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異世界のんびり漫遊記  作者: カイ
第3章 スノービーク〜

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123、プレゼントを開けよう!

翌日の朝、俺はユーリに揺り起こされて目を覚ました。


「ママ〜!早くクリスマスプレゼント開けようよぉ〜!」


昨日は皆と話をしたりして過ごしていて、プレゼントは開けなかったんだよね。

だって、不用意に開けて日本で買った何かを他の人に見られるのはマズイからね。

特に俺の場合、重たいものがあったからなぁ、あれは間違いなく電化製品だ!


「とりあえず朝食を食べに行くにはまだ早すぎるし、今見ようか?」

「うん、楽しみ〜!」


俺達は昨日みんなから貰ったプレゼントを取り出した。

まずは……エミリーさんからのを開けるかな!

ユーリと同じ物だって言っていたから、身につけるものだと思うんだよね。軽いし。


ユーリと同時に中身を取り出すと、色違いのマフラーだったよ!

惠美さんは編み物が得意だから、これ、手作りだと思うんだよね!

毛糸はまるでウサギの毛みたいにもふもふで、首に巻くととっても気持ちよくて暖かい。

どうやらユーリも俺を見本に首に巻いてみたようで、良い笑顔だからとっても気に入ったんじゃないかな?


「これ、すっごく肌触りが気持ちいいね!それに首に巻くと暖かいよ!」

「エミリーさんに会ったら改めてお礼言わなきゃな!」

「うん!」


次はスコットさんのを開けてみた。

やはりというか、俺のは大きめのオーブントースターだったよ。

まぁこれで鶏の丸焼きぐらいの大物を作れるようになるんじゃないかな?

そしてユーリのはセーターだった。

結構大きめだったから、しばらく着れるようなんだろうな。

こちらでもセーターみたいな服は普通に売っていたから、ちょうどよく着れるね!


次はリリーさんのプレゼントだ。

俺のはどうやら薄手の暖か下着を上下セットを3セット買ってくれたようだ。もうすでに寒いから助かるよ!

ユーリのは子供用の薄手の暖か下着の上下セットで、こちらは2つだった。

あとで着かたとか教えなきゃね!


最後はリッキーだ。

ユーリのはもふもふ毛糸の帽子で、熊の耳みたいな丸い耳がついている帽子だったよ!

これもこれから外に出る時には必需品って感じだね!


そして俺のは重たかったので、予想としては電化製品かな?

開けてみると、スコットさんと同じく料理に使うフードプロセッサーだったよ!

これで野菜のみじん切りやお肉をひき肉にしたりがすごく楽になるね!

今のところひき肉は日本のお肉だけだから、こっちのお肉を使ってハンバーグも簡単に作れるようになるから楽しみだよ!


みんなそれぞれ話し合ったかのように全く違う品ばかりだったなぁ。

俺がそう思っていると、ユーリがモジモジとしながら俺の前に立った。


「どうしたんだ、ユーリ?」

「んとね……実は僕もママにプレゼントがあるの。受け取ってくれる?」


えっ、ユーリも俺にプレゼントがあるのか?

あ、俺もユーリに渡してないや。


「俺もユーリにプレゼントがあるんだ。」


俺は鞄から小さな箱を出した。

ユーリも俺の後に大きめの袋を取り出す。


お互いにプレゼントを交換して、中を開けた。

俺のは革手袋と暖かくなる靴下のセットだった。

これもこれからの時期に必要なものだよね!


そして俺からユーリへのプレゼントは、指輪だった。

これはこちらで作ってもらったもので、魔石にかなりの量の魔力を貯められるんだよね。


ユーリも俺も魔力量は多いんだけど、余ると垂れ流しで流しっぱなしになるんだ。

いつもそれがもったいないと思っていたんだけど、この街で街歩きをして店を見て回った時に魔石を加工してくれる店を見つけたんだよ。

それで加工をコソッとお願いしたんだ。


魔石は自前でできるだけ高ランクの魔物の魔石を選び、魔力で中の魔物の魔力を抜き取って空っぽにした後、指輪に取り付ければ完成する。


すぐに加工ができたから、その場でもらえたよ。

指輪は自動でサイズが変化するから、指のサイズが分からなくても買えたんだよね!


ユーリは箱を開けると指輪が入っているのを見て、俺の指を見た。

そう、俺はもう指輪をつけている。

ユーリとお揃いだと気づくと、とても嬉しそうにはしゃいでいた。


「これで俺たちの魔力もストックができるだろうし、今回みたいなことにならないように気をつけないとな!」


そんな事をしているうちにかなりの時間が経っていたらしく、リッキーが朝食食べにいこうと誘いに来た。

今日からはミストさん達も一緒に朝食を食べるらしい。

さすがにあんな事があった後に2人きりのご飯は寂しいし辛いよね……。


だから少しでもミストさん達が寂しくならないようにいっぱい話しかけたほうが良いかな?


俺は少し不安や心配をしながら食堂へと向かった。

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