貝殻
貝の吐息で
小魚の呼吸で
海藻の片隅へ
愛したくても
欠片がいたい
貝の身ような柔肌
抱きしめたら傷つけそうだね
貝の溜め息で
小魚の心拍で
海藻の住処へ
愛したくても
欠片がいたい
横をみるとたいやき君が釣られていった
夜の街灯、点滅が光る路上で
あの子とやっと涼しくなってきたね
嬉しいねと夜風を感じて
あんこを食べながら笑いあったんだよ
その微笑みを思い浮かべながら、
貝の身ような軟な心はまた
貝殻を閉じてゆきましたとさ
ぷくぷくぷく
貝の吐息で
小魚の呼吸で
海藻の片隅へ
愛したくても
欠片がいたい
貝の身ような柔肌
抱きしめたら傷つけそうだね
貝の溜め息で
小魚の心拍で
海藻の住処へ
愛したくても
欠片がいたい
横をみるとたいやき君が釣られていった
夜の街灯、点滅が光る路上で
あの子とやっと涼しくなってきたね
嬉しいねと夜風を感じて
あんこを食べながら笑いあったんだよ
その微笑みを思い浮かべながら、
貝の身ような軟な心はまた
貝殻を閉じてゆきましたとさ
ぷくぷくぷく
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