魔女の秘密を見て来ました②※残酷な描写アリ※
超オカルト好きって思われたらどうしよう、と心配しておりましたが、なろう界でもリアル界でも梨鳥の遥か上を行く猛者が存在する様なので、今夜は安心して熱く語ろうと思います。
なに、その世界に関してはペーペーなんで、大したオカルトリポートにはなりませんよ。
怖いモノ嫌いな方も、ボチボチ様子見ながらお楽しみください(罠)
ちなみに今回だけの話題であって、毎回オカルト回じゃないですからね。
※拷問道具などの残酷な話もありますので、お気を付け下さい※
むしろ、ココです。梨鳥はМっ気ありますが、拷問までは望んでいませんので、コレ目当てで興奮エクスタシーしてきましたとかいうんじゃないんで、そこんとこよろしくお願い致します。
胸糞悪い話もありますので、すがすがしい気持ちで眠りたい方は後日お待ちしております。
それでは、~魔女の秘密を覗いて来ました②※残酷な描写アリ※~本編を始めたいと思います。
とんがり帽子は、もうしょうがないので被って観覧しました。
とんがってるので、人ごみで手に持って歩いて誰かをツンツンしちゃったら事ですしね。
『急になんの事?』と言う方は、①から読んで下さい。面倒臭かったら別に読まなくても大丈夫です。
さぁ、なんか色々興味深い展示が多すぎて、どこに重点を置こうかとか、どんなまとめ方が分かりやすいか、とかごにょごにょしている内に楽しい記憶が薄れて来てしまいました。
大変です。
ちゃっと書きます。
入り口にいきなり大きなライトで五芒星が浮き上がっておりまして、うむ。よきにはからえ、でした。
まず、魔女・魔法使いの正体について。
これは、何となく察しておられる方も多いと思いますが、天候や薬草など、自然の力の知識に長けている人がそう呼ばれる様になった……というのが有力な説の様です。
が、梨鳥は思うのです。
流石にそんな人でもホウキでは飛べんでしょうと。
バギクロスとか、ホイミとかさ~。あ、ホイミは僧侶系か。
異議を唱えつつも、そんな彼らが使う知識や道具は、やっぱり不思議で、不気味で、魅力的でした。
彼らだけでなく、自然の驚異や病に脅かされていた時代、一般の人達もそういうお守りに親しんで? いた様です。
これがその証拠だとばかりに展示されていたのは、フスマ(小麦を挽いたあとに残る粉。しかし小麦粉とは違うのです)吐き。麩吐き、と書きます。
フスマが入れ物に落ちる時に、雑菌やらで痛みやすいらしく、この吐き出し口を怖いオジサンの顔にして悪い物を「こっちゃ来るな」と遠ざけていたそうです。
怖いオジサンの大きな口から、ダバダバ粉が出るわけです。カッコいい。
モグラの手のお守りもありました。
何故モグラ? 教えて! 佐々木蔵之介!(音声ガイドのナレーター)
モグラは暗闇の土の中でも目的地へ辿り着けるからだとかなんとか。
なーるー。
色々考えますね~。今度使おう。
モグラの手、小さくてかわいかったです。
頭部のミイラは……①で語ったのでいいですね。
でも、ミイラって、他でも色々見ましたがあんまりグロくないですね。
乾物だからでしょうか?
なんかこんな調子で語ってたら、とんでもない事になりそうなので、印象に残ったものだけすこーし語らせてください。
そうです。梨鳥、行き当たりばったりに書いています。人生が行き当たりばったりなBBAです。
魔女に与える鉄槌というコーナーがあったのですが、串刺し用の長槍をすっげー長い間観ていました。そうしたら、列から外れてしまって、そのコーナーは長槍しか記憶がないのですが、梨鳥満足です。
だって、めちゃくちゃカッコいいんです。いや、不謹慎かもしれませんが、いやいや……すみません。
しかし、後に書く斬首用の剣といい、刃がそれ程鋭くなかったです。
荒くれ物が、力技でやるんでしょうね。
他の人がふらっと流れて行く中、槍の柄の部分の傷とか手で摩耗された艶とか、なんか文字が小さく彫られているのとか背伸びしたりしゃがみ込んで床に手を突いて屈んで鼻の下を伸ばして口を開けて殺人用(だったと思う)の長槍をグイグイ観るとんがり帽子のBBA(おひとり様)……。
酷い絵面ですが、いいじゃないか!!いいじゃないか!!
