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よろず屋-物の意思-  作者: 幹藤 あさ
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1話

夏真っ盛りの8月。祐斗もむつと颯介に怒られつつ、試験を無事に終えて、アルバイトに精を出していた。


精を出すと言っても、今日はただデスクでのんびり事務作業をしているだけだ。ただし、視線はパソコンに向いていても、耳は奥の来客スペースの方に向いていた。


アルバイトを始めてからというもの、祐斗の成績は下がり気味で、追試を受ける事もしばしあった。


それを良しとしない社長が、学業面の教育係りとして、むつと颯介をあててきたのだ。と、言っても、ここよろず屋の従業員はアルバイトの谷代 祐斗を含めて、社員の玉奥 むつ、湯野 颯介それからあまりオフィスに居る事のない社長の山上と計4人しかいない。


寂しく暇の多い会社だった。


だが、今日は違っていた。珍しくも朝からきちんと出社してきた山上が、まさかの仕事をしているのだ。






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