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初めまして香蓮と言います。

久しぶりに小説家になろうを開きポチポチと小学生のような文章を書かせて頂きます。誰かの心に刺さってくれたらいいなと思います。


私事ですが文彦たちと似たお仕事をさせて頂いてます。

制作に時間がかかるかも知れませんがご了承ください。

私が生まれた2000年代は平和と言われれば平和であったのかもしれない。それ以前の時代は戦争だの争い事が多かったから多分平和だった。

日本に住んでる自分たちにとって戦争なんて無縁なことで9.11も私は当時3歳で記憶になくテレビの向こうのドラマと一緒の感覚である。自然災害は確かに多かったようには感じるがそれは自然のことだから仕方が無いと思う。

しかし、ある時元総理大臣が殺されたあたりから世界の平和が大きく崩れたと当時の私は感じた。平和ボケしている日本ですごしている私だってヤバいと感じるほど、世界情勢が緊迫しだしたのである。国の歴史は戦争の歴史とも言われる中、長い間大きな国が何もしていなかったのが逆に歴史から見ると変な時期だったのかもしれないが、大きな国であるロシアが動いたのである。

中国だのアメリカだの大きな国土を持っている国達が嫌な動きをしだしたのである。

第三次世界大戦が起こるかもという人が世界中で増える中、生憎日本は平和ボケした人種でそこまで危機感を持ち合わせていない。

歴史学者である私副丘麗奈も危険だとは思うがだからどうするのか、関係の無いことである。

今、私にとって最も重要なこと、それは手元にある太平洋戦争80周年企画である。

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「いや、流石に80周年とか当時戦った人達なんて100歳超えてて無理だしどうしろと」

本達に囲まれた資料室に鈍い音と書類が雪崩を起こす音が廊下まで響き渡る。麗奈は頭を抱えせっかく整えている髪をぐしゃぐしゃにしている。

副丘麗奈は昭和初期を中心に取り扱っている歴史学者で太平洋戦争の著者をだしているのだが今回取り扱うのは特攻隊を踏まえた上で自由にとの自主ではなくいつもお世話になっている出版社からのお願いで断るに断れなかったのである。

しかし、いつも取り扱っているのは戦艦や戦闘機など人では無いものが対象だった。だが、今回の相手は人間。あと数十年早ければまだ間に合ったのかもしれないが戦争体験者はもうほとんど残っていないのだ。

麗奈はとりあえず保留にし、電気をつけていないため暗くなりかけた部屋から家に帰ることに決め帰路に着く。麗奈の家庭は元々自衛官一家で親も自衛官で仕事で家を開けていることが多く、昔から一人でいることが多かった。いつもなら暗いはずの家に明かりが灯っているのを見つけ誰か帰ってきているなと何も気にすることなくドアを開ける。

「ただいま」

中に入り扉を開けると夕飯を作る父 侑人の姿があった。侑人は航空自衛隊の幹部で現在中国地方の方で勤務をしており、まとまった休みにならないと顔を出すことがないのである。そんな侑人がいるということは2日ほどは滞在するのであろうと予想が着く。久しぶりに会った父に何を話したらいいのか分からなかった麗奈は大人しく夕飯が完成するのを待つ。

侑人が作ったご飯が食卓に並び2人だけの夕食になった際、ようやく話が出来るかもしれないと少し固くなる。

「お父さん、聞きたいことがあるんだけど」

「お、どうした。麗奈から相談事があるなんて」

侑人に何かヒントになることは無いかと相談をすると意外な言葉が帰ってきた。

「家は自衛隊一家であることはお前も知っているな?実は曽祖父も軍人で当時海軍航空科のパイロットだったんだ」

麗奈が欲しくてたまらなかった地位の人物の存在をまさかこんな簡単に父親から聞き出せるとは思わず、突然の事で飲んでいたお茶で噎せてしまった。

麗奈世代の曽祖父たちが当時、第二次世界大戦中に出兵していたとは周りの友人たちの話でも聞いたことがあるが、まさか海軍のそれもパイロットという事は特攻とも強い関わりがありそうで椅子から腰を浮かせてしまう。

「まって、そんな話聞いてないしその話詳しく聞くことってできる?」

「曽祖父、俺にとっての祖父のことは高校生の時に気になって当時の祖父を知る人達に聞き回ったことがあるんだ。確かそのまとめた資料が文子大叔母さんが保管してるはずだから気になったら連絡してみなさい」

突然降ってきたお宝情報を聞き逃さないように麗奈は急いで携帯を出し確認をしていく。このままだと資料集め無しで話が全て進みそうな予感が麗奈の中にはあった。

「ねぇ、曽祖父の名前って何て言うの?」

「あぁ、曽祖父の名は----------------

その名は麗奈が歴史、それも近代史に手を付け職にすることになったきっかけになった人物


大海原の鷲 撃墜王 副丘文彦

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