Sランク迷宮ギルドは今日もヒマを持て余す〜攻略難易度が高過ぎて探検者が誰一人やって来ません!〜
迷宮ギルドの受付嬢シャウラは、カウンターに頬杖を付きながらぼやいた。
「はぁ……ヒマね……」
「まっ、安定の通常営業だ、よっ、と!」
彼女の言葉はもう聞き飽きているのだろう。探索者のルオはさして気にも留めず、ミニキッチンで昼食の用意をしている。
フライパンを振ると、目玉焼きがくるりと空中でひっくり返り、香ばしい匂いを辺りに漂わせた。
「どうせ今日だって、誰も来やしないよ……」
ガラン、ガランッ!
その時、ルオの予想に反して、久方ぶりに入り口ドアベルが鈍い金属音を鳴らした。
二人揃ってそちらをバッと振り向くと……そこには傷だらけの少年が一人佇んでいた。
「ゔっ……助けて……」
「「⁉︎」」
ドタンッ……
「ちょ、ちょっと……」
「おい!」
小さく呻きながら、少年はそのまま前方の床に倒れ込んだのだった。
◇◇◇◇
数多の迷宮が存在する、ここ迷宮国家ネルトワーグ。貴族学院初等部の遠足用Eランク迷宮から、まだ地下階層数が解明されていない未知のXランク迷宮まで、大小様々が各地に点在する。
討伐された魔物から採れたアイテムの売買、迷宮から採掘された魔石の加工、観光地化……そうして経済を回して、この国は独自の発展を遂げてきた。
そんなネルトワーグ国内、最高難易度Sランクが一つ、ネビュラ領の通称『彷徨迷宮』……ここを管理するギルドには、今日も探検者が……誰一人やって来ない。
そう、誰一人として……。
ヒマである。ものすご〜〜く、ヒマである。
だが、それも仕方ない。人間、皆、命は惜しい。安全に稼げる迷宮が選び放題なら、わざわざ茨の道は進まない。ちょっと頑張ってAランク、手堅く稼ぐぞBランク辺りの迷宮が探索者に人気なのだ。
それでも昔は、果敢に挑戦する猛者達もゴロゴロいたが……時代はすっかり変わった。探索者達の足は遠退き、当時の栄華は見る影もなく廃れてしまった。
周辺の宿屋は一軒も無くなり、このギルド上階に仮眠室程度の簡素な宿泊施設があるだけだ。
「あぁ、もう! どこかに、殺る気ある探索者はいないのーー⁉︎」
「う〜〜ん。僕としては、人が来ない分、好き勝手させてもらえるからありがたいけどね。騒がしいのは得意じゃないし……」
そう穏やかに言葉を返すソロ探索者の青年ルオは、半年前にこの迷宮ギルドへと流れ着いた男だ。ちなみに冤罪による前科有り。
実情は、強すぎる彼への嫉妬により、他の探索者達が口裏を合わせて嵌めたのだ。虚偽の告発で『懲役三ヶ月』の迷宮刑をくらい前科者となった……のだが、堕とされた牢獄迷宮を一週間で踏破し、あっという間に刑期を終えてシャバに戻ってきた。
だが、その時にはすでに裏で手が回された後、王都近くのギルド全て出禁扱い。そうして、何の縁の導きか、辺境にポツンとあるこの彷徨迷宮へと辿り着いたのだった。
「へぇ……ここは閑古鳥が鳴いているのか……ガラ空きだね」
「開口一番失礼な男ね、追い出すわよ……って、言いたいところだけど、うちの迷宮へ潜る探索者が全然いないのよ! ねぇねぇ! 優遇してあげるから、貴方、うちで潜らない?」
そう言ってシャウラがスカウトして、彼はこの迷宮の専属探索者となった。人間の悪意に少々疲れていたルオにとって、ここは気楽なのか、そのままずっと居座り続けている。
