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異世界漫遊記 〜異世界に来たので仲間と楽しく、美味しく世界を旅します〜  作者: カイ
第1章 出会い〜旅の始まり

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54、明日はどうする?

皆は俺の部屋に入ると、全員定位置に行った。

相変わらずスコットさんはドアに寄りかかって腕を組んでいる。

席には座らないのかな?


みんなが席に着くと頃合いを見ていたのか、ユーリが鞄から出てきた。

そしてそのまま定位置の俺の腹にしがみつく。

これもいつも通りだね!


ともかく皆が席に落ち着くと、スコットさんが話しだす。


「じゃあ部屋に戻ってきたから明日の予定を話し合いたいんだが、とりあえずまだゴーダおじさんの方はまだ終わっていない可能性があるから明後日に行こうと思う。それに関しては何か意見あるか?」


皆は首を横に振って答える。


「じゃあ、あとやらなきゃならないのはギルドに行ってオークの買取金とキングとかの追加の討伐報酬を貰う事、シエルの買い物に行く事の2つかな?他には何かあるか?」

「う〜ん……今のところはそんなもんじゃないのか?とりあえず全ての討伐報酬を貰ったら頭数で割って皆に分配な!」

「ああ、それは宿に戻ってからな。たぶん相当な金額になるだろうから、下手なところでは出せないからな。」


そう言ってスコットさんは苦笑いをする。

そりゃそうだよ、普通のオークでも数が数なだけに相当な金額だろうに、そこに上位種やキングがいるんだから。

でも良かった、みんなに分配してもらえて。

そろそろ共有財布の方が寂しくなってそうだと思っていたんだよね!


「明日はエミリーたちも来るか?外出ついでに屋台で昼飯もいいと思うが?」


スコットさんが2人にそう聞いた。


「そうね、たまには一緒にギルドに行ってもいいかしらね。リリーはどうするの?」

「私も一緒に行きますよ。」

「じゃあ決まりね!」


どうやら2人も明日は一緒に行動するようだ。


「そういえばシエルくんの服、替えがなかったわよね?毎日洗濯しているようだから気になっていて。明日の買い物の時に一緒に買いましょう?」


そう、俺はこっちに来てからリッキーさんの替えの服1着とこちらに来た時の服しかなく、スーツ以外は毎日お風呂で洗濯をしていたのだ。

だが、今日山田から俺の部屋の服も全部入れてもらっているから下着関係はバッチリだ。


だがしかし、さすがに日本で着ていたような服をこちらで着るのはものすごく目立つだろうから、着たとしてもパジャマみたいなのを部屋で着るだけだろう。

なので明日はこちらの服を何着か買ったほうがいいと思うんだ。


「じゃあそれも明日の予定に入れておこう。……他にはあるか?」


みんなは考えていたようだが思いつかなかったようだ。


とりあえずの明日の予定が決まると、皆とはここで解散ってことになった。

皆は部屋を出ていく時にユーリの頭を撫でてから出ていったが、未だにリリーさんはユーリに触れないらしく、見えない壁をペタペタ触っている。


「うぅ……いつになったら私もユーリちゃんに触れるようになるんでしょうか?」


悲しそうにリリーさんがつぶやく。


……それはリリーさんがユーリにとって安全だと判断されると解除されるよ?と思いはするけど、口にはしない。

だって、言ったら最後、変にアプローチされる予感しかないからな!



みんなが部屋から居なくなった後、俺は今日の疲れがどっと出てしまってソファーにだら〜っと仰向けに寝そべった。もちろんユーリは腹の上で俺にべったりだ。


「なぁユーリ、みんなの前ではお前の夕飯出さなかったけど、食べるか?」


するとユーリは目を輝かせて嬉しそうにソファーの周りを飛び回った。


その間に俺は今日作った唐揚げとハンバーグを取り出し、皿に盛った。

ハンバーグの方は食べやすいように切り分けてやり、そこに俺が使っていたステーキしょうゆを少しだけかけてやる。


「さあできたぞ!ご飯も炊いてあるから今盛ってやるな!」


そう言いながら鞄から炊飯器としゃもじを取り出す。

御飯はハンバーグの皿に盛ってやった。

その2品をテーブルの上に置くと、ユーリは一直線にお皿めがけて飛んでいく。

テーブルの上で脚の間にお皿があるように尻をついて座った。


ユーリはまずは唐揚げの方から食べ始めるようだ。

前回食べたカレーライスに似た匂いと味のする唐揚げが美味しかったようで、唐揚げを食べながらテーブルの上で足をバタバタさせている。


『ママ、これすごく美味しいねぇ!この前食べたカレーライスに味は似ているけどぉ、全然辛くないよぉ!』


そうだろう、そうだろう!

この唐揚げ粉は別にカレーみたいに辛いわけではないのにカレーの味がするのだ。

かくいう俺も一度食べたらまた食べたくなる味で、常にこの唐揚げ粉は常備している品だ!


ユーリは唐揚げを5個食べたあとにハンバーグの方にとりかかった。

ハンバーグの方もカットされたハンバーグを1つずつ両手で持って食べていく。

間にご飯も食べているが、美味しくて止まらないようだ。


『こっちのお肉の塊もすごく柔らかいし美味しいねぇ!間にご飯を食べると止まらなくなったよぉ。』


ユーリは全部食べてお腹をぽっこりさせながら、満足そうに笑顔でそう言った。


「ほら、口の周りをハンバーグソースで汚れているぞ?」


俺はそう言いながらユーリの口を拭いてやる。

それをとても嬉しそうにしているユーリ。

いや〜、なんだか幸せだなぁ。


そんな事を思っていたが、ふと山田との約束を思い出す。


「あ、山田に連絡取らなければ!うっかりしていたよ!」


……でも、ユーリが落ち着くまで、連絡はもう少し後でも良いかな?

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