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01 『天才』と『始まりの町』

挿絵(By みてみん)



 ガタガタ……


 馬車の揺れる振動で目が覚める。

 古びた荷室兼客室には私1人。

 どうやら少し眠っていたらしい。

「どれくらい眠っていたんだろ……? 目的地までもうすぐかしら?」

 目を擦りながら私はそう呟いた。


 馬車はあまり好きではない。

 この運ばれていく感じと、何よりも上下の揺れが心地悪いからだ。

 長距離の移動ともなるとお尻も痛くなるし、吐き気を催したときには最悪なことになる。

 が、このご時世、馬車が最も安上がりで効率のよい移動手段なのだから贅沢も言っていられない。


 あーあ……私もいつか転移魔法が使えたらいいのにな……

 でもどうせ禁呪だし、使うにしても制限がかかっちゃうか……


 そんなことを考えている間、外から漏れてくる音に変化が訪れた。

 噴水の音、人々の足音、商人が客を呼び込む声、井戸端会議に精を出している女性達の声、そして意気揚々とモンスター退治に向かう若い冒険者パーティの声。

 それらの音が、ようやく目的の地へ着いたことを教えてくれる。



「到着したよ。」

 辻馬車の主人が後ろを振り返りながら知らせてくる。

「始まりの町、ソンジェだ。」

「どうも。代金は5,500イェンだっけ?」

 私は腰に付けている赤色の小銭袋から、銀貨と銅貨を5枚ずつ取り出そうとした。

「へへへ、その赤い長髪とマント。あんた〝西の天才(レッドサンセット)〟って呼ばれてる魔法使いだろ?」

「あれ? 私のこと知ってるの?」

「嬢ちゃんけっこう有名人なんだぜ。そんな有名魔法使いがオレの馬車に乗ってくれて光栄だ」

「有名だなんてそんな……」

 有名という言葉に、ちょっと照れくささを感じながら返事をする。

 私は〝西の天才(レッドサンセット)〟の二つ名をもつ魔法使い、マフォ。

 2年目冒険者でありながら、上級冒険者(ハイクラス)となった稀有な魔法使いとして、私はちょっとした話題になっていた。

 料金を支払う前にするこの会話の流れ。きっといつものアレだろう。

「ここで会ったも何かの縁だ。5,000イェンでいいぜ」

「え、いいの? ありがとー!」

 ちぇっ! もっとまけてくれるかと思ったのに。

 内心とは裏腹に、私は嬉しそうに辻馬車の主人へ銀貨5枚を渡す。

 有名になると、こういった運賃や商品をまけてくれる人達もいる。それがほんの僅かでも、塵も積もればなんとやらだ。

 主人の厚意はありがたくもらっておこう。


「へへ、まいど! んで嬢ちゃんはなんで始まりの町へ来たんだ? 高ランクの依頼(リクエスト)なら他の町のほうがあるだろうに」

「んー、ちょっとやり残したことがあってね」

 私は言葉を濁す。もちろん目的があってこの町へ来たが、その事情を軽々しく話す気分ではなかった。

「そうかい。あんたら冒険者が魔石獣(チェイサー)やモンスターを退治してくれるおかげで俺らも安心して商売ができる。んじゃ頑張ってな」

「はーい! また機会があったらよろしくね!」

 辻馬車の主人に大袈裟な笑顔と手を振りまき見送った。


「はあ……やっと着いた」

 馬車の反転を確認した後、私は大きな溜息を吐きながらそう呟いた。

 ここに辿り着くまでに丸2日も馬車を乗り継いできたからだ。

「この町も1年振り……さて行きますか」

 ひと休みしたいところだが、私は目的の場所、冒険者組合(ギルド)へ歩を進める。

 ぐずぐずしていると日が暮れてしまう。



 始まりの町ソンジェ。

 人口はたしか7000人くらいだったかな。

 この国の中では中型の町に位置している。


 その名前の通り、ここは冒険者を志す者が始めに訪れる町。

 この町には冒険者登録の受付ができる、数少ないギルドがあるから。

 国から正式な訓練を受けた冒険者見習いや、近隣の村から来ている冒険者志願、無事に登録を終えた新米冒険者(ルーキー)たち。

 町はそんな若者たちでいつも活気に溢れていた。

 軒並み続くお店には、安価な武器や防具が並んでいる。たまに売り出される掘り出し物を求めて、探し歩いたのも楽しい思い出だ。

 そういった町並みに懐かしさを感じつつも、私は足早に商店街を抜けていく。


「あれ? あの人って……」

「あの赤髪、ひょっとして……」

 歩いている途中、好奇な視線とともにそんなヒソヒソ声が耳に入ってきた。

 ふふ……あなたたち新人にとって、私はちょっと先に冒険者デビューをした有名魔法使いってとこなのかな。


「おい見てみろよ。あの娘かわいかったぞ」

「お前ちょっと声かけてこいよ」

 容姿について褒められてる声も聞こえてくる。こういう声は素直に嬉しい。

 私はちょっとした優越感に浸りながら、町の中心部にあるギルドに着いた。


 ソンジェ・ギルドは依頼の受託やモンスターの討伐報告だけではなく、冒険者登録も兼ねている。その為このギルドの建物は、他所のギルドよりもずっと大きい。

 入口のスイングドアを押し中に入ると、広々としたフロアに30人ほどの冒険者や見習いがいた。


 リクエストボードを見ている者、仲間内で談笑をしている者、私に気付きヒソヒソ話をしている者。そんな人々に見向きもせず、私は奥にあるカウンターへ向かう。

 そこには覚えのある受付嬢がいた。

 キレイな髪飾りでまとめられた黒色の長髪に、特徴のある緑色をした丸メガネ。私がこのギルドを拠点にしていたとき、よく受付をしてくれた女性だ。


「いらっしゃい。あらマフォさん、久しぶりですね」

「ええ。ここに来るのも1年ちょっとぶりね」

 およそ1年半前に、私はこの町で冒険者登録を済ませた。ここのギルドの依頼は新米(ルーキー)向けの低難易度のものが多い。

 新米(ルーキー)の中でも実力が突出していた私は、すぐに始まりの町の依頼では物足りなくなってしまった。

 より高難易度の依頼と冒険者クラスのアップを求め、他所の町へ移動するまではひと月もかからなかった。

「マフォさんの活躍ぶりは当ギルドにも入ってきていますよ。それで今日はどうしたんですか?」


 私はそっと息を吸いこう言った。

「仲間を探しにきたの」


「仲間ですか?」

「そう仲間。もちろん新米(ルーキー)で構わないわ。てゆーかここには新米(ルーキー)下級(ロークラス)しか居ないでしょ? できるだけ強い冒険者を探してるんだけど用意できる?」

「ええ、ウチを拠点としている冒険者は、おっしゃる通り下級(ロークラス)中心ですが……でもそれならなぜウチで? マフォさんは既に上級(ハイクラス)ですよね? 他所ギルドで探したほうが早いのではないですか?」

