表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
よろず屋-物の意思-  作者: 幹藤 あさ
45/309

2話

鍵をかけて、エレベータで下に降りると三人は会社で借りている駐車場に向かっていく。


「颯さん、あたし今日バイク」


「はっ!?」


驚いたのは颯介ではなく祐斗だった。


「免許持ってたんですか?」


「あるよ?車もバイク」


むつは、ポケットからキーケースを取り出して中に入れてあった免許証を祐斗に見せた。


「わーホントだ」


「けど、何でわざわざバイクで?」


「動く車輪でしょ?走って追い付けると思えないし、車じゃ小回りきかないでしょ?」


颯介と祐斗は頷いた。


「バッグは?車に乗せる?」


「そうしても良い?これ邪魔だし」


むつは笑いながら、日本刀を持ち上げて見せた。駐車場に着き、むつは遠慮なく颯介の車の後部座席にバッグと日本刀を置いた。


「で、むつさんのバイクは?」


「あれ」


むつが指差す方を颯介と祐斗は見て。黙った。ごつごつとした大型のバイクが停められている。


「あれってさ…ハーレーの」


「FXDC DYNA SUPER GLIDE CUSTOM」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