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当たり前の日常は消える

夏の始まりを告げるかのように蝉の音が耳に反響していく

どことなくそれを懐かしく思い

やはり

「なんでこう蝉は、うるさいんだ」

と呟く

通学区域に鳴り響く蝉の音は、

まるでこれから先に起こるなにかを

恐れているかのようであった…



ドンッ!!!!

背中に走る衝撃と共にあり得ない馬鹿力のぬしとは、

思えない程々透き通った幼い声

「先ー輩、昨日目を通した書類穴だらけで

私が先生に怒られたんですからね~」

背中に残る少しの痛みを

庇いながら

後ろを振り向くと容赦のない蹴り

それから右手から繰り出される強烈な

ボディ

「ガハッ」

どれも目の前の華奢な女の子の仕業だと思えない程の

速度ど重さ男ながら情けなく

「うぅう…」

苦痛の音と一緒に倒れこむ

意識が飛んでもおかしくないんじゃないかと

思う程の攻撃に対して

五感は、はっきりしていて

「今度、私に無様な真似をさせたら

こんなもんじゃすみませんよ」

彼女の凍てつくような低い声と

見るものを射すくめる

ほどの視線が体に刺さる

「咲羅サーン?」

「はーい」

「じゃあ先輩また放課後に」

彼女は、それだけ言うと声のした方へと

足早に去っていった

「あの馬鹿力めすこしは、手加減

というものを」

天乃宮 咲羅

柔道6段の持ち主で

天乃流の時期後継者

身長は、152cmと本人も気にする

ぐらいのおちびちゃんだ

容姿端麗でおそらく町中を歩くと

十人中十人が振り返るであろう

「あの性格がどうにかなればなぁ…」

とつくづく思う

重い腰を上げ

「くッ!」

不意に来る先程のボディによる

痛みが走り顔が苦痛に歪む

「とりあえず授業に出ないと」



何とか無事教室に着く

あいにく今日に限り保健の教師は、

不在

消えることのない痛みに苛立ちを覚える

いつもの光景だか、ガランとした教室

殺風景な奥行き感に窓から入る微量の風

誰も居ない空間に自然と圧迫感を感じる

自分は生徒会の人間だから朝は早い

背筋が寒気を感じ取った

何かを悟ったように

流れ出る冷や汗が頬を伝う

「パリンッ!!」

「ガシャン」

大きな破壊音

突然のことに思考がパニックになりかける

「きゃあ」

「ああぁ…うわぁああ」

頭に響く音によって限りになく

脳が体に危険信号を発信

しかし体は、何故か金縛りにあっているように

動かない

何度も念じる

動け動け動け動け

神頼みも虚しく諦めかけた半分

突然ドアの外から激しい爆音を立てながら

一人の女の子が教室に崩れ込むようにして

飛ばされる

何度か横転しながら減速して止まった彼女は、

構えの姿勢を取り鋭い目つきで今

飛んできた方向をにらみつけている

「せ、先輩何してるんですかっ?立ち竦んで

早く逃げますよッッ」

彼女がこちらに気づいて駆け寄ってくる

手を掴んで引きずられるようにして教室を出ようとした

のを少し静止して

「何があった咲羅、さっきから悲鳴や

「バァンッッッ!」

一発の銃声に再び沈黙と恐怖

会話が遮られ

「ッッ!先輩ッ後ろに」

そう言うと彼女は

再び構えの姿勢を取った


初めて書くので至らない事ばかりですが

楽しく書かせていただきます

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