表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
よろず屋-物の意思-  作者: 幹藤 あさ
78/309

2話

「終わったぞ」


書き込み終えた西原が振り向くと同時に、むつと颯介は口を閉じた。


「ありがとうございます‼やっぱ先輩はやる事早いよね、正確だし。昔からきっちりしてるのは変わりないね」


むつと颯介は細かな書き込みがされた地図の前に立った。


「範囲と時間が絞れた…けど、これ」


颯介は地図を指でなぞった。4本の道路で、点在して車輪が現れているようで、絞り込めたと言ってもあまり意味は成さないかもしれなかった。


縮小された地図だから、距離は近いように見えるが実際はそうでもないだろう。


「距離が空いてるね、やっぱり六人だけじゃ手が足りそうにないけど…いや、この近いのだけで絞っていけばいいか」


「そうだね、それにしても何か法則性か何かあるかと思ったけど…なかなか、厄介になりそうな…あ、でも移動していくやつだもんね、どっかで引っ掛かるか」


むつも颯介も腕を組み、真剣に地図を見て時折、ぶつぶつ呟いたりしていたが、顔を見合わせて頷くと、冬四郎の方を向いた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