◇◇◇◇
「あ、あのう……」
「「ん?」」
さっき、倒れ込んだボロボロの少年が、テーブル席で困惑の声を上げる。
気絶してすぐ、彼の口にシャウラが回復薬をぶち込み、ソファに転がしておいたおかげか、顔色はだいぶ良くなったようだ。
目を覚ましたばかり、頭のボヤけている状態で、あれよあれよとイスに座らされたら、混乱するのも無理はない。
「ん? 何だ? 苦手な食べ物でもあったかい?」
「いえ、そうじゃなくて……今日は何か盛大なお祝いイベントでもあるんですか?」
そう言って、キョロキョロと室内を見渡した。彼以外に客人らしい者はいない。
驚くのも当然だ。寝て起きたら、見える景色がガラリと変わっているのだから。
少年が眠っている隙に、ルオが手際よく追加調理し、シャウラはウキウキと室内の飾り付けをした。気合の入った歓迎会、準備オッケー。もちろん主役はこの少年だ。
「いやぁ〜〜、誰かがこのギルドに訪れるなんて、本当久しぶりで……ルオ以来かな? 嬉しくってさ〜〜!」
「とりあえず……ようこそ彷徨迷宮ギルドへ。さぁ、食べな」
二人から発せられた暖かな言葉を聞いた瞬間、少年の目からボロボロと涙が溢れ落ちた。
「あ、ありがとう……ご、ございます。こんなに親切にしてもらったこと……今まで無かったから……」
嬉し涙を流す少年を見て、二人は同時に、互いの顔を見合わせた。
◇◇◇◇
お皿の上の料理達は綺麗に三人のお腹の中へと消え、デザートの最後一口を食べてから、少年がぽつりぽつりと話し始めた。
「俺、エスカっていいます。南の迷宮で探索者見習いをやってたんだけど……パーティの仲間達に殺されかけて……逃げて逃げて……最果てのここなら誰も追って来ないかと思って……」
彼の手から前腕にかけ、無数の刀傷が袖からちらりとのぞく。どうやら魔物ではなく、人間達にやられたようだ。
「誰も追って来ないというか、そもそも人が来ないな。まぁ、彷徨迷宮は攻略難易度が高いから探索者は避けるし、ネビュラ領は特産品もなければ、見どころと言える観光名所もない。旅行に行くなら、交通も発展してないこんな辺鄙な所より皆、他所を選ぶ。そう考えると、ここは訳アリ者が流れ着くには最適な場所かもしれないな」
「でも、そっか……見習いか……ねぇ、エスカ。もし、もっともっと強くなったら、キミ、うちに潜らない?」
「青田買い……」
「うっさいわね」
シャウラから勧誘を受け、エスカはまた室内を見回す。
「他の探索者達は、本当に誰もいないんですか?」
「えぇそうよ。でも、ルオが一人で潜ってきてくれるから、どうにかやれてるわ」
専属契約をしている彼が週五日、日帰りで探索に潜っている。遭遇した魔物を討伐し、魔石やらアイテムやらを採取してくるのだが、Sランク迷宮は浅層階であってもなかなかなレア物が採れる。一点の取引価格が高額になる為、数は少なくてもなんとか赤字にならず成り立っている……というわけだ。
「経営には何かと経費がかかるのよね。でも……もしも、ルオが風邪引いたり、お腹壊したりして潜れなくなったら……このギルドは終わりよ」
深刻そうにそう呟くが、『青年が魔物にやられる』という選択肢は、彼女の中に無いようだ。
「と、いうわけで、エスカもできることから手伝ってちょうだい。部屋は空いてるし……行くとこないんでしょ?」
