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同窓会のお知らせ

1話 [同窓会のお知らせ]


「ん〜!

よく寝た!」

私はキョロキョロと周りを見た。

「あれ?

ここホテルの部屋じゃない・・・・どこ?」


3日前

ボフン

私は帰ってくると毎回ベットに飛び込む。

「あ〜!

今日も疲れた!

ってか、なんなのあの子!

ちょっと可愛いからって、人の彼氏寝取るヤツがあるか!!」

ベットに腰をかけ、近くにあったクッションで顔を隠した。

「・・・・私よりあの子が可愛いから、アイツもあの子のこと選んだんだろうけどさ、ヒドすぎる!!」


立ち上がり、ポストから持ってきた手紙を机の上に投げると、一枚のハガキが床に落ちた。

「ん?

なんだろこれ?

・・・・同窓会!

んでもあんな事あったばっかで行く気でないなぁ〜」

そんな事を言いつつも日時と会場を確認するみどり。

「へぇ〜!

2泊3日の泊りがけなんだ!

楽しそうだな!

・・・・気晴らしに行くか!!」

小学校の頃の友達の顔が頭に浮かぶ。

「久しぶりにみんなに会えるかなぁ〜?

灰音元気かな?

結華にも会いたいな!

・・・・陸にも会えるかな?


って失恋したばっかなのに!

何考えてんのアタシ!!」


そう。

「6年3組のみんなで集まろう!!」って感じのハガキがあって・・・・

主催者は確か・・・・?

あれ?

誰だっけ?

顔も名前も出てこない!

なんで?

一番楽しかった頃だよ!

覚えてないわけないじゃん!!

・・・・何で思い出せないの!?


私は少しの間、そのまま座り込んでいた。

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