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最後に なぜこの国だけ1991年以前を「現代」としたがるのか?

簡単だね。答えは「この国がいつまでも過去に生きてるから」なんだ。

 そしてあまりの超・高齢化国家だから。

 おじいちゃん・おばあちゃんって30年以上前の出来事が「昨日のように」思えるんだよ。よその国は国民の約30%が65歳以上なんて異常な数値をたたき出してないから国民の全員がそんな事を思わない。しかし残念なことにこの国の国民平均年齢は2023年現在で推定49.5歳、60歳以上の高齢化率で計算すると実に約40%もの人間が高齢者なんだ。

 そういう人に向かって「1990(平成2)年なんて歴史ですよ」っていうと怒り出すというのが現実なんじゃないかな?

 要は老害によって「史学」という概念までゆがめられてるわけ。

 じゃ、なんで1947年の時は「1945(昭和20)年までを『近代』としましょう」となったのかというとそれは新憲法の制定と新日本の建設、平和国家の樹立という理想に燃えてたから、なんだろうと思うね。逆にいうとこの国は国土が焦土にならないと気が付かないのかもしれない。


 悲しいけど。


 なおWikipediaでは『アジア史では、概ね1945年の日本帝国の降伏を境にして、「近代」と「現代」に分けられている。』とあるが大嘘である。西アジア・南アジア・中央アジアはそんな概念無いし、東南アジアも1991年から現代とする国が大半である。ポルポトの脅威が去ったのは冷戦後である。1945年の訳が無い。ミャンマーのように国名をミャンマーとした1989年から現代とする国もある(3年ずれる)。例外はベトナムで1976年南北ベトナム統一の時からベトナム史を現代としている。

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