表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
よろず屋-物の意思-  作者: 幹藤 あさ
81/309

2話

「私と湯野、宮前さんと篠田さんは一人で、谷代と西原先輩で組ませようかと思ってますが…どうですか?」


むつは、男たちを見回した。


「むつさんは一人で大丈夫なんですか?」


篠田が残念そうな心配なような顔をしていた。


「えぇ、私はバイクなので一人での方が動きやすいですし。反対がなければ、一度解散という事で」


少しばかり、 投げやりな言い方だった。だが、もう誰も何も言わなかった。


「って事は、車必要だな…あと必要な物ってあるか?」


「トランシーバー的なやつ」


むつが言うと西原はメモ帳を取り出して、書き込んでいく。もうすでに自ら雑用係りに徹している。


「分かった、時間は…これ見る限りじゃ22時が1番早い時間だな」


「21時にホテルで待ち合わせ、でも構いませんか?」


むつは、篠田と冬四郎に同意を求めるように笑いかけた。夜にホテルで待ち合わせってだけで、ドキッとしそうだ。


「分かりました。ならホテルに案内しますよ」


これで決まりと篠田と冬四郎は立ち上がった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