 受付嬢の言葉尻が少しきつくなる。顔は笑っているが、内心穏やかではないのだろう。

 いけない、私の言い回しがまずかった。馬鹿にしているつもりはなかったが、相手にはそう聞こえなかったんだろう。

「えーっと、初心に返ってさ、向上心のある新人と組みたいなぁと思ってね。適材な冒険者を紹介してもらえるとありがたいんだけど。あはは……お願い!」

 私は失言への謝罪とお願いの気持ちを込めて、両手を顔の前で合わせた。

 彼女は、やれやれと言った表情を作りだす。

「……分かりました。ではパーティメンバーの希望を教えてください」

「できればマーカーズがいいかな。ヒューマンなら守り主体の剣士を希望!」

「マーカーズ……また貴重な。魔法使いと剣士ですね」

 受付嬢はカウンター奥にある冒険者リストを取り出し、中身を確認しだした。


 人間種は大きく2種類に分けられる。

 魔法が使える代わりに身体能力の低いマーカーズと、魔法は使えないが身体能力や治癒力が高いヒューマンだ。


 外見的な特徴や寿命に大きな違いはない。

 強いて言えばマーカーズは若干耳の先端が尖っているという話を聞いたことがあるけれど、実際には誤差の範囲内だと思う。


 元々人間種はヒューマンのみだったが、およそ1000年ほど前に人類史上初めて魔法が使える人間が確認されて、次第にその数は増えていった。

 彼らは自身を選ばれし人間、『人類進化上の道標を担う者』としマーカーズを自称する。

 自身がヒューマンなのかマーカーズなのかは生まれてすぐに分かる。つまり、魔法使用の素質は先天性によりもたらされていた。

 しかし、マーカーズの両親からヒューマンが生まれるしその逆もあるため、先天性とはいえ遺伝は関係ない。魔法使いになれる可能性は誰にでもある。


 問題なのはその人口差。

 マーカーズとヒューマンの出生対比は約1:100、圧倒的にヒューマンが多い。

 魔法が使える。そのアドバンテージが他全てのマイナス点を補うくらいマーカーズは重宝される。

 自身の子供がマーカーズとして生まれてきた場合、その家庭は将来安泰になるだろう。それほど将来就ける職業の選択肢や賃金に大きな差が生まれるから。

 故に「マーカーズは選ばれし人間」という選民思想がより冗長し、過去様々な差別問題にまで発展している。


 まあ、私は魔法が使える人種として生まれてきたんだから、そんな問題どうでもいいんだけどね。

 ヒューマンを見下すことはしないけど、なりたいとは微塵も思わない、それが私の心情だった。


「確認しましたが、しばらく魔法使い冒険者の登録はありませんね。残念ですが既存の魔法使いも皆別のパーティを組んでいます」

 予想通り。すぐに見つかるとは思っていない。

「剣士なら何人かフリーの下級冒険者(ロークラス)中級冒険者(ミドルクラス)が居ますがどうしましょうか?」

 中級(ミドルクラス)をリストアップするあたりにギルド受付嬢としての意地を感じる。

「ありがとう。とりあえずリスト見てもいい?」

「かしこまりました。ではこちらをどうぞ」

 そう言って受付嬢は3名分の剣士リストを手渡してくれる。

 なになに……?

