ケイオス君?」
「俺は無事だぜ」
「ボクも大丈夫です、でもセシア様は、、、、」
「これからどうする?」
「直ぐにお父様に追いついて話さなきゃ!」
「では直ぐに出発ですね」
「うん、、、、、」
一行はルシアン達に早く追いつくようキャンプの後始末を急いで馬を走らせた。




