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不屈の怒り、天啓、そして遙か彼方に昇る太陽

作者:えねこ
1940年、8月8日。後代の太陽暦に直して2600年6月28日。東京オリンピックは無事しめやかに閉会式を迎えた。
だが、そこにはあるべき国家が存在せず、あるはずのない国家が存在していた。
毒々しい色の星条旗がないことに真っ先に気づいた方は多いだろうが、同じくケバケバしいソ連国旗も存在せず、それはすなわち、ボイコットしたのか、あるいは……。
「首相、そろそろ閉会式の挨拶が行われます。国家代表としてご準備ください」
「ああ、わかっているとも」
まだまだ代議士では若手であろうに、まだ50にもなっていないその首相は、而して組閣当時は扨措き、決して今は最早傀儡というわけでもなく。
そして、第17代にして帝国建国史上類を見ない1万日という長期政権を築き上げようとしている、四半世紀はその座に今なお座る大日本帝国内閣総理大臣、山本孝三が演説を開始した。


――遡ること、明治は28年の頃……。
山本孝三が生まれるまでのこと
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