第9話 ハンターさんその目ぱねぇっすよ、シリアスっぽい展開台無しじゃないっすか
ヒロインの名前を考えていなくおもいつかなかったのでやむ無く分割。
短いです。いや、この小説ではこれが普通だ、前のが長かっただけだ。
「…………はいっ?」
食堂に俺の声が響き何人かこっちを見てくる。うん、きっと聞き間違えだろう。まだチュートの森を抜けただけのレベル2の無職に本職のハンターが依頼の手伝いなんかするわけないじゃないか、うん、きっとそうだ。聞き間違えたならもう一度聞けばいいんだ。
「今なんと?」
「依頼を手伝って欲しい」
・・・・・・聞き間違えじゃなかっただと…… いやいや、そんな分けないだろ。前世でも通知表には『話をしっかり聞きましょう』と毎回書かれてたぐらいなんだから、それにチュートの森を抜けただけのレベル2の無職に(ry
もう一回聞こう。どうせ聞き間違えだ。
「今・・・なんと?」
「だから依頼を手伝って欲しいと言ってるんだ」
聞き間違えじゃあなかった……だと…………
理由を聞こう、ただの無職に依頼の手伝いを頼むなんて理由がなきゃ頼まないだろ。
「どうして俺に頼むんですか?まだ冒険者でもハンターにもなってない無職に頼む理由は何ですか?」
「・・・私は仲間と一緒にこの村の近くにゴブリンが現れたから倒してくれという依頼を受けてここにきたんだ。まずはゴブリンの巣を探したんだよ。こんな広い平原に巣があったらすぐにみつかってるだろうし森を探してたんだ。森はこの近くに二つあってね、君が通ったのはチュートの森だろう?もう片方の森を探していたんだ。巣はすぐに見つかったんだ、そして私の仲間が探索にいったんだが先日傷だらけで戻ってきてね… 巣にはゴブリンだけじゃなくエリートゴブリンまでいたというんだ、しかもまだ入ってまもないところにね。集団でいて一気に殴られたようだ。恐らくボスゴブリンはいるとおもう。私一人ではそいつらを全滅させることは無理、間違いなく死んでしまう。しかもギルドは少数で依頼を受けさせようとさせるから援軍はこないんだ。だから君に助けをっということだ」
「俺まだレベル2ですよ、そんなところにいっても殺されて足手まといになって全滅ですよ」
「いや、君には普通の人とは違う気がするんだ、非常に申し訳ないがステータスを教えてくれないか」
「人に見せる時は名前と職業しかでないじゃないですか」
「いや、見せようと思えばみせれるぞ」
あの、神があぁぁぁ!ちゃんと教えろよ!だから神はテキトーとか言われるんだよ!
「そうだったのか、知らなかった」
「誰でも知っているようなことだが……」
すごいジト目で俺をにらみつけてきた。
やめろ!俺は別に普通の人なんだ。にらまれて興奮なんかしないんだから!
閑話休題
「いや、俺はすごいド田舎からきたからそういう常識がわからないんですよ、ハイ」
「そうか、変な目で見てすまなかったな」
よかった、ごまかせたみたいだ
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