「え? ここにいてもいいんですか⁇ あ、ありがとうございます! 俺、何でもしますから!」
するとルオが、ペチッとエスカの額を指で弾いた。
「あいたっ!」
「『何でもします』なんて、軽々しく言っては駄目だよ? 悪用されるよ、シャウラに……」
「しれっと失礼ね、ルオ。でも……じゃあ、とりあえず、まずは二つ、さっそくお願いしようかしら?」
「?」
シャウラの言葉に、エスカは小首を傾げた。
◇◇◇◇
テーブルに肘をつき、顔の前で両手を重ね、神妙な面持ちのシャウラが重々しげに口を開く。
「では、これから作戦会議を開始する」
「 さ、作戦会議?」
エスカが思わず、聞き返した。
「そう。見た通り、うちのギルドはガラガラ。探索者が全然やって来ないのよ。潜ってくれる人がもっといっぱいなら、商売繁盛なんだけど……」
「最難関Sランク迷宮は不人気だからね」
「今年度の迷宮名鑑なんて、説明文たった三行よ? ひどくない? 写真すらも載せてもらえなくなっちゃった」
「それは、ガイドブックに載せる広告費をシャウラがケチったからだろ?」
「ゔっ……」
ルオのツッコミで彼女が言葉に詰まる。
「あれ? でも今、話題な新迷宮もSランクじゃなかったですか?」
「あぁ、あれ? 『懲役100年』の迷宮刑をくらった侯爵令嬢が踏破したっていう噂の元牢獄迷宮……随分と物好きなお嬢様よね? 『冤罪掛けられた慰謝料として、迷宮を寄越せ!』だなんて……」
「へぇ……あそこ開場したんだ。改装にもっと時間が掛かるかと思ったのに……」
「何? ルオ知ってるの?」
「まぁ、そこの関係者とちょっとした知り合いなんだよ」
含みのある言い方で、ルオがふふっと小さく笑った。その様子を見て、少しだけ眉を顰めてから、シャウラがまた話を続ける。
「とりあえず探索者集めは諦めて、この地に観光客を呼び込もうと思って……で、活気が戻れば、知名度も上がり、巡り巡って探索者も増える……かも?」
「……って言ってるけど、散々試して、このザマだよ。シャウラが『忘れ去られた秘境』なんていうキャッチコピーつけるからじゃない?」
「ゔっ! 上手く行くかと思ったのに……」
既にこの二人、色々と模索した結果、迷宮再プロデュースに大失敗しているようだ。過疎化が加速している。
「あぁ、せっかく私が領地を継いだのに、潰しちゃったらご先祖様に顔向けできないわ」
「えっと……で……俺にお願いって?」
なかなか話が見えて来ないので、エスカが改めてシャウラに尋ねる。
「そうそう! 一つは、貴方からも集客の知恵を出して欲しいの! で、もう一つは私が考えた観光ツアーのモニターをして欲しいの!」
「はぁ……まぁ、それくらいなら……でも、観光か……旅行なんてしたことないからなぁ。う〜〜ん……あ! 『レアモンスターの肉が食べられる!』とかはどう?」
「肉か……」
「ほ、他には⁉︎」
ルオが険しい表情で俯く隣で、シャウラが前のめりで少年に先を促す。
「もし、新種の魔物が出現したら、マスコットキャラクターにして物品販売とか? 生捕りにして展示とか?」
「あら、いいじゃない!」
嬉しそうにそう言うと、彼女は小さな魔法陣をさっと空中に描き出した。その中へと手を突っ込み、何かを掴んで取り出す……どうやらシャウラ専用の収納魔法陣のようだ。
だが、それを見てエスカが驚きの声を上げる!
