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カイリ が 仲間になりました!

今年のインフルつんよ(1敗)

相性、高血圧の薬にグレープフルーツとか、ポテサラにベーコンとか。

絶対に混ざり合うことのない、私とエマの相性差。

血をいくら銃弾で散らしても液体だから余裕ですり抜けてくる。

......くそがよぉ、幽霊と光体といい物理攻撃効かないのばっかだ。


GSh-6-30召喚、ヘリに搭載する150kgのガトリング砲。

どんなに重かろうと私はこの銃を反動とデメリットなく遠隔操作できる。

ちなみに一部の人はこれを普通に持って使う。なんなら片手に一つずつ使う人もいる。うぇ〜恐ロシア、やはり筋肉は全てを解決するらしい。


使用する30mm弾はほとんどのものを貫通粉砕するので雑に発射。

エマは凄まじい速度で逃げ回りながらこちらをチラ見。

こいつはただ逃げているわけじゃない、この逃げが攻撃そのもの。


1番厄介なのは血の触手、振り切るしか対処法がないのが厳しい。

霧による行動封鎖、ノールックで撃ってくる追尾弾。

更には地面に染み込ませた血で作る剣山の罠と爆弾。

更には更には、血に命中すると毒の効果、常時位置バレ。


固有魔法だけでここまで幅を持たせられるのは、ずるい。

いや、普通にずるくねぇか?私の魔法ただの物理攻撃しかできないぞ。

弾丸操作もできるが、生後1ヶ月半に使うにはプライドがダメージを受ける。


だがそんなことを言っている余裕はない、使わせてもらう。

『ターゲット』弾丸が思い描いた軌道を描くように調整する。


これを使えば弾丸に弾丸を当てて弾き、狙った場所に当てることができる。

使っている私もまったく仕組みがわからない。

使う弾丸は不活性弾、命中周辺の魔力を一時的に消す。


エマのずるいポイント9、貫通させると一瞬で回復する。

普通に撃っても効果が薄い、だから強化状態を剥がしてぶち込む。


アサルトライフル20発、周辺を漂う血の塊を避けてエマに向かう。

私の初見殺しに流石のエマも対応できず、5発しか命中しない。

だが突然強化が切れたエマは前方向に、ド派手に転んで回り回る。


「ツァーリ・プーシュカ!」


追撃に大砲の皇帝を召喚、史上2番目に口径がでかい銃。今回は盾採用。

その大きさ脅威の89センチ、盾が使えないこの状況のために仕込んできた盾代わりのでかい筒。大砲の皇帝なんて大層な名前はあるが、普通に撃つ機能が備わっていない、見せ掛けだけのでかい筒。


だがしかし、役に立たないからこそ

雑に扱っても心が痛まない!!


セムテックスを塗って、サイズ収縮、点火。勢いをつけてエマにぶっ飛ぶ。

やっていることはロードローラーそのもの、このまま轢き潰す。


エマは確かに手数の多さと銃弾への対応力、人に対する攻撃力は高い。

だが弱点として、突発的な爆発力を持っていないこともわかった。

ツァーリ・プーシュカの全長は5メートル、サイズも1メートルほどにして空気抵抗も減らした。そしてヒットする直前に大きさを解除すれば、ご想像お任せする。


「やばいと思ったらとりあえず殴って破壊する!!」


つぐっ、いつもトコナ先輩が言ってたやつだ。

あの人が絡んでくると嫌な予感しかしない。

そしてまぁ、案の定と。


「さっき作った新技!『瑪瑙・圧死(スロンバースト)!』


花火のように朱く綺麗な爆発に一瞬気を取られる。

今のが新技、何をしたかは知らないがかなり高威力。

かなりの厚さがある大砲側面を破壊、その上こちら側に転がってきた。


ツァーリ・プシューカを収容、その奥から直線で突っ込んでくるエマ。

さっきの筋肉先輩に30秒で負けていたやつとは思えねぇ。

この異常な成長速度はどっからきているんだよ。


しかしっ!!