 下級(ロークラス)の〝戦斧〟のムーア、〝鉄壁防御〟のチェス、それに中級(ミドルクラス)の〝二刀〟のドハン。

 当たり前だけど有名な顔は居ないわね……。

「うーん……悪くはないんだけどちょっと保留にさせて。しばらくこの町に滞在するから、またイイ人が出てきたら紹介してほしいな」

 正直ピンとこなかったが、他に適材な冒険者が出てこなかったら試しに組んでみるのも悪くはないかも。

 そんなことを考えていると、受付嬢が声を上げる。


「あ! そう言えば先ほど登録試験を受けに来た冒険者が、ちょっと変わっていたんですよ……」

「え? 何が変わってたの?」

 受付嬢の思わせぶりな言葉に、私は興味を引かれた。

「はい……登録試験時、明らかにヒューマンだったんですが希望登録職種が魔法使いだったんですよね」

「なにそれ?」

 ヒューマンに魔法は使えない。子供でも知っている常識だ。

「その志願者は【格闘士(ファイター)】の出で立ちをしていました。ヒューマンの冒険者試験も圧倒的な実力(・・・・・・)で合格したんですけど……」



格闘士(ファイター)!? 違う違う! 僕がなりたいのは【魔法遣い】だよ!』



「そう言って聞かないんです。仕方なくマーカーズの試験官が、試験課題である第一階級(最下位)魔法を使えるかテストしたんですがやっぱり使えなくて……」

 当然。ただの頭のデキが悪い冒険者見習いかしら。

「結局のところ希望は認められないと登録自体をお断りし――」

「マフォ殿ではないですか!」

 受付嬢の言葉を遮り、1人の中年男性がドカドカと割り込んできた。

 背の高い、スキンヘッドの男。頭とは対照的に、長い口髭が印象的だ。


 その中年男性は私をまじまじと見つめながら笑顔を向けてくる。

「えーっと……誰?」

「ははは! 忘れてしまったかな? マフォ殿が冒険者登録をされた際に試験官を務めたカセトです!」

「……ああ! その節はお世話になりました!」

 私は頭を下げる。申し訳ないけれど全く覚えていない。が、試験官相手に失礼なことはできないので、とりあえず話を合わせた。

 男は長い口髭をピンと上向きにつまみながら大きな声で語りだす。

「いやはやさすがですなぁ! 僅か1年ちょっとでもう上級(ハイクラス)とは! 私も抜かされるのは時間の問題ですな! はは!」

 褒めてくれてはいるが、威圧感を感じるその声に私は恐縮してしまう。

「いや……そんな自分なんて……」

「それにしても貴方の試験時は驚きましたぞ! 新米(ルーキー)があそこまでスムーズな精霊(エレメンタル)コントロールを見せるとは!」

 魔法行使の際のエネルギー源である精霊(エレメンタル)を知覚できるのはマーカーズだけである。

 ヒューマンには認識や干渉することができない精霊(エレメンタル)という存在。それこそがヒューマンに魔法が使えない絶対の理由だった。


「して、この始まりの町で如何に?」

 バカでかい声でまたこの質問か……

 私は内心うんざりしながら答える。

「えー……ちょっと仲間集めをし……」

「ああ、あれですか! どうやらマフォ殿のパーティが全滅という噂は本当だったようですな?」


「……っ!!」

 唐突に投げられたカセトさんの問いかけに言葉が詰まる。心臓の鼓動がどんどん早くなっていくのを感じながら、私は2人に悟られないように拳を握りしめた。


「相手はレベル5の魔石獣(チェイサー)とのことでしたな。まあ上級(ハイクラス)成り立てでは厳しい相手でしょう、気に病まんでください」

 そうか……こんな辺境なギルドにまでもう話が回っているのね……

 いずれ知られることと分かってはいたけれど、予想よりも早い。

「そのモンスターも無事に〝東の天才(ライジングサン)〟のベリー殿が討伐されたとか! いやはや貴方たちの世代には本当に驚かされる!」

 ベリー……聞きたくない名前だった。ギルド関係者にとっては誉れ高き名前かもしれないが、今の私にとっては違う。

「ベリー殿はその時の手柄で見事達人級(マスタークラス)へ昇格なさっている! 流石の時期〝大魔導〟候補だ! これはいよいよ〝魔王〟討伐も近いですな!」


