私が【チート】と【ハーレム】が苦手な理由
突然ですが、私は「チート能力」と「ハーレム」というものがどうにも苦手なんです。
まあこれらが苦手で何で小説家になろうを使ってるんだって思われそうですが。
しかし私はどうしても好きになれない。
今回はその愚痴みたいな独り言を書きます。
【チート能力について】
まずこのチート能力というやつなんですが、かなり見かけますよね。
それこそ種類も数多く存在する。
私は詳しくないのですが、
「魔力が無限にある」
「どんな魔法も使える」
「パワーが物凄い」
「ステータスがずば抜けてる」
とかでしょうか。漠然としてますけど。
小説家になろうにて投稿される異世界転生・転移モノではチート能力をもらうことって多いですよね。
しかし、私はこれがどうしても好きになれないのです。
その理由は【現地の人のことを軽視しているから】というものです。
主人公が転生する先の世界には、当然そこに暮らす人々がいます。
そこではそこの人たちの社会があり、秩序があり、生活があるわけです。
【チート能力】をもった主人公は一人でこれをぶち壊してしまいます。
圧倒的な力で国を攻める、なんてのが直接的な例ですね。
本来はありえないはずの規模の能力を使い、そこに住んでいた人々の努力や秩序を全て無視することができてしまう。
主人公側に感情移入できれば気にならないかもしれませんが、元から住んでいた人々にはたまったものではありません。
他にも「能力を活かしていきなり国のトップに!」みたいなのも、当てはまりますね。
必死で出世しようとしていた人々の努力も時間も無視して主人公がなりあがってしまうのですから、元々いた人からしたら理不尽に思えて仕方がないことでしょう。
それが【神の意志】なのだから、と言われても納得できませんよね。
これはいわゆる【モブキャラ】にまで感情移入して作品を読むか、という点で生まれる個人的な感覚だと思います。
例えば「ジョジョの奇妙な冒険に出てきた、携帯電話を奪われたサラリーマン」に同情してしまうか、みたいな話ですかね。
伝聞なのでジョジョには詳しくないのですが。
とまあこういった理由で、私は余計な同情心からチート能力があまり好きではないのです。
あとこれは個人的な話なのですが、転生・転移するとしてチートレベルの能力って本当に欲しいですか?
世界からそこまで甘やかしてもらわなくてもいいです、とか思ってしまって。
それに持つ力が大きい方ができることは多いでしょうが、それによって伴う責任や背負うトラブルまで考えると、私は気が進まないのです…
平凡な能力でいいので、特に注目されることなく穏やかな日常がおくりたいと思うのは、私が精神的に老いてるからですかね。
【ハーレム】について
こちらに関しては完全に独断というか、好みの問題なのですが……
どうにも感覚がわからないのですが、皆さんはそんなにハーレムがいいのですかね?
私は好きな人と相思相愛になれればそれが一番良いと思うのですが……
まあ私は10年くらい片思いしているようなタイプですから、感覚が違うのかもしれません。
しかし、私には人を愛するというのはとてもヘビーで重要なことに思えてしまい、複数人と恋愛関係を持つなんて精神的にもたないと思います。
ハーレム作品の良い点とかご存知でしたら教えください。
【まとめ】
内容は以上です。
暇だったので前から思っていたことを日記的感覚でまとめてみました。
楽しめる範囲は広い方が得ですからね、普通に読めるようになりたいものです。






