↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR

怪しさハウジング

作者: 遥(はるか)奏汰(かなた)
掲載日:2026/09/10

『早さハウジング』利用のメリット・デメリット

マイナス面(懸念点):

命の危険: 退去時の「爆破解体」により、3秒で逃げ遅れると命にかかわる。

身体的ダメージ: パイプ滑り台による高速移動で、ケガや強い衝撃を受ける。

荷物の破損: 落下時の衝撃で段ボール内の荷物が破損する恐れがある。

精神的ストレス: 荷解きをする余裕すらなく、精神的に追いつめられる。

「契約完了です!引越しは十秒後に終わります」

不動産屋『早さハウジング』の店員がボタンを押した瞬間、僕の足元が底抜け、滑り台のようなパイプを勢いよく落ちていく。視界が猛スピードで回転し、絶叫する暇すらない。

ドーーン!

尻もちをついた場所は、見知らぬ部屋のソファの上だった。目の前には段ボールの山。壁の時計を見上げると、店を出てからちょうど十五秒が経過していた。

「速すぎるだろ!」

思わずツッコミを入れた直後、スマホが震えた。早さハウジングからのメッセージだ。

『ご入居ありがとうございます。なお、退去の際もボタン一つで部屋ごと爆破解体いたしますので、爆縮の三秒前には外へお逃げください』

僕は震える手で、すぐに次の引越し先を探し始めた

お読みいただきありがとうございました!

「とにかく爆速で引越しを終わらせたい」というロマン(?)を極限まで追求したら、こんな物騒な不動産屋が生まれてしまいました。15秒で着任できるのは魅力的ですが、退去時の爆縮カウントダウンには絶対にお付き合いしたくないですね……。

主人公の次の部屋探しが平和なものになることを祈りつつ、またクスッと笑える奇妙な日常をお届けできればと思います。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。