表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/31

十四話:エクストラスキル:聖剣之加護

─ヤマトside───────

しゃ、喋った?!この剣一体何なんだ?

「聖剣オリジン…?」

「そうだ。我はこの世界の最後の聖剣の生き残りである。」

「聖剣の…?」

言ってる意味が分からない。聖剣の生き残り?

どういう事だ…?

「少し、昔話をしよう…。

この世界にはかつて、四本の聖剣が存在していた。」

「四本も…?」

「破壊剣デストラクタ、天界剣ヴェネツィア、

欲望剣ライセンスラブ、そして我、創造剣オリジンの四大聖剣。」

「聖剣は各々の神が作り出し、各種族の長に神はそれを託した。」

「人間族にはライセンスラブを。魔族にはデストラクタ。エルフや獣人等の調和勢にはヴェネツィア。そして天使族、ヴァルキリーには我を。」

「それから、聖剣を持った長達は各々の国で

安定した平和な国を目指した。」

「しかしある日の朝、人間族は何も布告もなく、調和勢達に戦争を仕掛けた。」

「人間族が?!」

「あぁ。その後人間族は調和勢を滅ぼし、ヴェネツィアを奥深い迷宮ダンジョンに封印した。」

その後も、オリジンは悲しい声で話を進めた。

「人間族はその後すぐにあの戦争、第一次聖剣大戦が起こした。魔族と天使族を滅ぼそうとな。」

「…」

何も声が出なかった。いや、出せなかった。

人間の信じられない行動の悲劇に圧倒されて。

「人間族は魔族と天使族を相手に互角な戦いをしていた。」

「そして、天使族を遂に滅ぼした…。」

「その後すぐに魔族は人間族と条約を締結させ、戦争は終結した。そして間もなく条約で決まったために、ライセンスラブとデストラクタも封印された。」

「じゃあ、お前は…?」

「我は戦争中に海底の奥底に沈んだために、人間族と魔族には見つからなかった。」

「そうか…」

「そして、今があるというわけだ。」

「じゃあ、この空間は?」

俺は暗闇で何も見えない辺りを見回す。

「この空間はある一定の条件を満たすと発生するものだ。」

「条件?」

「そうだ。お前は今、現実世界では意識がない。」

「え?!」

じゃあ、ハルキは…?

「正確には意識がない状態で戦っている。」

「え、どうやって…」

「エクストラスキル【聖剣の呪い】の効果の一つだ。」

「これ、どうやったらものに戻るんだよ!早く戻せ!」

俺は目の前にある剣に憤慨した。

おかしな話だろう。

「戻しても良いが一つ条件がある。」

「…条件だと?」

「その条件を満たすと約束するのであれば、開放してやろう。」

俺は一瞬迷った。その条件が何かも分からないし、そもそもこの聖剣が言っている(?)ことが

真実か分からない。でも、呑まなければ外には出られない。

「…分かった良いだろう。その条件を呑む。」

「フフッ、物わかりの良い坊やは結構好きだな。」

「早くしろ。」

「分かった…。エクストラスキル【聖剣の呪い】を上位互換、聖剣之加護オリジナルグラシアへと進化!」

するといきなり激しい頭痛と共に、頭の中で声が聞こえた。

「うッ…!」

思わず痛みを堪える。

「ヤマト。条件忘れるなよ。」

「ッ───…当たり前だ!」

「そうか───」

その言葉を最後に辺りは明るくなり、意識が薄れていった。

~エクストラスキル【聖剣之加護】について~

【聖剣之加護】ですが、読者の方の中には、

【聖剣の加護】じゃないの?と、思った方もいたかもしれませんが、これは間違いではありません。

あえてこういう名前にしておりますのでご了承下さい

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