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よろず屋-物の意思-  作者: 幹藤 あさ
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2話

「あ、いや…」


微妙な雰囲気を察したのか、西原が慌てた。


「その見た以上、信じてますよ…昔にもそういった体験はありましたので、ただ私達警察で対応出来ないというのが」


「対応出来ない事もあるものだよ」


篠田がやんわりと西原の話を遮った。西原はそれを認めるのが嫌だったのか、怪しげな連中に頼むのが嫌なのか、その両方だと思えるがどこか納得出来ない顔をしている。


「で、その目撃現場がそれですか?」


今回、話をすすめていくのは颯介なのか、むつは何も言わずに麦茶を飲んでいる。その様子は無関心のようにも見えた。


「そうなんです、ここ1週間ほどで」


「そうですか…残念ながら、土地勘がないので地図で示されても分かりにくいですね、場所に案内して貰えますか?」


「分かりました。あの、宮前さんは?」


冬四郎の持ってきた仕事、篠田の持ってきた仕事と今回は1ヶ所で2件の仕事をする事になっている。西原は、冬四郎の方の話もここでして貰いたいようだった。


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