「えっ? な、何で⁇ ギルド建物内って魔法使用不可なんじゃ?」
過去、魔法を使用した大乱闘で建物が破壊された事件があって以降、ギルドは無効化魔法陣の上に建築するよう、この国の法律で定められている。
「あぁ、あの法令? 不便だから、とっくに解陣済みよ。いいのいいの。どうせ誰も来ないんだから〜〜」
「……」
自虐的にケラケラと笑い、シャウラは魔法陣から取り出したメモ帳に、少年の言ったことを素早く書き留めたのだった。
◇◇◇◇
会議もそこそこに、今度は一同揃って外へと移動した。すると、どこから取り出したのか、シャウラが荷物を少年にドサッと渡す。
「え?」
戸惑うエスカに向けてニコッと笑うと、彼女は元気よく旗を振りながら声を上げた。
「では! これより彷徨迷宮観光ツアー(お試し版)に出発いたしま〜〜す!」
「えっと……」
手渡された物と彼女とを交互に見比べながら、少年が尋ねる。
「あのぅ、これは一体……何でしょうか?」
「何って……レインコートとガスマスクだけど?」
「……」
キョトンとした顔で、シャウラが物の名称をそのまま答えた。
「僕はオススメしないツアーだよ」
「ルオさん?」
深々と溜息を吐いてから、青年がさっとガスマスクを装着し、優しげなその顔面を覆った。
「はっ! もしかして、彷徨迷宮は毒ガスが充満してるんですか⁉︎」
「いや、単に臭いからだよ」
「……」
身も蓋もないルオからの返事に、少年はなんとも言えない顔になった。
「迷宮内の討伐見学ツアーなら、既に他所でも取り入れているところはあるらしいけど……」
「え? 『私が考えた』ってシャウラさん言ってたのに……パクリですか!」
「う、うるさいわね! ここでしか出没しない魔物見学なら、オリジナルでしょ? 『国内唯一』とか『限定』って付加価値ついたら、人気が出る可能性も高い。それにね、ルオの討伐方法は特別で……」
「別に見るのは構わないが……後悔しないでくれよな?」
「?」
青年は気乗りしない様子でそう吐き出してから、彷徨迷宮へとズカズカ進んでいく。その後ろを追いかけるように、見学者二人がついていった。
ギィィィィィィ……
重厚な魔法扉を開けると、先が見えない真っ暗な空間が広がっていた。湿気を含んだ重たい風が、肌をペタペタと撫でるように通り過ぎていく。
一般公開されている迷宮なら、壁に沿って松明が設置されているのだが……専属探索者一名だけの彷徨迷宮に、管理が行き届いているわけがない。
手元のランタンで照らしながら、先を進む。
ガツッ!
「いてっ!」
「エスカ⁉︎」
入り口を進んでまだ間もないのに、岩壁から飛び出していた小さな突起に少年が頭をぶつけた。少し切れたのか、額からうっすらと血が滲み出る。
「気をつけてね。迷宮内は暗いから……」
「それ、光源含めて経費をケチってるからでしょ? 本気で観光地化したいなら、投資としてある程度の出費は必要ですよ?」
「ゔっ! 仰る通り!」
「おっと、二人とも無駄話はそこまでに……敵のお出ましだよ」
「「‼︎」」
数歩先にいるルオの声を聞き、二人同時にバッと顔を上げる。すると目線の先、闇の中に鋭い眼が二つ光る。
ランタンを突き出すと、薄明かりに浮かび上がるように、巨大な魔物が姿を現した。大きな翼を持つ蛇の魔物だが、けして珍しい種族ではない……普通の色なら……。
「え? 何こいつ⁉︎ 極彩色の槍蛇⁉︎」
「僕もここに潜って半年経つけど……初めて見る色彩種だな。珍しい」
「ルオ! いっけどり〜〜! いっけどり〜〜!」
「無茶言うなよ、シャウラ。僕の術では難しいって……」
「あ……す、すみません。たぶん……俺が原因です」
二人の会話を遮るように、エスカが控えめに手を挙げながら、小さな声で告白する。
「まだ齧られたことはないんだけど……俺の肉はどうやら魔物にとって美味いらしいです」
「「はぁ?」」
「俺……探索者に憧れて……なのに、『囮』としてパーティでこき使われていたんだ。俺の血の匂いに誘われて珍しい魔物が寄ってくる。今みたいに軽い怪我をした時に、レアモンスターが現れて……あの時、全員の目の色が変わったんだ。人を人として見ていない瞳に……そこから地獄が始まったんだよ」
「だから、殺されかけて……逃げ出したのね」
シャウラの言葉に、少年がこくんと頷く。
「レア種は能力値がズバ抜けているんです! 対策を立てるためにここは一旦退避……」
「いや、このままでいいよ。魔法を弾くタイプ以外なら、僕の術はだいたい効くからね」
ルオは焦る素振りもなくそう言うと、いきなり魔物目掛けて駆け出した!
