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よろず屋-物の意思-  作者: 幹藤 あさ
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4話

胸元にチャームのついたバンドゥビキニで、下はショートパンツのような物を上から履いていた。


「むつ、それは…上は羽織るものないのか?」


冬四郎の視線は、むつの顔とぎゅっと寄せられ強調された胸元をいったり来たりしていた。


「ない。変?変ならノースリーブ着る」


「着た方が…困らなくていい」


困らなくていい、は男たちにしか聞こえていなかったようで、そろって頷いていた。


だが、むつは変と言われたのだと思い少しだけ、むくれていた。だが大人しく脱いだばかりのノースリーブを着た。水を吸っているせいか、肌に張り付いて着るのが大変そうだった。


「これなら変じゃない?」


「それなら…うん」


颯介が服を脱いでいる間にむつは髪の毛をくるくるっとまとめて縛った。むつは祐斗に日本刀と眼鏡を渡すと、フィンをつけゴーグルをかぶって首にかけた。


「シュノーケル、いるかな?」


「まぁ一応しとこうか」


颯介がそう言うならばとシュノーケルもつけると、むつと颯介は静かに水の中を歩いていき、底に向かって潜った。



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