「私が体術をできないと思ったら大正解!超絶怒涛の苦手だぁ〜!」


自分の魔法の弾丸に自分が当たったら普通にダメージを受ける。

私に格闘しながら銃を操作できる脳みその余裕はない。


ナガンリボルバーをクイックドロウ、血球の隙間を縫い命中。

僅かにできた隙に全兵装の照準を合わせる。


「すぅ......はぁ、血で分身作れちゃうのかよ〜」

「やってみた、できた!」

「できるなできるな、もうちょい苦労しろ」

「でも近くで見たら結構気持ち悪いよ」

「ほはっ、確かに瞳孔がキメェ。なんだこれお前」


私の負けだな、気持ちのいい負けだ。

序盤に不意打ちで片足潰れていたが、悔いのない楽しい戦いだった。

満足できる充実感ある戦いだった。


「形だけでも自己紹介しとく。古堂カイリだ、よろしく」

「うん、そして僕は猫又エマ!会いたかったよカイリちゃん!」

「そいつは嬉しいが、スイミとモエから聞いた情報は捨ててくれよ?どうせ碌なこと吹き込んでないだろうしな」

「あぁやっぱりそうだよね。学校の屋上に住み着いている(本当)とかメイド服が大好き(本当)とか、あの2人はすぐ適当なこと言うから分かっちゃうよ」

「その通り、信じるなよ、あいつらの言葉を」


こいつはヤベェ、レイサ先輩以上の匂いがぷんぷんするぜぇ!

こんな天然ピュア野郎には出会ったことがねぇほどに

環境がこいつを悪魔に仕立て上げたが、そいつは違う。

こいつは生まれついての天使だ!


そんなことより腰に下げたボタンを押す。遠くから聞こえる爆発音聞いて一安心。交流戦は学年対抗戦だ、別に最後の1人になるまで戦わなくていい。

だが1対1をしたかった私は序盤に2年生を縛り上げて、c4を仕掛けておいた。

それを脱落させた今、この交流祭は終わりを迎える。


「エマ、メノンから説明は聞いているな?バンドを外した後、エマはトコナ先輩とメノンと合流だ。そのままワールズアコード狩りに参加するんだ」

「カイリちゃんは?」

「別行で狩りだ。どっかで合流すると思う」


嘘、レイサ先輩含む行方不明者の捜索に行く。

最悪死んでいる可能性もあり、動揺を防ぐためエマには知らせない。


そして3言4言喋って流れ解散、エマは合流地点に向かった。

私の方もこの後流れるテロ対策対応警戒アラートの前に、CATと合流しないと。

腕に巻いたバンドを外して保管庫に捨てる。

保管庫をゴミ箱代わりにする人はモテないってスマホで見てから捨てづらくなった、というのは余計な話であり。


私は右手から強く地面に倒れ込む。予期しない事態に手首を痛めてしまった。

軽い違和感、軽い、左足が軽い。私は確認してみた。

案の定エマに攻撃されて破壊判定になった足が、切れ目から血を流して消えている。エマが悪いような言い方だ、お詫びして訂正する。


CAT派遣、他の参加した1年もおそらく巻き込まれている。

脱出装置への細工、この装置をつけた者同士が攻撃をしてもダメージは装置に向かうという代物。原理は肉体の上に同じ肉体のイメージを重ねているとかだったはず。


今から再び装着しても失った左腕が模倣されるだけで意味がない。

敵の狙いはなんだ、なぜこんなことをする。

もしこの細工が1年全員の物にされているなら、それはエマを狙ったものになる。

しかしエマにはあの回復力があり、ダメージを与える意味がない。

ダメージを与えるとしたらメンタル、心。


引きずる足に銃を巻きつけ、浮遊させて歩行機能を回復。

動きづらいが近接線をする気は最初からない。私には銃があるから


「私の友達に手ェ出したやつはどこだぁ!」

「天は人の上に人を造らず 人の下にお前を作ったっていう言葉があるだろ?」

「うん、ないけどね」

「そのお前がモエっていう諸説もあるだろ?」

「ないよ!!」

「......いえい」

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