ダッ‼︎
「えぇーーっ⁉︎ ルオさーーん‼︎」
「あぁ、大丈夫、大丈夫」
見学組の真反対な反応を背に、軽やかな身のこなしでルオは魔物の尻尾に接触すると、次の瞬間……敵の身体を木っ端微塵に弾け飛ばした。
ドォンッ‼︎
「……え?」
「ちょっと、ルオーー‼︎ 生捕りは⁉︎ 力加減もっと上手くやってよねーー‼︎」
「ごめんごめん。一応、調整はしたんだけど……やっぱりうまくいかないか」
「⁇」
ザーーーーーーーーッ‼︎
一拍空けて、血の雨と共に、飛び散った肉片も一気に地面へと降り注ぐ! スプラッタ過ぎる光景! レインコートとガスマスクが用意されていた理由に、少年はようやく合点がいった。
「迷宮内が暗くて気づかなかったけど……この辺り全部、飛び散った魔物の血や腐った肉片のせいで、ドス黒く変色してるのか⁉︎」
ガスマスクが必要なほど迷宮内の臭いがキツイのも、夥しい数の魔物が葬られた結果、腐った肉塊、染み込んだ血の匂いが混ざり合って迷宮内部が悪臭を放っているからだ。
「……」
エスカはその異常な光景に呆気に取られ、立ち尽くしている。だが、シャウラとルオは気にすることなく、いつも通り回収作業を始めていた。
「魔石は手に入ったけど、やっぱり肉は難しいな。『レアモンスターの肉料理』っていう話題性はいい着眼点だけど、定期的に仕入れられなきゃ、食用販売は厳しそう……でも、この羽根は綺麗だから売れるかも……」
ブツブツと呟きながら血塗れな羽根を拾う青年に、少年が掠れた声で話し掛ける。
「ル、ルオさんの術属性って……一体、何? 俺、今まで見たことがないんですけど……」
「僕? 僕はただの回復術師だよ」
………………
「は? か、回復術師ーー⁉︎ ルオさんって、四大属性全部持ちなのーー⁉︎」
「まぁね。でも僕の回復術は、どうも規格外らしくて、相手を回復させ過ぎてしまうんだ。細胞を活性化させ、増殖、膨張、破裂させる……だから魔物に向けて放つ、ある意味攻撃魔法だね」
「人間を回復出来ない回復術師って、一部界隈でルオは有名人よ? それより、ねぇねぇ! どうだった? 観光ツアーとしてはアリじゃない? まぁ、最後の仕上げはちょっとした血生臭い花火だと思って……」
「思えるかぁーーっ! どう考えてもウケるわけないだろーー⁉︎ ホラーツアーじゃあるまいし……」
「ホラーか……なるほど。それはそれで、新しい考えでいいかもし……」
「よくないよ! どんな物好きがこんな辺境の地までやって来て、わざわざ恐怖体験希望するんだよーー⁉︎ 却下だよ、却下! はい、やり直し!」
「えぇ〜〜? ダメかぁ……あ〜〜、いけるかと思ったのに……よし、じゃあ次を考えよう!」
「……なんでこれでイケる気がするんだよ⁉︎ 理解できない……っつうか、シャウラさんって……めちゃめちゃポジティブですね」
「あら、ありがとう」
こうして、楽観的な受付嬢・マイペースなチート探索者・しっかり者の少年は、彷徨迷宮に活気を取り戻すべく、共に奮闘していくのであった。
おしまい
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
評価、感想、いいね等、頂けたら幸いです。
ルオは過去作SSに登場しています。もしおヒマでしたら、そちらもどうぞ。




