表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
キャラソン  作者: ひなた
16/44

流れる思い          天堂乙女

どれだけ 涙を流しても  君を助けられはしない

どうして 神様は  僕達を 巡り会わせたのだろう


君をの優しい日々や思い出が  なかったら 僕は迷うことも なかったのに


君は悲しそうで 弱そうで  僕はともにいるのも怖かった

君は何も僕に 教えてくれない  話してくれない

君は苦しそうで 壊れそうで  僕は助けたくてもがいていた

でも もう 戻れはしない  君を助けられない



そんなの 自己満足だって  僕も分かっているけれど

助けら れないから  僕はただ 助けようとだけしたの


近付くことも出来ない夢たちも  僕達を 繋いでいた橋の 一つだった


僕は負けず嫌いで 強がって  君を傷付けてしまった

僕は全て君に 教えて欲しかった  話して欲しかった

僕は夢見がちに 笑ってて  君を助けられると思ってた

でも もう 戻れはしない  僕は助けられない



君は悲しそうで でも笑ってて 僕をどんどん引き寄せて行く

君にもっと僕を 信じて欲しくて  頼って欲しくて

僕の手が 届きそうで 届く筈はなくて 君の前でもがいてた

ああ もう 戻れはしない  でも もう 戻るつもりもない


僕は君を忘れない  だが君を想って 立ち止まったりなんてしないから

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