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よろず屋-物の意思-  作者: 幹藤 あさ
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5話

帰りの車内は少しだけメンバーが変わっていた。颯介が海に入った人、入ってない人に分けて乗るように言ったからだ。


冬四郎が海に飛び込む、原因を作ったのはむつであり、車の中を二台とも汚すのは、という事になり冬四郎も颯介の車に乗っていた。


「清掃費用も一台分で済むしね、ねぇむっちゃん」


経費や冬四郎に出す請求書に含ませるではなく、原因を作ったむつ負担という事だ。


「はーい」


不満そうな顔はしていたものの、そこは文句も言わず、むつは返事した。


ホテルに着くとそれぞれ部屋に戻っていった。西原が買い物を済ませて待っているから、ゆっくりしている時間はない。


何度となく潜っていた、颯介と祐斗も流石に疲れている様子ではあったが、仕事だから何も言わない。ただ、むつが髪の毛を乾かすのに時間を取られる分、ゆっくり出来るのを分かっているからか急ぐ様子もない。


むつだけが、急いでいた。

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