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君の為に、私は何が出来るのでしょう 月夜瑠美
私は 明るく 全てを照らしていたい 訳じゃ無いの
君の傍にいたい 傍で君の笑顔を 守って行きたいだけよ
私に守れるかじゃないの 私が守る そうする約束だから
君の苦しみ 分かってあげることは出来なくても
それでも私は 君を楽にしてあげたい 少しでもいいから
君が世界を助けてる時には 会えないけれど
私は君を信じて ただ待っているわね
君が世界と戦ってるときくらい 会えなくたって
寂しくないわ 不安ではあるけど 君を不安にさせたくないから
君はね 儚く 燃える蝋燭の様よ 消えちゃいそう
寿命も短い 傍で風が吹いたら 守ることも出来ないわ
それくらい弱々しいからこそ 守ってあげたくなるのかしら
君の辛さを 半分貰ってあげたいくらいよ
それでも私に 君の辛さは分からない 涙の意味さえも
私世界を助けたいんだって 君に言ったね
それを叶えてくれようと 頑張ってくれるの
君に世界と戦わないでってさ 伝えたかった
寂しさのせい? 君を呼び止めたかった 行って欲しくなかった
でも君を困らせたくないから 私は君に 手を伸ばせなかったわ