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第7話 未来人の影

戦国時代に現れた未来兵器。


そしてAIが示した「もう一人の未来人」。


桶狭間の戦場に、異常な影が広がっていた。

戦場の煙がゆっくりと流れていた。


桶狭間の谷。


そこには倒れた兵たちと、燃え残る火薬の匂いが漂っていた。


坂本遼はノートPCの画面を見つめていた。


AI「KAGURA」が新しい分析を出している。


未来介入者 検出


数 2


遼は呟いた。


「二人……」


つまりこの時代には、


坂本遼の他に


もう一人


未来から来た人物がいる。


信長が隣で言った。


「坂本」


「その者は敵か」


遼は迷った。


「……分かりません」


だが一つだけ確かなことがあった。


爆発。


未来兵器。


それを使っている人物がいる。


信長は戦場を見回した。


「面白い」


そして静かに笑う。


「戦国に未来が来たか」


遼は信長を見た。


「殿」


「このままだと戦の形が変わります」


信長は頷いた。


「望むところよ」


そのときだった。


ノートPCが新しい警告を出した。


位置検出


遼は画面を見た。


「……え?」


未来介入者の位置。


それは。


今川軍でもなく、


織田軍でもない。


桶狭間の丘の上だった。


そして。


AIが次の予測を表示する。


戦闘予測


対象


織田信長


遼の背筋が凍った。


「……殿」


信長が振り向く。


「どうした」


遼は言った。


「狙われています」


信長は一瞬だけ驚いた。


だがすぐに笑った。


「そうか」


刀を抜く。


「ならば」


空を見上げる。


「面白い戦になる」


そして言った。


「未来の敵を倒す」


「それが次の戦だ」

第7話を読んでいただきありがとうございます。


未来からの介入者が現れました。


そして次の標的は織田信長。


戦国と未来がぶつかる戦いが始まります。

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