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よろず屋-物の意思-  作者: 幹藤 あさ
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2話

バイクに股がっていたむつは、降りると颯介の側まで小走りにやってきた。


「1時間半もあれば着くし…着いてからで良いんじゃないかな?」


「分かった。行き先は…警察署か、何か仕事とは言え嫌だよね」


むつと颯介は溜め息を吐いた。警察署で篠田と冬四郎と合流をして、現場を見に行きながら話をする事になっていた。


「で、宮前さんとは仲直りしたの?」


「んー?喧嘩じゃないよ…ムカつくだけ。じゃ、また後でね」


むつは、そう言うとバイクに股がりヘルメットをかぶるとさっさと出発した。心臓に響くような音が遠ざかっていく。


颯介と祐斗はむつを見送ると車に乗り込み、むつの後を追うように出発した。祐斗は、少しだけバイクも良いなと思ったが暑い季節はエアコンの効く車の方がやっぱり良いと思った。


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