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テンプレのようでテンプレじゃない俺の異世界転生記  作者: ソラキ
一章 第二部 ゴブリン退治
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ヒサメ視点 第6話 謝罪

リアルで色々あったので改名しました。あとテストが近づいてきたので更新が止まります。一話の量を増やしたいので更新ペースか不定期になると思います。

夜が明け明日が昇る。私、ヒサメはカルトの部屋の前にいた。何故居るかというとカルトに謝るためだ。さあ、いくぞ!扉をノックする。しばらくするとカルトが出てきたので開口一番に要件を言う。といっても「謝りたいからついてきて」なんて恥ずかしくて言えないので「パトロールするからついてきて」みたいな感じで言う。

「カルト、パトロールだ。準備しろ」

カルトは嫌そうな顔をした。当たり前だ。朝早くにいきなりそんなことを言われても嫌だと思うしなにしろ怪我をしている。これで嫌じゃないなんてやついないだろう。

「パトロールってなんですか?だいたい俺今怪我してるんですけど…」

やっぱり嫌そうな感じだ。だがここで折れてはいけない!









宿の外で待ってしばらくするとカルトがきた。想像以上に辛そうだったので肩を貸してあげ湖に行くことにした。これ以上怪我されても困るので半ば無理矢理だが。途中で後ろに何かの気配があったので振りかえってみたがなにも居なかったし気配も消えたので気のせいだったのかもしれない。それからしばらくお互い無言で進むと目的地の湖についた。

「カルト、私はお前をここに連れて来たかったんだ。ここはな、私がチュートの森を抜けてまもないころに見つけたんだ。ここの水はなチュートの森の水以上体力が回復するんだ。昔はここにスライムがいてレベルアップに適した場所だったんだがスライムがいなくなってしまってね、今は休憩所みたいなもんだな。とにかくここの水を飲んでみろ」そう言うとカルトは水を手ですくって飲んだ。


「美味しいですね、体力が回復していくをのがよく分かります。ヒサメさんこんたところを教えてもらってありがとうございます。優しいんですね」

笑って言ってきた。

「いや、勘違いするなよ?私が悪いんだからこれくらいはしてあたりまえなんだ。…昨日はすまなかった。突然殴ったりしてしまって」


「いや、こっちがいけないんですし謝らなくても・・」


「……君は優しいな………」

私はなんてことを言ってるんだろうか。恥ずかしくて顔が真っ赤になっているだろう。カルトに聞こえてなければいいが……


「え、何か言いましたか?」

よかった、聞こえてないみたいだ。

「い、いや、なんでもない」


ヒサメは気づいていなかったようだがヒサメのデレを聞いていた人がいた。その名は……


メルカ「なにこれ?甘い!甘すぎるよ!」

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