第11話 取り調べ？怖いよ、ヒサメさん
短いです
いくらなんでも全部教えるのはまずいし常識を知らない田舎者のふりをしてヒサメさんが知りたいことだけ話そう。
「ヒサメさんは何が知りたいんですか？」
「お前の強いところ」
「田舎では何も強いところ無かったんですが」
「じゃあ今から質問に答えてくれ、チュートの島、森では何があった？」
あれ？俺森を通ったことはいったけど島のことはいってないと思うんだが
「普通に野宿しただけですけど・・・だいたい何で島を通ったことを知ってるんですか、言ってないと思うんでくけど・・・」
「ああ、それか。それを知らないということは本当に常識を知らないんだな。ハンターとか冒険者になりたいって思って親とかの許可が通ると15歳になった時チュートの島に飛ばされるんだ。その時のやたらテンションの高い奴のせいだな」
マジか、神様凄かったんだな、でもちゃんと説明して欲しい。大事なところが抜けているんだよなぁ。
「へぇ、そうなんですか、知らなかったです」
「よし、じゃあ次の質問だ。TPはなんだった？」
この質問は若干嘘をつこう
「5です、チュートの森で多いっていわれました。だからステータスが低いらしいですね」
「なるほど、それが理由か。脅してすまなかった。いくらなんでも殺しはしないよ。ゴブリンがいる森は街に行くために通らなくてはいけないからな。本当にそのステータスだと殺されるからな、ちょっと確認したかっただけだ。」
嘘だろ…顔がマジだったぞ…本当に天然でやってたら不器用すぎるぞ…
「あと依頼の件だが本当は私一人でもできなくない。ちょっときついが、受けるなら多少の金と街まで案内してやるがどうする？私が大物をやるからとりまきのゴブリンを倒してくれればいいんたが」
「ちょっと考えさせて下さい」
「じゃあ今日じゅうに、いわなかったら受けないということで」
「わかりました」
~カルトの部屋~
「あ～どうすっかな～、メリットとデメリットを考えてみよう」
メリット:街への案内、迷うこともなくなるだろうし死ぬ可能性もひくくなる。レベルアップもできる。
デメリット:死ぬ可能性がある、
これだけか？メリットのほうが大きい気がするしなぁ、受けたほうがいいかな。
「まあ、いいか。今は楽しみにしていたTPを振るか」
スキルを見てみたがなんにも増えてなかった。ステータスにこれから戦うしTPはとっとかないで全部振ってしまおう。
どう振るかだが回避タンクみたいにして避けてカウンターをいれるっていう戦い型にしたいからATKとAGIに振るか。
カルトのステータス
ATK7
DEF5
INT1
DEX1
VIT2
AGI15
LUK3
ヒサメはツンデレにするかも！
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