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書かない私は描く  作者: Cocomil
4/4

MEMORY

早いですが、この話が最終話になります

彼に好きを伝えれば、何か変わるのだろうか。



私はB男君に、いわゆる告白をされてから、ずっとこのことについて考えていた。


   もし、例の噂が本当だったら?


いや、最初から勝ちのわかるものなんてこの世には存在しないのだから。

ここで何も行動しなかったら、ただ逃げただけだ。負けに値する。


そもそも告白というのは、相手と付き合うためにするものじゃない。

相手に思いを伝えるためのものだ。

薄っぺらい少女漫画の読みすぎなのか。世間論はどこか歪んでいる。


世の中にケチをつけてみたら、少し身が軽くなった。

自信なんてないけれど。


衝動的に、苦手で、下手な文章で、手紙を書いた。

彼に伝える為に。






今、告白の瞬間を思い出そうとしても、緊張しすぎたせいか、正直上手く思い出せない。


果たして、私の過去の行動が正解だったかなんて今になっても分からない。

これからも分からないだろう。

だけど、あの心の穴が綺麗に埋まったこと、今がとても楽しいこと。

これは揺るぎない真実だ。




書かない私が描いていくのは、どんなものだろうか。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


私小説として、忘れないように、ここに記録をつけておくとしよう 

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