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テンプレのようでテンプレじゃない俺の異世界転生記  作者: ソラキ
一章 第二部 ゴブリン退治
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ヒサメ視点第1話 出会い

更新再開!一日遅れてすいませんでした。

「私は村長さんに挨拶がてら事情を聞きにいくがどうする?その辺りのことも聞いているんだろ?」


「そうだね、私はもうどっちもすましたから様子を見てくるよ」


「わかった、だがゴブリンとは戦うなよ。まだ作戦もなにも考えてないんだからな」


「もう!いくら私でもそんなことしないよ!毎回ヒサメは私のことをなんにも考えていないようにいうんだから!」


「いや、すまない。だが本当に気を付けていけよ。あと念のため食料やポーションを多めにもっていけよ」


私がそう言うとメルカはあきれたような目で見てきて

「わかったよ。ヒサメって本当にお母さんみたいだね」


私がお母さんみたいだと?いやそんなことはない・・・・・・はず…


「ええい、もういい。早く行けぇぇぇぇぇぇぇ!」


「わっ、わっ、怒んないでよ」


メルカは逃げるように宿を出ていった。別に怒ったわけではないのだが・・・まあいい私がうるさく言ったのがいけないのだしな。さあ早く行こう。


















村長さんとの話を終え扉を開けるとにぶい音がして男の人が倒れていた。

おそらく扉をぶつけてしまったんだろう。謝っておかなければ。


「ああ、すまんな。大丈夫か?」


男は少し間をおいて

「あっ、はい。大丈夫です」

と言った。


「そうか、まあ次は私も気を付けるからあんたも気を付けてくれ」


「あっ、はい。わかりました」


(『あっ、はい』って言ってばかりだったな。緊張してたのか?まあよくあることだが。だがあいつ・・・他の人とは違う何か、何かが違っていた。まるでこの世のものではないような恐ろしく強い力のような・・・私には関係ないか)









宿に戻ってしばらくするとメルカが傷だらけで帰ってきた。メルカに事情を聞くとゴブリンの巣を発見したが大部屋までまるで誘導されたように行かされその大部屋で大量のゴブリンにやられたそうだ。


昼時だったのでおばちゃんにお粥を作ってもらいメルカに食べさした後に私も食堂に行ってご飯を食べた。


(どうするか、メルカがやられたということは敵はかなりいるし私一人でいけるのか?)

考えていると頭にさっきの男のことが浮かんできた。

(あいつに協力してもらえばいけるかも…)


すると席の向かい側にあいつが座ってきた。


「なんだ、君か」


「あっ、どうも」


よそよそしく会釈をし食べ終えたあと暇そうだったので話を持ちかけてみることにした。


「君はどうしてこの村に来たんだ?」


「森を抜けた後この村が見えたんで」


「森を通ったなら冒険者かハンターにでもなるのか?」


「多分なります。まだ決めてないですけど」


「そうか、森を通ったということはスモールボアを倒したということだな。ならちょっと依頼を手伝ってくれないか」


「はいっ?」

感想、ご意見等ありましたらよろしくお願いします。

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