 〝大魔導〟はこの世の魔法使いの頂点に与えられる称号。


 そして〝魔王〟……私達人類を脅かす敵、魔族の王である。

 ギルドの絶対任務(マストオーダー)、それこそ〝魔王〟討伐に他ならない。

 私も〝天才〟の二つ名を与えられたマーカーズだ。

 遠くない未来『大魔導と魔王』(それらのワード)に関わる者だと自負している。


 ……けれど。


「いや、私は……その……」

 仲間を失った私と、結果を残したベリー。〝双璧〟と呼ばれた『2人の天才魔法使い』も、今はその壁が崩れてしまっていた。

 その負い目が邪魔をして、私の言葉はうまく続かない。

「おや? 聞けばパーティメンバーも一命は取り止めたそうじゃないですか! 一度の失敗や挫折くらいでそんな顔をしないでください」

「……」

 たしかに一命は取り止めた。だけど……それ以上に失わせてしまったものもある。

 彼のような楽観的な考えは、今の私にはできない。

「ゆっくりここで次のパーティメンバーを見つければよろしい! ああ、そうだ! 先ほど面白い冒険者が登録しにきましたよ。なんと、ヒューマン部門の試験官から一本を獲った志願者です」

 後悔の念を抱いていた私に、驚きの言葉が降ってくる。耳を疑った。

志願者(・・・)が試験官から一本を獲った……?」

 各ギルドの試験官は皆例外なく、上級冒険者(ハイクラス)以上の実績を携えている。

 そんな試験官から一本を獲る……私でもできなかったのに……

 呆然とする私に、カセトさんは更なる驚きの一言を放つ。


「それも2人!」


「ええ!! そんなの前代未聞じゃないですか!?」

 受付嬢が声を上げた。彼女も知らなかったみたいだ。

 私は驚き過ぎて言葉が出ない。そんなイレギュラーな事態を起こす志願者が2人もいるなんて!

 驚愕の反面、僅かな好奇心が胸に芽生えていくのを感じていた。

「いやいつの時代にも天才ってやつはいるもんですなぁ! まあその内の1人はワケあって登録できませんでしたけどね」

 受付嬢との会話が思い出される。おそらくソイツが例の魔法使い志望のヒューマンを指しているんだろう。

「それでは私はこれで……またお会いしましょう! ははは!」


 声高らかにカセトさんは去って行った。まるで、嵐が過ぎ去ったあとのような心象だ。おそらく受付嬢も同じ思いだろう。


「……お姉さん、さっきの2人って誰だか分かる!?」

 我に返り受付嬢に尋ねる。

「あ! 少しお待ちください。えーっと、本日登録分のリストは……あ! こちらの方ですね」

 そう言って手渡された冒険者リストを覗いてみると……

「〝十剣(じっけん)〟のタイガ……15歳」

 私の1つ下、冒険者登録ができる最少年齢だ。実力者が冒険者登録をできる年齢になるまで待っていたってとこかしら?

「もう二つ名があるのね、本人の希望?」

「そうですね。どうやら以前からそう名乗っていたみたいです」

 冒険者になる前から二つ名を自称する、よっぽど腕に自信があるんだろう。

 まあ、現に試験官を打ち負かせているんだし、その自信も実力に見合っているのだけれど。

「大層な名前ね。今日はなにか受託していったの?」

「なにも依頼受託されていませんね。本日は冒険者としての登録をしただけです」

「なるほどね……もう1人の情報は分かる?」

 依頼を受諾していない、それなら〝十剣〟の方を探すことはそう難しいことじゃない。

 もう1人の行方が気になる。

「申し訳ありませんがもう一方は登録されていないので情報が残っていません」

 つまりは魔法使い志望のヒューマンっていう情報だけか……これは探すのに骨が折れるわね。

「そっか……ありがとう。また来るわ」


 今日はもう日が暮れるし、有用な情報を手に入れることができた。

 仲間探しは明日に持ち越そう。


 受付嬢に別れを告げ、私はギルドを後にした。


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