俺、何かしたっけ?
プレ投稿みたいな感じでプロローグを書きました。
とりあえず続けてみますが、初めての連載なので色々とアドバイス等を貰えると嬉しいです。
あと、更新ペースは遅めです
デジタル時計が正確に時を刻む中、
カタカタとパソコンのキーボードを打つ音が聞こえる。
パソコンの画面にはこう打ち込まれていた。
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姓 鈴城
名 誠司
メールアドレス ======@===.==.jp
電話番号 023-◆◆◆-◆◆◆
パスワード ●●●●●●
(確認用) ●●●●●●
[ OK ]
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カチッとクリックした音が聞こえると、
「よぉし、登録完了~。さてと、飯でも食いに行くかな」
しかし、デジタル時計の指す時間は深夜1:54である。
「あ~眠ぃ。徹夜でネトゲしてたんだ。そりゃ当然だよな...」
そう呟きながらも彼が向かったのはとあるコンビニだ。
「このコンビニいいよなぁー、お湯が用意してあるからこうやってカップ麺を買って食ってから帰れる。」
因みに彼はとある会社の会社員だ。無職ではない。れっきとした社会人である。
しかし、[彼女居ない歴=年齢]お世辞にも格好いいとは言えない容姿だった。
そんなコンビニ帰りの彼に奇妙な出来事が起こる。
彼の四肢から煙が上がる。
「ん?え?はぁァァァァ⁉」
夜中に大声を出すのはとても近所迷惑な行動だが彼はそれどころではない。
「え?ちょっと、いやちょっとどころの話じゃないんだけど溶けてる!俺溶けてるよ!先生、誠司君の体が溶けてます!」
『こんな状態なのにボケられる自分を誉めて欲しい...けどそんな余裕無ぇ!!!』
その夜、男が1人この世界から消えた。
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『どーも、鈴城です。ところで私は今どこに居るでしょう!答えは···俺も知らねぇどこかです.....摩訶不思議現象に巻き込まれて消えたらここに来ました...三途の川って渡ったっけ?一度きりだからじっくり見たかったなー。もしかして閻魔様の裁きの待機時間かな?』
❲───そんな訳ないでしょう?❳
『唐突に若い女性らしき声が頭に響く。正直気持ち悪い。』
❲そんなこと言わないでよ‼待ってなさいよね、今行くから!❳
すると目の前に青白い光が集まり、その光が少女の形を成していく。
『身長は大体140cmといったところか...』
「おはよう、こんにちは、こんばんは~。ここは時間という概念は存在しないからとりあえずあなたの住む世界のあなたの住む国の時間ごとの挨拶を全ていってみたわ!」
小柄で淡い黄色の髪の少女は右手を腰にあて、左手でチョキの形を作りながら人差し指と中指の間にコバルトブルーの目が入るようにし、やや背中を傾け可愛らしくポージングッッッッ!していた。
それを見た誠司はと言うと···
「………俺、何かしたっけ?」
と静かに呟くのだった。
まんまプロローグみたいな感じですが、励みになりますのでアドバイスや感想を下さい。
まだ話が始まったばかりなので「主人公に○○させたい!」と言う意見も募集します。
採用するかもしれないので感想にてどんどん書き込んで下さい