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紫式部日記 舞夢訳  作者: 舞夢
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五節は二十日に参る。

五節は二十日に参る。侍従の宰相に舞姫の装束などつかはす。右の宰相中将の五節にかづら申されたる、つかはすついでに、筥一よろひに薫物入れて、心葉、梅の枝をして、いどみきこえたり。


※五節:五節の舞姫。大嘗会と新嘗会に行われる少女の舞。宮中行事。11月の中旬に行われる。行事は4日間。4日目の豊明節会で舞う。公卿から2人(大嘗会の時は3人)、受領から2人の舞姫を出す。


五節の舞姫は11月20日に内裏に参入します。中宮様は侍従の宰相に舞姫の装束などをお下しになられます。また、右の宰相の中将が舞姫のために日陰葛をお願いされたので、お下しになられます。その際に箱一対に薫物を入れて造花の梅の花を添えて風情を競い合うようにしてお下しになられました。

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