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セウスの願い  作者: あめちゃん
一章山狐偏
4/5

一輪の花

これからもがんばりますっ!

???「うわぁぁ!ややめてくれぇぇ!う・・うわぁぁぁ!」

グキッ!ゴッキィ・・・

サリオラ「これが神玉・・・フフフ・・一個目ですわ」

なぞの組織「サリオラ様!・・・」

サリオラ「なにごとじゃ?」

なぞの組織「セ・・セウスが動きはじめましたっ!・・」

サリオラ「ほう?・・じゃ今度は我を楽のしませてくれよ・・セウスよ・・」


  時間が動き出す・・静かな風が俺の体を透き通る・・・

狐「ほんとか!人間!真か!人間!」

正人「ああ・・・」

正人(とは・・言ったものの・・)

セウス(どうする気ですか?・・・ま さ と さん・・)

正人(まあ・・まずは山狐に会いに行こう・・・)

狐「よしっ!ついてこい人間!」

正人「お、おう・・」


 狐の尻尾がゆらゆら喜んでいるみたいだ・・何もできそうにない俺の未熟さが・・むかつく・・

   狐は学校からけっこうはなれて・・森の中にはいていった・・

森の中には虫しかいないかのような・・静けさ・・

狐「ここだ!人間!」

正人「え?いやー冗談言われても・・ただ石の門に何もないじゃん!」

狐「まあその石の門とやらを通ってみい・・」

正人「ああ・・わかった・・」

 

 俺が通った瞬間に世界見が変わったようだった・・・

ここは・・・神社のお屋敷みたいなところっぽい

狐「どうじゃ・・初体験だろ・・ここが西山神社の屋敷じゃ・・われわれ狐の最後の縄張りじゃ・・」

正人「最後?・・」

狐「そうじゃ我達は昔・・結構な総力を持っていた・・だがお前ら人間に・・我たちの縄張りを取られてしまい・・この屋敷以外住むところはない・・」

正人「そうかなんかわりぃ・・・」

狐「謝るな!我たちはこうして生きてる!・・」


  狐はそういい悲しい目を見せ・・歩き出した・・

何だろう・・人間じゃない相手と話してるのに・・慣れているこの感覚・・

狐「ここじゃ!ここが山狐様の部屋じゃ・・礼儀はしっかりじゃ!」

正人「お、おう・・」

上の最後まで見えないふすま・・

ザザザー(ふすまの開く音・・)

正人「げっ!?」


 俺は山狐様を前にしたとき言葉が出ないほどの・・・デカサ・・

身長=約10mある・・でかさ・・・

正人「お・・おれは!斉藤正人です!あなたの病気のことを聞いて!参りました!」

正人(こんなもんかな?・・)

山狐様「ほう?・・・キク・・なんで人間なんて招いたのじゃ・・」


  キクはさっきの狐のことみたいだ・・

キク「いや・・・山狐様!きいてください!この人間はあのザウルの生まれ変わりです」

山狐様「なんじゃと?・・ホッホッホッホぉ・・奴とはよく交わし酒をよく飲んだのう・・ゴホッゴホッ」

キク「山狐様ッ!」

山狐様「大丈夫じゃ・・しかしあのザウルがこんなちっぽけな人間になったとはのう・・わらえるの~」

正人(なんかむかつく・・まあどうりでなんかあんま緊張しなかったわけだ・・)

山狐様「しかし・・あのザウルの生まれ変わりだとしても・・どうやって・・われのこの病気を治す?・・・」

正人「う・・それは・・考え中です・・」

山狐様「だろうの~我の病気は並みじゃない・・治せるのは3つの方法だけじゃ・・」

正人 キク「その方法とは!」「その方法とは何ですか山狐様?」

山狐様「まずは・・セウスの回復呪文・・はまず無理じゃろう・・」

山狐様「その次は・・人間のいけにえ・・・この方法は・・好きではないぞよ・・」

正人(セウスも言ってたな・・この方法は絶対やりたくない・・)

山狐様「最後は・・この山の奥の奥の奥にこうゆう噂がある・・・その場所には・・一輪の花

があると・・その花は何の病も治せるとゆう・・だがそこまで行ったことのある者は誰もいない・・・」

正人「でもそれしか・・ないんじゃないんですか?・・」

山狐様「そうだがこれは噂じゃ・・ほんとにあるとは限らん・・・」

キク「山狐様・・やっぱり’そこらへんの人間をつっかまえてきて・・いけにえに・・」

山狐様「キクっ!!何回言ったらわかる!わしはその方法は絶対にしないと・・我が死ぬことにしても・・もうこれ以上に狐と人間の間を悪くする気かっ!」


  山狐様は大声でしかった・・怖いって思ったけど・・それ以上に正解だとも思った・・

キクは泣き出し始めた・・

キク「だぁって・・しくっ・・ぼ・・ぼくはっ!山狐様をこれ以上苦しめたくないっ!

人間の間を悪くしようとも!人間をいけにえにしようとも!・・あなたを苦しめたくないっ

あなただけが・・なにもなかった僕に餌をくれた・・育ててくれた・・優しくしてくれた・・

親同然です!っしくっそれなのに・・も・もうすきにしてくださいっ!」


 キクは・・走りながらどっかいッた・・・

正人(キクの気持ちもわからなくはない・・・)

山狐様「キク・・・気にしないでもらいたい・・キクはいつも我のこととなると熱くなるのじゃ・・・もう・・我は長くない・・」

正人「ぼく・・いや・・俺がっ!一輪の花を取ってきます!・・この方法がやっぱりあたっています・・・だから・・いかせてくださいっ!」

山狐様「お前はいつも変わらないな・・人のことが大好きで・・こうゆうわしらもほっとけなくて・・かわっていない・・貴様はザウルのままじゃ・・これをもっていくがいい・・」


 といって光っている黄緑色の玉をおれの手においてくれた・・・

正人「何ですか?これは・・」

山狐様「妖玉ようだまといって力が何倍にもみなぎる玉だ・・前のおぬしがザウルなら少しの力は引き出せるだろう・・」

正人「ザウルの力・・はいっ!わかりました・・」

 

  おれはあるかどうかのわからない花を探しに行くこととなった・・・

たぶんこの屋敷の廊下をもっすぐ・・

正人「屋敷広すぎて!道わかんねーーー!」

 

  キクの姿が見えた・・・

正人「キクっ!・・・」

キク「!?・・っておぬしか悪いな・・あんな姿見せちまって・・僕は・・山狐様のことが大好きでのう・・死なせたくはないんじゃ・・」

正人「立派じゃん!・・」

キク「え?・・・」

正人「あのお方の前であんなにいえるなら立派ジャン!・・おれも礼がしたい!だから泣かないでさ・・一緒に一輪の花、探しに行こうぜっ!」

キク「・・・お・・おまえ・・いいやつだな・・しくっ・・うん・・なくのやめる・・一緒に探しに行こう」

 こうしておれとキクは一輪の花をさがす事となった・・・

たぶん・・前のおれならこんなこと一生言えなかっただろう・・セウスにあっておれは・・・


        かわっちまったんだ・・・たぶん・・・


どうでしたか・・まっ!細かいことは気にせずがんばっていきたいです・・

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