魔女魔女言われてた時代は本当に恵まれていなかった時代みたいで、氷河期とか来ちゃったらしいです。
またまた~、梨鳥ビッチ、嘘ついたらイカンよ、と聞こえて来そうですが、だって、書いてあったもん。
不作、気候、病気、最悪の状態で、そのせいでか、奇形の動物が多く生まれたそうです。
双頭の仔羊の頭や、薬品に漬けられた瓶詰の双頭の子猫(とても小さかったです)が展示されていました。
これももちろん、魔女の仕業! ってなってしまったそうです。
でも、悪魔や魔女の仕業って考えちゃいますよね……。
さぁ、いよいよ超有名な『魔女裁判』の話です。
なんか、大きいモニターに外国人のイケメンが明らかな着け髭を着けて「お前は魔女と告発された」とか言って来る第一尋問から、第三尋問まであって、結構バカバカしいのですが、皆順番に並んで尋問されていました。
日本人お行儀良い。梨鳥は先の拷問道具が気になって並ばずにつまみ聴きしました。
結構強引な展開で、どうしても魔女にされる感じです。
リアルであれやられたら本当に怖いと思います。
拷問前の女性の手紙と、拷問後の女性の手紙をドラマ風に再現した映像が流れていましたが、毅然とした拷問前と違い拷問後の女性の心境再現映像はボロボロに心が折れています。
やるせない気持ちでした。
拷問道具は、あまり品ぞろえが良くありませんでした。
ドイツの犯罪者の館(だったかな?)のが凄かったです。
ガチのアイアンメイデンとかあるんですよ。是非。
しかし、痛そうです。
枇杷みたいな形の鉄を、口に入れられて徐々に花びらの様に広げられるやつとかは、「まず歯が折れて、最後は顎がくだける」と短い説明書きがありました。恐ろしいでした。突っ込まれる瞬間とか想像するとゾッとします。
あと、スペインのブーツ(だったかな)。
内側にトゲトゲがついているのを、左右から足にガチャンとはめて、ハンドルを回して締め付けて行きます。
決め手は棘と思いきや、締め付けで骨を折ってしまうのが目的みたいな感じでした。
あと、目玉は棘のある椅子。
まんまです。棘はあまり鋭くなかったですが、どうなのでしょう?
なんか別のところで、効果は薄くて脅しにだけ使ったみたいな話を聞いたような、聞かなかった様な……。
とにかく、梨鳥だったら一発で「魔女です」と白状してしまいそうでしたが、その後の火あぶりも勘弁です。
裁判を受けた女性が着ていた魔女の服もありました。
ボロボロで、薄汚れていました。切なく思いましたが、女性が着るには少し大きいなぁと思いました。
「魔女の布」というのもありました。
お、ファンタジックなネーミングね。なんか花でも出せるのかな、と見てみると、すごい汚い四角い布に手形の様なシミ……。う……。
焼いた鉄を、手に握らせてその布で縛り付けたらしいです。
ねぇ、誰が考えたの? なんでそんな事考えつくの? 悪魔なの?
しばらくして布を解いた時、なんともなければ無罪らしいですが……。(魔女は鉄が弱点! な感じの理論らしいです)
他の拷問も同じで、拷問しても自白しない者は無罪だった様ですが、どうよ?
そんだけ色々されて平気な方が、おかしいですよ。魔女がここにいますよーーー!!
きっと本物の魔女は胸中大笑いで、裁判に自ら遊びに来ていたんじゃないかなぁ、と思いました。
中世、魔女、魔術、、、、憧れますが、この時代、その場所に生まれなくて良かった、と思います。
まだまだありますが、長くなってしまうので、箇条書きにして終わりにしたいと思います。
☆五芒星のゆりかご☆
赤ちゃんを悪い物から守るためにゆりかごに描かれていました。
☆錬金術師☆
これは喰いつく人も多いかもですが、別にそんなでした。エドワードはいなかったよ。
☆煉獄の模型?☆
天国に行く人が、小さな罪を燃やす場所らしいですが、地獄の様な模型でした。やだなぁ、煉獄、厭だなぁ……
☆マルガレータの左手のミイラ☆
別宗派の男に嫁ごうとした妹に激怒した兄が、妹の手を切り落としたらしいですが、信仰心というのは狂気にならない様に気を付けないといけないですね……可哀想なマルガレータの行方は分からないそうです。兄はなんか裁かれたらしいです。
☆ペスト奉納画☆
なんか絵画。
☆処刑用車輪☆
車輪裂き? と思ったら、車輪に括り付けて処刑される人の四肢を折るらしいです。
車輪である意味が、少し分かりませんでした。
☆斬首用剣と死刑執行人の鉄マスク☆
剣、めちゃデカいです。
ショートソードとかじゃないです。もう、大剣。刃は鋭く無いのですが、刃に施された装飾や文字がかなり凝っていました。
火刑は残酷なので、ある程度の所で斬首をしていたとかなんとか、です。いや、もう、その前から残酷な目に遭わされるのですが。
マスクは、気持ち悪かったです。
魔女(絶対無実)を処刑するという事で、仲間の魔女に恨まれない為、処刑人はマスクをしたそうです。
多分、こんな感じでした。
楽しかった反面、切なかったです。
劣悪な状況下でぶつけ処の無い時代の人々の、怒りの矛先を向けられてしまった罪の無い女性たち……(男性もいたそうです)その中には、精神病の人の妄想で告発されてしまったり、嫉妬や恨みをかって告発されてしまった方も多かったそうです。
本当に暗くて辛い時代だったんだな、と思いました。
楽しくてロマンチックな中世ファンタジー舞台の日陰の背景。忘れない様にしたいです。
後半は書いていてテンション下がってしまいましたが、帰りのお土産コーナーでまた魔法のオイルとか、魔術の本とか見て楽しんだので、大丈夫です。
少し後味の悪い話をしてすみませんでした。
まえがきでもお伝えしましたが、魔女のお話はこれでお終いです。
また興味を持ったものをお伝えしたいと思いますので、遊びに来てくださいね。
読んでいただいてありがとうございました。