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26話

 ルシア達が公都シャディルの城についてから一週間が過ぎていた、ルシアンがリアに爵位を引き継がせてシャディルにやってくるとシャディルの民は皆花びらを撒いてルシアンやサーディス、シャノア達を歓迎した。ルシアン達がディサイド城に入り広場に入るとエティアスやマーティン、ウィルドが他の騎士達と共にやって来る。


 「私はマーティン、元副騎士隊長です、閣下の公爵就任心より歓迎いたします」


 「こちらこそよろしく、マーティン殿、私はこの地には慣れてないので頼りにしているよ」


 「ハッ」


 「ザナン三世陛下から元の騎士団の解散や従者の解任したと聞いているよ、早速だけど重税を解いて建築士を雇いスラム街や公都の働ける者達にファール教の神殿建設やスラム街の人達が住めるように共同の家を建てられるように公都中に知らせの掲示板を立ててもらいたい、それと新しい騎士団の創設のしなければ」


 そう話したルシアンにエティアスが言った。


 「旦那様、サーディス様、新しい騎士団の創設の相談役に王都からウィルド様をお呼びしております」


 「ウィルド・ヴァン・ラシュトアと申します、足のない老いぼれですが孫のノエル共々閣下とセシア殿下そしてルシア様にお仕えいたします」


 そう言って礼をするウィルドにルシアンは声を掛けた。


 「お話はエティアスさんから聞いています、是非、エティアスさんと騎士団員の推薦や面談や規則や訓練を私やサーディスと共に担ってください!」


 「はい、閣下」


 「旦那様、早速ですがルシア様の友人達のケイオス君とルキフ君を騎士見ならいとさせたいのですが」


 「分かりました、マーティンさん騎士団員の募集も掲示板に書くように手配を、資格は18歳以上の成人で男女や身分は問わないように」


 「分かりました、閣下、他には何かありますか?」


 「良い執政に心当たりは?」


 「、、、、私の父になりますがいかがでしょうか?」


 「分かった、お父上を執政に迎えて騎士団を創設した時、貴方を騎士隊長をとして力をお借りしたい」


 「ハッ!ありがとうございます、閣下」


 話が終わると城の広場にルシア達がやって来る。


 「お父様!!」


 「ルシア、公都での生活はどうだ?」


 「アシナントの従者と生活の違いはありますけど、ルキフ君やアエリア、ケイオス君にラーセル君にノエルちゃんがいるから満足してます!」


 「そうか、皆、どうかルシアの良い友達でいてくれ」


 「もちろんだぜ!公爵様、俺とルキフは必ず立派な騎士になります!」


 「ただの船員を従者にしてくれたルシアン様とお嬢様の御恩はわすれません」


 「私はルシアが無茶しないようにみておきます」


 「ボクもルシア様の為に勉学に励みます」 


 「、、、、、、ルシア様は私が守ります」


 「君は?」


 「私の騎士のノエルちゃんです!お父様」


 「ルシアの騎士?」


 「旦那様、先ほど話に出ていたウィルド様の孫です、ウィルド様を相談役にと話した時このノエル殿をルシア様の騎士にと推薦されました、剣の腕はハートランド王国近衛騎士に匹敵する才女です」


 「そうか、よろしく頼むよ、ノエル殿」

 

 ルシアンの一言にノエルは無言で頷く、その時衛兵の一人が血相を変えて飛び込んでくる。


 「大変です!!公爵閣下!」


 「どうしたのだ?」


 「辺境の貴族達が兵をあげて!領民達を惨殺しているもようです!」


 「数は?」


 「5000名程の様です!」


 衛兵の報告を聞いたウィルドが口にする。


 「、、、この公都で戦える兵士はほとんどおりませんぬ、直ぐに動ける兵士は何名ほどだ?マーティン殿」 


 「恐らくは1000名程です」


 「、、、、サーディス、王都に行ってザナン三世陛下に報告と援軍の要請を出してくれ」


 「お前はどうするんだ?ルシアン」


 「民を放っては置けない、200名程公都に兵を残して食い止める」


 「、、、、分かった!直ぐに戻る、誰か!!この城で一番早い馬を出してくれ!」


 「分かりました!直ぐに!」


 「旦那様、私も旦那様と共に行きます」


 「お願いします、エティアスさん、ウィルドさんはこの城を頼みます」


 「分かりました閣下、お気をつけて」

 

 「マーティン殿、直ぐ動ける兵の招集を」


 「はい、閣下!」


 「お父様!」


 「ルシア、時間がない!ルキフ君達と共にセシアを頼むぞ!」


 「、、、はい」


 走り去っていくルシアン達を見ていたルシアは胸騒ぎを覚えていた。




 


 


  

 



これから不定期更新になります。

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